「愛犬の目の周りが茶色く変色してしまった……」「毎日拭いても涙やけがキレイにならない」そんな悩みを抱えている飼い主さんは少なくありません。涙やけはトイプードルやマルチーズ、ポメラニアンなどの小型犬に特に多く見られる悩みです。実は、涙やけが気になる犬のフード選びでは「何を食べているか」が大きなポイントになります。
涙やけの原因はさまざまですが、フードに含まれる原材料の質や添加物が体の巡りに影響し、涙の量や質に関わっているケースは多いとされています。毎日の食事を見直すことは、愛犬のコンディションを整えるうえで欠かせない第一歩です。この記事では、涙やけが気になる犬のフード選びのポイントと、おすすめのドッグフード7選をご紹介します。

この記事でわかること
・涙やけが起こる主な原因とフードとの関係
・涙やけが気になる犬のフード選び 4つのポイント
・おすすめドッグフード7選の特徴と比較
・フードを切り替えるときの注意点
・日常の目元ケアのコツ

涙やけが気になる犬のフード選び 4つのポイント
涙やけが気になる愛犬のフードを選ぶ際は、原材料の質と成分構成をしっかり確認することが大切です。フードの質が体のコンディションに直結するため、以下の4つのポイントを意識して選びましょう。どれか1つだけでなく、総合的にバランスの取れたフードを見つけることが理想です。
良質なタンパク質が主原料のフードを選ぶ
ドッグフード選びで最も重視したいのが、タンパク質の質です。新鮮な肉や魚を主原料とし、肉副産物や肉粉を使用していないフードを選びましょう。質の低いタンパク質は消化の負担になりやすく、体の巡りに影響を及ぼす可能性があります。ヒューマングレードの原材料を使用したフードであれば、原材料の品質に一定の安心感があります。
チキン・ラム・サーモンなど、どのタンパク源を主原料としているかを確認することも大切です。愛犬の体質に合ったタンパク源を選ぶことで、食事からくる体への負担を減らすことにつながります。特定のタンパク源に敏感な犬の場合は、単一タンパク源のフードを試してみるのも1つの方法です。
グレインフリー(穀物不使用)のフードを検討する
小麦やトウモロコシなどの穀物は、犬によっては体の負担になることがあります。グレインフリーのフードを選ぶことで、穀物由来の体への負担を避けることができます。特に小型犬は体が小さい分、食事内容の影響を受けやすい傾向があるため、グレインフリーのフードは涙やけが気になる犬のフード選びで有力な選択肢の1つです。
ただし、すべての犬にグレインフリーが最適というわけではありません。穀物が問題ではない犬もいるため、フードを切り替えて愛犬の様子を観察しながら判断しましょう。玄米やオートミールなど消化しやすい穀物であれば問題ないケースもあります。
着色料・香料不使用のフードを選ぶ
着色料や香料などの人工添加物は、犬の体にとって不要な成分です。これらの成分が体内に蓄積すると、体の巡りに影響を及ぼす可能性が指摘されています。着色料・香料不使用のフードを選ぶことで、不要な添加物の摂取を減らすことができます。
フードのパッケージに記載されている原材料表をしっかり確認しましょう。「赤色○号」「青色○号」などの着色料名がある場合は避けることをおすすめします。自然由来の酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物など)を使用しているフードであれば、より安心です。
オメガ3脂肪酸を含むフードを選ぶ
サーモンオイルや亜麻仁油に含まれるオメガ3脂肪酸は、犬の健康コンディションを保つうえで注目されている栄養素です。特にEPAやDHAは、体の健やかさを維持するために役立つとされています。魚を原材料に含むフードであれば、自然な形でオメガ3脂肪酸を摂取できます。
サーモンを主原料としたフードや、サーモンオイルが配合されているフードを選ぶとよいでしょう。ただし、魚に敏感な体質の犬もいるため、初めて魚系のフードを与える場合は少量から始めて愛犬の様子を観察することが大切です。

涙やけが気になる犬におすすめのドッグフード 比較一覧表
今回ご紹介する7つのドッグフードを比較表にまとめました。主原料・グレインフリー対応・タンパク質含有量・対象犬種を一覧で確認できます。愛犬の体質やライフスタイルに合ったフードを選ぶ参考にしてください。
| 商品名 | 主原料 | グレインフリー | タンパク質 | 対象 |
|---|---|---|---|---|
| モグワン | チキン&サーモン | ○ | 27%以上 | 全犬種・全年齢 |
| カナガン チキン | 放し飼いチキン | ○ | 29%以上 | 全犬種・全年齢 |
| アランズナチュラル | ラム | ○ | 19.25%以上 | 全犬種・全年齢 |
| エッセンシャル | 魚(サーモン・トラウト等) | ○ | 27%以上 | 全犬種・1歳以上 |
| ペロリコ アレカット | ターキー | ○ | 22%以上 | 全犬種・全年齢 |
| このこのごはん | 鶏ささみ・鹿肉・まぐろ | ×(大麦・玄米使用) | 21.3%以上 | 小型犬向け |
| ネルソンズ | チキン | ○ | 28%以上 | 中〜大型犬向け |
涙やけが気になる犬におすすめのドッグフード7選
1. モグワンドッグフード
モグワンは、チキンとサーモンの2つの動物性タンパク源を使用したグレインフリーのドッグフードです。動物性原材料が56%を占め、ヒューマングレードの食品工場から仕入れた肉・魚を使用しています(※乾燥原材料等はペットフード用に生産されたものを使用)。サーモンに含まれるオメガ3脂肪酸を自然な形で摂取できるのが特徴です。レティシアンドッグフード売上No.1(※2025年12月現在)で、累計販売個数は600万個を突破しています(※2016年8月〜2025年9月)。
着色料・香料不使用で、小型犬でも食べやすい小粒設計です。ユーザーアンケートでは89%が「食いつきが良い」と回答しており(※822名、2021年8〜9月調べ)、偏食気味の犬にも試しやすいフードです。総合栄養食の基準を満たしているため、毎日のごはんとして安心して与えられます。

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 主原料 | 放し飼いチキン生肉、生サーモン |
| 動物性原材料 | 56% |
| タンパク質 | 27%以上 |
| 脂質 | 10%以上 |
| グレインフリー | ○ |
| 対象年齢 | 全年齢対応 |
| 原産国 | イギリス(FEDIAF基準クリア工場) |
モグワンのメリット
・動物性タンパク源50%以上で食べごたえがある
・サーモン配合でオメガ3脂肪酸を自然に摂取できる
・ヒューマングレードの原材料を使用
・着色料・香料不使用
・総合栄養食で毎日の主食として使える
モグワンのデメリット
・通販限定で店舗購入ができない
・チキンに敏感な犬には不向き
・開封後は早めに使い切る必要がある
2. カナガンドッグフード チキン
カナガンは、放し飼いチキンを主原料とした高タンパクのグレインフリードッグフードです。45ヵ国で展開されており(※2022年9月現在)、累計販売数は700万個を突破しています(※2016年1月〜2025年9月、カナガンブランド通算)。生産者が英国王室エリザベス女王から表彰を受けた実績(※The Queen’s Award 2017)があり、品質へのこだわりが評価されているブランドです。
着色料・香料不使用、遺伝子組み換え原材料不使用で、FEDIAF基準をクリアした工場で生産されています。高タンパクで食いつきの良さに定評があるフードのため、食が細い犬や好き嫌いのある犬にも試しやすい設計です。全犬種・全年齢対応のため、多頭飼いの家庭にも便利です。

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 主原料 | 放し飼いチキン生肉 |
| タンパク質 | 29%以上 |
| 脂質 | 15%以上 |
| グレインフリー | ○ |
| 対象年齢 | 全年齢対応 |
| 原産国 | イギリス(FEDIAF基準クリア工場) |
カナガンのメリット
・放し飼いチキン使用で高タンパク
・グレインフリーで穀物由来の負担を避けられる
・着色料・香料・遺伝子組み換え原材料不使用
・食いつきの良さに定評がある
・全犬種・全年齢対応
カナガンのデメリット
・脂質がやや高めのため体重管理が必要な犬は給餌量に注意
・チキンに敏感な犬には不向き
・通販限定で店舗購入ができない
3. アランズナチュラルドッグフード
アランズナチュラルは、ラムを主原料としたグレインフリーのドッグフードです。原材料がわずか9種類とシンプルな構成で、チキンや牛肉に敏感な犬にも配慮されています。ラムは犬にとって比較的珍しいタンパク源のため、チキンベースのフードで体のコンディションが気になる犬のフード見直しにおすすめです。
着色料・香料不使用で、自然に近い素材だけで作られています。FEDIAF基準をクリアした工場で生産されており、品質管理の面でも安心です。原材料がシンプルなため、どの食材が愛犬に合っているかを見極めやすいのも魅力の1つです。タンパク質は19.25%以上とやや控えめなので、活動量が少ない犬やシニア犬にも向いています。

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 主原料 | ラム(40%以上) |
| タンパク質 | 19.25%以上 |
| 脂質 | 11%以上 |
| グレインフリー | ○ |
| 原材料数 | 9種類 |
| 対象年齢 | 全年齢対応 |
| 原産国 | イギリス(FEDIAF基準クリア工場) |
アランズナチュラルのメリット
・原材料9種類のシンプル構成で体への負担が少ない
・ラム主原料でチキンに敏感な犬に配慮
・グレインフリーで穀物由来の負担を避けられる
・着色料・香料不使用
・原材料がシンプルなので体質との相性を見極めやすい
アランズナチュラルのデメリット
・タンパク質がやや控えめで活発な犬には物足りない場合がある
・ラムに敏感な犬には不向き
・通販限定で店舗購入ができない
4. エッセンシャルドッグフード
エッセンシャルは、魚を主原料としたチキン不使用のグレインフリードッグフードです。サーモン・トラウト・ニシン・白身魚など複数の魚を使用しており、動物性タンパク源の77%が魚由来となっています。チキンや牛肉に敏感な犬のフード選びにおいて、魚ベースのフードは有力な選択肢です。
魚に豊富に含まれるオメガ3脂肪酸(EPA・DHA)を自然な形で摂取できるのが大きな特徴です。着色料・香料不使用、遺伝子組み換え原材料不使用で、FEDIAF基準をクリアした工場で生産されています。1歳以上の成犬が対象のため、子犬には使用できない点には注意が必要です。

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 主原料 | サーモン・トラウト・ニシン・白身魚 |
| タンパク質 | 27%以上 |
| 脂質 | 14%以上 |
| グレインフリー | ○ |
| チキン不使用 | ○ |
| 対象年齢 | 1歳以上 |
| 原産国 | イギリス(FEDIAF基準クリア工場) |
エッセンシャルのメリット
・魚主原料でオメガ3脂肪酸を自然に摂取できる
・チキン不使用でチキンに敏感な犬にも対応
・グレインフリーで穀物由来の負担を避けられる
・着色料・香料・遺伝子組み換え原材料不使用
エッセンシャルのデメリット
・子犬には使用できない(1歳以上が対象)
・魚に敏感な犬には不向き
・独特の魚の香りがあるため好みが分かれる場合がある
5. ペロリコドッグフード アレカット
ペロリコ アレカットは、ターキーを主原料とした単一動物性タンパク源のグレインフリードッグフードです。チキン・牛肉・ラム・魚など主要なタンパク源に敏感な犬のために開発されたフードで、動物性タンパク源をターキーのみに絞ることで、体への負担に配慮しています。
HDP(高消化性タンパク質)を採用しており、消化の良さにもこだわっています。着色料・香料不使用で、FEDIAF基準をクリアした工場で生産されています。涙やけが気になる犬の中でも、特にどのタンパク源が合うのか絞り込みたい場合に、ターキー単一のこのフードは体質との相性を見極めるうえで役立ちます。

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 主原料 | ターキー(生肉・乾燥) |
| タンパク質 | 22%以上 |
| 脂質 | 12%以上 |
| グレインフリー | ○ |
| 単一タンパク | ○(ターキーのみ) |
| 対象年齢 | 全年齢対応 |
| 原産国 | イギリス(FEDIAF基準クリア工場) |
ペロリコ アレカットのメリット
・ターキー単一タンパクで体質を見極めやすい
・チキン・牛肉・ラム・魚に敏感な犬にも対応
・HDP(高消化性タンパク質)採用で消化に配慮
・グレインフリーで穀物由来の負担を避けられる
・着色料・香料不使用
ペロリコ アレカットのデメリット
・タンパク源がターキーのみのため、ターキーに敏感な犬には使えない
・通販限定で店舗購入ができない
・他のレティシアン製品と比べて知名度がやや低い
6. このこのごはん
このこのごはんは、国産の鶏ささみ・鹿肉・まぐろを使用した小型犬向けのドッグフードです。国内製造にこだわり、人間も食べられる品質の原材料を使用しています。乳酸菌が配合されており、おなかの環境に配慮した設計が特徴です。小粒サイズで超小型犬でも食べやすい形状になっています。
グレインフリーではなく大麦・玄米を使用していますが、小麦は不使用です。着色料・香料不使用で、オイルコーティングもされていないため、フードの酸化が気になる飼い主さんにも好まれています。定期コースは初回3,278円(税込)で15%OFF、送料無料で始められます。定期コースは1回で停止・休止が可能なため、お試ししやすい仕組みです。

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 主原料 | 鶏ささみ・鹿肉・まぐろ |
| タンパク質 | 21.3%以上 |
| 脂質 | 8.2%以上 |
| グレインフリー | ×(大麦・玄米使用、小麦不使用) |
| 対象 | 小型犬向け(1kg) |
| 製造国 | 日本 |
このこのごはんのメリット
・国産原材料・国内製造で安心感がある
・小型犬向けの小粒設計
・乳酸菌配合でおなかの環境に配慮
・着色料・香料不使用、オイルコーティングなし
・定期コースは1回で停止・休止可能
このこのごはんのデメリット
・グレインフリーではないため穀物が気になる犬には注意
・中〜大型犬には向かない(1kg入りのみ)
・通販限定で店舗購入ができない
7. ネルソンズドッグフード
ネルソンズは、チキン50%以上を配合した中〜大型犬に適したグレインフリーのドッグフードです。イギリスのトップブリーダーが開発したフードで、大きめの三角粒(約1cm)が特徴です。中〜大型犬の涙やけが気になる飼い主さんにとって、大きめ粒でしっかり噛めるフードは食事の満足感にもつながります。
着色料・香料不使用、遺伝子組み換え原材料不使用で、FEDIAF基準をクリアした工場で生産されています。5kgサイズのほか、大型犬用の10kgサイズもあり、大型犬の飼い主さんにはコストパフォーマンスの面でもメリットがあります。グレインフリーかつ高タンパクで、活発な中〜大型犬の日々のコンディション維持をサポートします。

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 主原料 | チキン(50%以上) |
| タンパク質 | 28%以上 |
| 脂質 | 12%以上 |
| グレインフリー | ○ |
| 粒サイズ | 三角粒 約1cm(大型犬用は約1.5cm) |
| 対象 | 中〜大型犬向け |
| 原産国 | イギリス(FEDIAF基準クリア工場) |
ネルソンズのメリット
・チキン50%以上配合で高タンパク
・中〜大型犬に適した大きめ三角粒
・グレインフリーで穀物由来の負担を避けられる
・着色料・香料・遺伝子組み換え原材料不使用
・5kg・10kgサイズでコストパフォーマンスが良い
ネルソンズのデメリット
・小型犬には粒が大きすぎる場合がある
・チキンに敏感な犬には不向き
・通販限定で店舗購入ができない
迷ったらコレ!タイプ別おすすめフード
7つのフードをご紹介しましたが、「結局どれを選べばいいの?」と迷ってしまう方のために、愛犬のタイプ別におすすめをまとめました。愛犬の体質や好みに合わせて選ぶことが、フード選びで最も大切なポイントです。
| こんな愛犬には | おすすめフード | 理由 |
|---|---|---|
| 初めてフードを見直す方 | モグワン | チキン&サーモンのバランスが良く、食いつきの評判も高い |
| チキンに敏感な犬 | エッセンシャル | 魚主原料でチキン不使用。オメガ3も豊富 |
| できるだけシンプルな原材料がいい | アランズナチュラル | 原材料わずか9種類でシンプル構成 |
| 複数のタンパク源が気になる犬 | ペロリコ アレカット | ターキー単一タンパクで体質を見極めやすい |
| 国産フードにこだわりたい方 | このこのごはん | 国産原材料・国内製造で小型犬向け設計 |
| 中〜大型犬 | ネルソンズ | 大きめ粒で食べごたえがあり、5kg・10kgでコスパも良い |
どのフードを選ぶにしても、切り替えは1〜2週間かけて徐々に行いましょう。急な切り替えはお腹の調子を崩す原因になります。最初の3日間は新しいフードを25%混ぜるところから始め、少しずつ割合を増やしていくのが基本です。
フード切り替え時の注意点
せっかく良質なフードを選んでも、切り替え方を間違えると逆効果になることがあります。愛犬の体に負担をかけずにスムーズに移行するために、以下のポイントを押さえておきましょう。
段階的に切り替える
ステップ1:1〜3日目
新しいフードを25%、これまでのフードを75%の割合で混ぜて与えます。食いつきやうんちの状態を観察しましょう。
ステップ2:4〜7日目
新しいフードを50%に増やします。おなかの調子が安定していれば問題ありません。軟便が見られる場合は、前の割合に戻して様子を見ましょう。
ステップ3:8〜14日目
新しいフードを75%→100%と徐々に増やし、完全に切り替えます。最低でも1〜2週間かけて切り替えるのが基本です。
観察すべきポイント
フードを切り替えた後は、愛犬の状態をしっかり観察することが大切です。以下のポイントを毎日チェックしましょう。うんちの状態は体のコンディションを示す最もわかりやすい指標です。硬すぎず柔らかすぎない、適度な硬さのうんちが理想です。涙の量や目元の状態の変化が現れるまでには時間がかかるため、焦らず継続して観察しましょう。
| チェック項目 | 確認ポイント |
|---|---|
| うんちの状態 | 硬さ・色・量に大きな変化がないか |
| 食いつき | 喜んで食べているか、残していないか |
| 涙の量 | 以前と比べて涙の量に変化があるか |
| 目元の状態 | 目元の茶色い着色に変化があるか |
| 毛並み | 毛のツヤやハリに変化があるか |
| 元気・活力 | 普段と変わらず元気に過ごしているか |
こんな場合はかかりつけの獣医師に相談しましょう
・下痢や嘔吐が2日以上続く場合
・食欲がまったくなくなった場合
・涙の量が急激に増えた場合
・目元の赤みや腫れが見られる場合
・元気がなくぐったりしている場合
日常の目元ケアも合わせて行おう
フードの見直しと合わせて、日常的な目元ケアを行うことが涙やけ対策では大切です。食事だけですべてが解決するわけではなく、毎日のこまめなケアとフードの見直しの両方を続けることが、愛犬のコンディションを保つカギになります。
毎日のケアとして、ぬるま湯で湿らせたコットンやガーゼで目元を優しく拭き取る習慣をつけましょう。目元の毛が長い犬種は、定期的にカットして涙が溜まりにくい状態を保つことも重要です。こすりすぎると逆に刺激になってしまうため、優しく押さえるようにして汚れを取り除きましょう。
十分な水分補給も意識してください。水をあまり飲まない犬には、ドライフードにぬるま湯を少量かけて与えるなどの工夫も有効です。散歩などの適度な運動も体の巡りを保つために役立ちます。それでも涙やけがひどくなる場合は、動物病院で涙管の詰まりなど物理的な原因がないかを確認してもらうことをおすすめします。

よくある質問
Q. フードを変えてから涙やけの変化が見られるまで、どのくらいかかりますか?
A. 個体差がありますが、一般的に2〜3ヶ月程度で変化を感じる飼い主さんが多いです。体の中から入れ替わるには時間がかかるため、最低でも3ヶ月は同じフードを継続して様子を見ることをおすすめします。1ヶ月程度で変化が現れる場合もあります。
Q. グレインフリーのフードは涙やけが気になる犬に向いていますか?
A. 穀物が体の負担になっている犬には、グレインフリーが合う場合があります。ただし、すべての犬に穀物が負担になるわけではなく、肉類が原因のケースもあります。フードを切り替えて愛犬の様子を観察しながら判断するのが大切です。
Q. チキンに敏感な犬にはどのフードがおすすめですか?
A. エッセンシャル(魚主原料)やアランズナチュラル(ラム主原料)、ペロリコ アレカット(ターキー主原料)がチキン不使用のフードです。どのタンパク源が合うかは犬によって異なるため、1つずつ試して様子を見ることをおすすめします。
Q. フードの切り替えで下痢をしてしまいました。どうすればいいですか?
A. まず新しいフードの割合を減らし、前のフードの割合を増やしてください。1〜2日間は前のフードのみに戻し、おなかが落ち着いてからゆっくり再チャレンジしましょう。2日以上下痢が続く場合は獣医師に相談してください。
Q. フードだけで涙やけは良くなりますか?
A. フードの見直しは涙やけ対策の大切な一歩ですが、毎日の目元ケアや水分補給と合わせて取り組むことが大切です。涙管の詰まりなど物理的な原因がある場合は、動物病院での処置が必要なこともあります。フードの見直し+日常ケア+必要に応じた獣医師への相談が、トータルでの対策になります。
Q. 子犬の涙やけにもフードの見直しは有効ですか?
A. 子犬の場合、成長に伴って涙やけが落ち着くケースも多いです。ただし、フードの質が体のコンディションに関わっているのは子犬も同じです。全年齢対応のフード(モグワン・カナガン・アランズナチュラル・ペロリコ アレカットなど)であれば、子犬にも安心して与えられます。
まとめ
この記事のポイント
・涙やけが気になる犬のフード選びでは、良質なタンパク質・グレインフリー・着色料香料不使用・オメガ3脂肪酸の4つがポイント
・チキンに敏感な犬には、魚(エッセンシャル)・ラム(アランズナチュラル)・ターキー(ペロリコ アレカット)ベースのフードが選択肢
・フードの切り替えは1〜2週間かけて段階的に行うのが基本
・変化が見られるまで2〜3ヶ月はかかるため、焦らず継続することが大切
・フードの見直し+毎日の目元ケア+必要に応じた獣医師への相談がトータルでの涙やけ対策
愛犬の涙やけは、毎日のフード選びと日常ケアの積み重ねで対策していくものです。この記事で紹介した7つのフードはそれぞれ特徴が異なるため、愛犬の体質やライフスタイルに合ったものを選んでみてください。まずは1つのフードを3ヶ月継続して試し、愛犬の変化をしっかり観察することから始めましょう。
参考文献・出典
・環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」
・一般社団法人ペットフード協会「ペットフードの安全性と品質に関する情報」
・FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)「Nutritional Guidelines for Complete and Complementary Pet Food for Cats and Dogs」
