「チワワに合うドッグフードはどれ?」「小さい体だからこそ、フード選びで失敗したくない」――そんな悩みを抱える飼い主さんは少なくありません。チワワは体重1.5~3kgほどの超小型犬で、1粒あたりの栄養密度がそのまま体調に直結します。粒の大きさが合わなければ食べ残し、カロリーが高すぎれば肥満、タンパク質が不足すれば被毛のパサつき。小さな体だからこそ「何を選ぶか」が大きな差を生む犬種です。
筆者の愛犬まめ(マルプー・3歳)も超小型犬カテゴリ。実際に10種類以上のフードを試し、粒サイズ・食いつき・体調変化を記録してきた経験から、チワワの飼い主さんにとって本当に役立つ情報をお伝えします。この記事では、チワワの体質に合ったフード選びのポイントと、実際に評価の高いおすすめフード5選を比較しながら詳しく解説していきます。
この記事でわかること
・チワワの体質に合うフード選び3つのポイント(粒サイズ・カロリー・タンパク質)
・おすすめドッグフード5選の栄養比較と特徴
・年齢別(子犬・成犬・シニア)の選び方の違い
・食べムラ・食べ残しへの対処法
・フード切り替え時の注意点
チワワ向けドッグフードの選び方|3つのポイント

チワワのフード選びでは「粒サイズ」「カロリー密度」「タンパク質の質」の3つを押さえることが重要です。超小型犬ならではの体質を理解した上で選ぶことで、食いつきの改善や体調維持につながります。市販のフードは種類が多すぎて迷いがちですが、この3点を基準にすれば候補をかなり絞り込めます。
小粒サイズ(7~10mm)で食べやすさを確保する
チェックポイント
チワワの口は非常に小さく、直径12mm以上の粒は噛み砕きにくい傾向があります。直径7~10mm程度の小粒タイプを選ぶと、しっかり噛んで食べられるため消化にも良い影響があります。大粒を丸飲みしてしまうと、嘔吐や消化不良の原因になることがあります。ドーナツ型や薄型など、形状にも注目してみてください。
100gあたり350~380kcalの適正カロリー
チェックポイント
チワワの1日の必要カロリーは体重2kgで約130kcal、3kgで約180kcal程度です。少量で必要なエネルギーを摂れるよう、100gあたり350~380kcal程度のフードが適しています。低カロリーすぎると量が増えて胃に負担がかかり、高カロリーすぎると肥満リスクが高まります。チワワは低血糖を起こしやすい犬種でもあるため、適正カロリーの維持は特に重要です。
動物性タンパク質が主原料のフードを選ぶ
チェックポイント
チワワの筋肉量を維持し、美しい被毛を保つには良質な動物性タンパク質が25%以上含まれているフードを選びましょう。原材料欄の最初にチキンやサーモンなどの動物性食材が記載されていることが目安です。植物性タンパク質メインのフードはアミノ酸バランスが偏りやすく、チワワのような超小型犬には不向きです。
チワワにおすすめのドッグフード比較表

| 商品名 | 主原料 | タンパク質 | カロリー(100g) | 粒サイズ | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| モグワン | チキン・サーモン | 27%以上 | 361.5kcal | 約8mm | 動物性原材料56% |
| このこのごはん | 鶏肉(ささみ・レバー) | 21.3%以上 | 343kcal | 約7mm | 小型犬向け設計 |
| カナガン チキン | チキン | 29%以上 | 376kcal | 約10mm | グレインフリー |
| エッセンシャル | 魚類(サーモン・トラウト等) | 27%以上 | 約358kcal | 約9mm | お肉不使用の魚メイン |
| アランズナチュラル | ラム肉 | 19.25%以上 | 342kcal | 約8mm | 自然素材9種のみ |
チワワにおすすめのドッグフード5選

モグワンドッグフード
モグワンはチキンとサーモンを主原料に、動物性原材料を56%配合した総合栄養食です。ヒューマングレードの食材を使用しており、着色料・香料不使用で作られています。粒サイズは直径約8mmのドーナツ型で、チワワの小さな口でも噛みやすい設計になっています。FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)基準をクリアした工場で生産されており、品質管理体制も信頼できます。
タンパク質は27%以上、カロリーは361.5kcal/100gとチワワに適した数値です。チキンとサーモンの2種類の動物性タンパク源を組み合わせることで、アミノ酸バランスが整っています。ユーザーアンケートでは89%が「食いつきが良い」と回答しており(822名対象・2021年8~9月調査)、食べムラの多いチワワにとって心強い実績です。レティシアンドッグフード売上No.1(2025年12月現在)という販売実績もあります。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 主原料 | 放し飼いチキン生肉、生サーモン |
| タンパク質 | 27%以上 |
| 脂質 | 10%以上 |
| カロリー | 361.5kcal/100g |
| 内容量 | 1.8kg |
| 原産国 | イギリス |
メリット
・動物性原材料56%で栄養価が高い
・ドーナツ型小粒(約8mm)でチワワが食べやすい
・ヒューマングレードの食材使用(※乾燥原材料はペットフード用)
・着色料・香料不使用
・累計販売600万個以上の実績(2016年8月~2025年9月)
デメリット
・市販店舗での取り扱いがなく通販のみ
・開封後は早めに使い切る必要がある(1.8kg入り)
・チキン・サーモンにアレルギーがある犬には不向き
このこのごはん
このこのごはんは小型犬のために開発された国産ドッグフードです。鶏肉(ささみ・レバー)を主原料に、鹿肉やまぐろといった複数のタンパク源をバランスよく配合しています。直径約7mmの超小粒設計で、チワワをはじめとする超小型犬の食べやすさに徹底的にこだわっています。
カロリーは343kcal/100gとやや控えめで、室内飼いが多く運動量が少なめのチワワにとって太りにくい設計です。乳酸菌が配合されており、お腹の健康維持もサポートします。着色料・香料不使用で、原材料はすべて人間が食べられるグレードの食材を使用しています。定期コースは1回で停止・休止可能なので、まず試してみたいという飼い主さんにも始めやすい仕組みです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 主原料 | 鶏肉(ささみ・レバー)、鹿肉、まぐろ |
| タンパク質 | 21.3%以上 |
| 脂質 | 7.6%以上 |
| カロリー | 343kcal/100g |
| 内容量 | 1kg |
| 原産国 | 日本 |
メリット
・超小粒(約7mm)で超小型犬に最適
・国産原材料中心で安心感がある
・低脂質(7.6%)で太りにくい
・乳酸菌配合でお腹の健康をサポート
・定期コースは1回で停止・休止可能
デメリット
・1kg入りのみで多頭飼いにはコスト高
・タンパク質がやや控えめ(21.3%)
・通販限定で店頭購入ができない
カナガンドッグフード チキン
カナガンはグレインフリー(穀物不使用)のプレミアムドッグフードで、チキンを主原料に動物性タンパク質を豊富に含んでいます。イギリスの工場で製造され、FEDIAF基準をクリアした品質管理体制のもと生産されています。45ヵ国で展開されており(2022年9月現在)、累計販売数は700万個を突破しています(2016年1月~2025年9月・カナガンブランド通算)。
タンパク質は29%以上と高めで、成長期の子犬や活動量の多いチワワに適しています。粒サイズは約10mmとやや大きめですが、薄型で割れやすい形状のため、小さなチワワでも食べられます。着色料・香料不使用、遺伝子組み換え原材料不使用と、安全面にも配慮されています。生産者が英国王室エリザベス女王より表彰を受けた実績もあります(The Queen’s Award 2017)。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 主原料 | チキン生肉、乾燥チキン |
| タンパク質 | 29%以上 |
| 脂質 | 15%以上 |
| カロリー | 376kcal/100g |
| 内容量 | 2kg |
| 原産国 | イギリス |
メリット
・グレインフリーで穀物アレルギーの犬にも対応
・高タンパク(29%以上)で筋肉量の維持に適している
・着色料・香料・遺伝子組み換え原材料不使用
・FEDIAF基準クリア工場で生産
・45ヵ国で展開、累計700万個の実績
デメリット
・粒サイズ(約10mm)がチワワにはやや大きめ
・カロリーが376kcalと高めで室内犬は量の調整が必要
・チキンアレルギーの犬には不向き
エッセンシャルドッグフード
エッセンシャルはお肉を一切使わず、魚を主原料にしたドッグフードです。サーモン、トラウト、ニシン、白身魚など複数の魚類を原料としており、チキンや牛肉にアレルギーのあるチワワに適した選択肢です。穀物不使用のグレインフリー設計で、着色料・香料も不使用です。
魚由来のタンパク質は消化しやすく、お腹がデリケートなチワワにも向いています。オメガ3脂肪酸が豊富に含まれるため、被毛のツヤを保つ栄養補給としても期待できます。粒サイズは約9mmで、チワワの口にフィットするサイズです。カロリーは約358kcal/100gとバランスの取れた数値で、体重管理もしやすい設計になっています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 主原料 | サーモン、トラウト、ニシン、白身魚 |
| タンパク質 | 27%以上 |
| 脂質 | 14%以上 |
| カロリー | 約358kcal/100g |
| 内容量 | 1.8kg |
| 原産国 | イギリス |
メリット
・お肉アレルギーの犬に対応できる魚メイン設計
・オメガ3脂肪酸が豊富で被毛の健康維持に
・グレインフリー・着色料・香料不使用
・適度な粒サイズ(約9mm)
デメリット
・魚の香りが強く、好みが分かれる場合がある
・魚アレルギーの犬には使用できない
・通販限定で店頭購入ができない
アランズナチュラルドッグフード
アランズナチュラルは自然素材わずか9種類だけで作られた、シンプル設計のドッグフードです。主原料は放し飼いのラム肉で、チキンにアレルギーがある犬にも対応できます。原材料が少ないぶんアレルゲンの特定がしやすく、食物アレルギーが気になるチワワの飼い主さんに支持されています。
カロリーは342kcal/100gと控えめで、体重管理がしやすい設計です。グレインフリーで着色料・香料も不使用。粒サイズは約8mmと小粒で、チワワでも問題なく食べられます。タンパク質は19.25%とやや低めですが、活動量が少なめの室内飼いのチワワであれば十分な数値です。「余計なものを入れない」というコンセプトが明確なフードで、シンプルなフードを好む飼い主さんにおすすめです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 主原料 | ラム肉 |
| タンパク質 | 19.25%以上 |
| 脂質 | 11%以上 |
| カロリー | 342kcal/100g |
| 内容量 | 2kg |
| 原産国 | イギリス |
メリット
・原材料わずか9種でアレルゲン特定がしやすい
・ラム肉メインでチキンアレルギーの犬に対応
・グレインフリー・着色料・香料不使用
・低カロリーで体重管理がしやすい
デメリット
・タンパク質が19.25%とやや低め
・ラム肉の香りに慣れが必要な犬もいる
・通販限定で店頭購入ができない
迷ったらコレ!タイプ別おすすめ

5つのフードを紹介しましたが、どれを選べばいいか迷ってしまう方へ、タイプ別に最適なフードをまとめました。愛犬の体質・アレルギーの有無・年齢を最優先に考えて選ぶことが大切です。
初めてプレミアムフードを試すなら → モグワン
食いつきの良さと栄養バランスのどちらも優秀。チキンとサーモンの2種のタンパク源で、偏りのない栄養補給ができます。粒サイズもチワワに最適です。
超小粒で国産にこだわるなら → このこのごはん
直径約7mmの超小粒はチワワの中でも体が小さい子に向いています。低脂質で太りにくく、国産原材料中心の安心感があります。
食物アレルギーが気になるなら → アランズナチュラル
原材料わずか9種のシンプル設計。ラム肉メインでチキンアレルギーにも対応でき、アレルゲンの特定がしやすいフードです。
よくある質問

Q. チワワの1日あたりの適切なフード量は?
体重や年齢、運動量によって異なりますが、体重2kgの成犬で1日40~50g程度が目安です。各フードのパッケージに記載された給与量ガイドを参考に、愛犬の体型を見ながら調整してください。1日2~3回に分けて与えることで、低血糖の予防にもつながります。
Q. チワワがフードを食べ残す場合はどうすればいい?
15分程度で食べ切れなかったフードは片付けることが基本です。出しっぱなしにすると鮮度が落ち、食べムラの原因になります。それでも改善しない場合は、フードをぬるま湯で軽くふやかして香りを立たせる方法も効果的です。トッピングに頼りすぎるとフードだけ食べなくなるため、まずはフード自体の見直しを検討しましょう。
Q. グレインフリーのフードはチワワに必要?
穀物アレルギーが確認されていない限り、必須ではありません。穀物アレルギーの犬にはグレインフリーが適していますが、健康なチワワであれば穀物入りでも問題なく消化できます。アレルギーの有無が不明な場合は、獣医師に相談してアレルギー検査を受けることをおすすめします。
Q. 子犬のチワワにはどのフードが適している?
成長期の子犬にはタンパク質25%以上でカロリーがやや高めのフードを選びましょう。この記事で紹介した中ではカナガン(29%以上・376kcal)やモグワン(27%以上・361.5kcal)が子犬にも対応しています。1日3~4回に分けて与え、低血糖を防ぐことが大切です。
Q. フードの切り替えはどのように進めればいい?
7~10日かけて徐々に新しいフードの割合を増やしていくのが基本です。初日は新フード25%、3~4日目で50%、5~6日目で75%、7日目以降に100%という流れが目安です。急に全量を切り替えると下痢や嘔吐の原因になります。切り替え中は便の状態をよく観察し、軟便が続く場合は切り替えペースを遅くしてください。
まとめ
この記事のまとめ
・チワワのフード選びは「小粒(7~10mm)」「適正カロリー(350~380kcal)」「動物性タンパク質主原料」の3点が基本
・迷ったらモグワン(食いつき・栄養バランス)、超小粒志向ならこのこのごはん、アレルギーが心配ならアランズナチュラルがおすすめ
・フードの切り替えは7~10日かけて徐々に進める
・1日2~3回に分けて与え、低血糖を予防することが大切
・食べ残しは15分で片付け、ダラダラ食いを防ぐ
チワワは体が小さいぶん、フード1粒の影響が大きい犬種です。今回紹介した5つのフードは、いずれもチワワの体質に合った設計がされており、安全面・栄養面で信頼できる製品ばかりです。愛犬の年齢やアレルギーの有無、食の好みに合わせて最適なフードを選び、健康な毎日をサポートしてあげてください。気になるフードがあれば、まずは少量から試して愛犬の反応を見ることをおすすめします。
