愛犬がご飯を食べない…その前に知っておきたいこと
「せっかく買ったドッグフードを全然食べてくれない」「以前は食べていたのに急に食べなくなった」——そんな悩みを抱えている飼い主さんは意外と多くいます。食いつきの悪さは、フードの品質や嗜好性だけでなく、犬の年齢・体質・与え方にも関係しています。
この記事では、食いつきがいいドッグフードの選び方から、おすすめ7製品の比較ランキングまで詳しく解説します。偏食気味の犬や食欲が落ちたシニア犬を持つ飼い主さんに、具体的な選択肢をお届けします。
補足・参考
この記事はいぬまめ編集部が市場調査・成分分析・ユーザーレビューをもとに作成しました。掲載情報は2025年時点のものです。購入前にメーカー公式サイトで最新情報をご確認ください。
犬がドッグフードを食べない原因として考えられる4つの理由
「食いつきがいいフードに替えれば解決」と思いがちですが、まず愛犬がなぜ食べないのかを把握しておくことが大切です。原因によっては、フードの種類よりも与え方や環境を見直すほうが良い結果につながるケースもあります。
理由1:フードの嗜好性が低い
犬は嗅覚が非常に発達しているため、香りの弱いフードや、動物性タンパク質の含有量が少ないフードは食欲をそそりにくい傾向があります。穀物・野菜が主体のフードよりも、鶏・牛・魚などが上位原材料に入っているフードのほうが一般的に嗜好性は高くなります。
理由2:同じフードへの飽き
人間と同じように、犬も同じ味のものを長期間食べ続けると食欲が落ちることがあります。特にグルメな性格の小型犬(トイプードル・マルチーズ等)に多く見られます。ローテーション給食を意識することで、食欲を維持しやすくなります。
理由3:体調不良やストレス
食欲不振が数日続く場合は、消化器系のトラブルや発熱、歯・口腔内の痛みが原因のこともあります。また、引越し・新しい家族の加入・お留守番の増加などの環境変化でストレスを感じると食欲が落ちやすくなります。フードを変える前に体調や生活環境を確認してみましょう。
理由4:おやつや手作り食との比較
おやつや手作り食に慣れている犬は、ドライフードの匂いや食感に魅力を感じにくくなることがあります。おやつを一時的に控え、ドライフードのみを与える期間を設けることで、食いつきが戻るケースも少なくありません。
注意
2日以上ほとんど食べない状態が続く場合、または嘔吐・下痢・元気消失などのサインを伴う場合は、フード変更より先に動物病院への相談をおすすめします。
食いつきがいいドッグフードを選ぶ5つのポイント
食いつきの良さに直結する要素は複数あります。以下の5点を意識してフードを選ぶと、愛犬が「食べてくれる」フードに出会いやすくなります。
ポイント1:動物性タンパク質が主原料になっているか
原材料表示は配合量の多い順に記載されています。「チキン」「ターキー」「サーモン」「ラム」などの具体的な肉・魚名が最初に来ているフードを選びましょう。「チキンミール(鶏肉乾燥物)」も良質なタンパク質源ですが、生肉より水分が少ないため重量表記で見かけ上少なく見えることがあります。
ポイント2:保存料・人工香料の有無を確認する
一部の人工添加物(BHA・BHT・エトキシキン等)は嗜好性を高める目的で使われることもありますが、長期摂取への影響を気にする飼い主さんも増えています。天然由来の保存料(トコフェロール・ローズマリーエキス等)を使用したフードは、安心感と高い嗜好性を両立しやすい選択肢です。
ポイント3:粒の大きさ・形状が犬のサイズに合っているか
小型犬に大粒フードを与えると咀嚼しにくく、食べ残しにつながることがあります。体重5kg以下の犬には直径8mm以下の小粒タイプが適しています。マルプーやトイプードルのオーナーは特に粒サイズを意識して選びましょう。
ポイント4:水分含有量・テクスチャー
ドライフード(水分10%以下)・セミモイスト(水分25〜35%)・ウェットフード(水分75%以上)では嗜好性と食感が大きく異なります。ドライフードの食いつきが悪い場合は、少量のウェットフードや白湯をかけてトッピングするだけで食欲が戻ることがあります。
ポイント5:AAFCOまたはNRC基準を満たす総合栄養食か
嗜好性だけを重視して選ぶと、栄養バランスが偏るリスクがあります。パッケージに「総合栄養食」「AAFCO基準充足」の表示があるフードを選ぶことで、食いつきの良さと栄養の均衡を両立できます。
編集部の一言
「食いつきがいい=おいしい」とは限りません。人工香料や過剰な脂質でパラタビリティ(嗜好性)を高めているフードもあります。成分表示と原材料の両方を必ず確認するクセをつけておきましょう。いぬまめ編集部では原材料の透明性も評価基準に含めています。
食いつきがいいドッグフードおすすめランキング7選
いぬまめ編集部が嗜好性・原材料の質・栄養バランス・価格帯・ユーザーレビュー評価の5軸で7製品を比較しました。偏食犬・小型犬・シニア犬それぞれの視点でも解説しています。
| 順位 | 製品名 | 主原料 | タンパク質 | 粒サイズ | 価格帯(1kg) | 対象犬種 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | モグワン | チキン&サーモン | 28%以上 | 小粒 | 約1,500円 | 全犬種 |
| 2位 | カナガン(チキン) | フリーレンジチキン | 33%以上 | 小粒 | 約2,000円 | 全犬種 |
| 3位 | ネルソンズ プレミアムサーモン | アトランティックサーモン | 26%以上 | 極小粒 | 約1,800円 | 小型犬向き |
| 4位 | オリジン オリジナル | チキン・ターキー・魚 | 38%以上 | 中粒 | 約3,500円 | 中・大型犬向き |
| 5位 | アカナ スモールブリード | フリーレンジチキン | 31%以上 | 極小粒 | 約2,800円 | 小型犬専用 |
| 6位 | ロイヤルカナン フィット | 鶏肉・豚肉副産物 | 25%以上 | 中粒 | 約900円 | 成犬全般 |
| 7位 | ニュートロ ナチュラルチョイス | チキン | 26%以上 | 小粒 | 約1,000円 | 全犬種 |
※タンパク質・価格帯は2025年時点の公式情報をもとに記載。実際の購入時は最新情報をご確認ください。
1位:モグワン|高嗜好性と国内知名度を両立
モグワンはチキンとサーモンを第1・第2原材料に使用し、動物性原材料が全体の約65%を占める高嗜好性フードです。グレインフリーではなくオーツ麦を含んでいますが、穀物アレルギーが少ない犬には食べやすい食感を提供します。小粒設計で、トイプードル・マルチーズ・チワワなどの小型犬にも与えやすいのが特徴です。
偏食気味の犬にもチャレンジしやすい理由の一つが、初回お試し価格の設定。コスパと嗜好性のバランスで総合1位としました。
2位:カナガン(チキン)|フリーレンジ原料でタンパク質含有量トップクラス
英国ブランドのカナガンはフリーレンジ(平飼い)チキンを主原料とし、タンパク質33%以上と高栄養密度を実現しています。グレインフリー設計でサツマイモ・ジャガイモがエネルギー源となっており、穀物アレルギーが気になる犬にも選びやすいフードです。
香りが強く、食いつきが改善したというレビューが多いのも特徴。ただし高タンパクのため、腎臓に気になる点がある犬は獣医師に相談してから切り替えましょう。
3位:ネルソンズ プレミアムサーモン|魚系フードで食いつきを狙う
サーモンをメイン原料にしたネルソンズは、魚の香りが強く「肉系フードを食べてくれない」犬に試したい一品です。極小粒設計(約7mm)はマルプーやポメラニアンなど超小型犬にぴったりのサイズ感です。DHA・EPAを含む魚由来の脂質を自然に摂取できる点も魅力です。
4位:オリジン オリジナル|原材料の質と嗜好性のプレミアム選択
カナダ発のオリジンは「バイオロジカリー アプロプリエート」コンセプトのもと、タンパク質含有量38%以上を誇る高栄養フードです。フリーレンジチキン・ターキー・野生の魚など多様な動物性原料を使用し、香りの強さは7製品中トップクラス。価格帯は高めですが、他のフードを食べなかった偏食犬でも食べてくれたという声が多くあります。中粒のため、体重6kg以上の中〜大型犬向きです。
5位:アカナ スモールブリード|小型犬専用設計で食べやすさ重視
アカナのスモールブリードは直径6〜7mmの極小粒設計で、小型犬の顎に合わせた咀嚼しやすいテクスチャーが特徴です。フリーレンジチキンを筆頭に、動物性原材料比率60%以上を確保。価格帯は高めですが、粒サイズが合っていなかったことが食いつき悪化の原因だった場合に試してみたい選択肢です。
6位:ロイヤルカナン フィット|信頼の獣医師推奨ブランド
フランス発の大手ブランド、ロイヤルカナンはNRC/AAFCO基準を上回る栄養設計と高い嗜好性でリピーター獲得数が多いフードです。豊富なラインナップで、年齢・犬種・体型別に細かく選べるのが最大の強み。価格帯がリーズナブルで、継続コストを抑えたい飼い主さんに向いています。ただし副産物原料が含まれる点が気になる方は他の選択肢も検討してみてください。
7位:ニュートロ ナチュラルチョイス|シンプル原料で食いつきを確認したい方に
マース社ブランドのニュートロは「限られた厳選素材」をコンセプトに、第1原材料にチキンを使用したシンプルな配合が特徴です。人工着色料・人工香料・人工保存料不使用を謳っており、添加物を気にする飼い主さんにも選ばれています。価格帯も手頃でお試しの最初の一歩としても試しやすいフードです。
7製品の成分・特徴を徹底比較
ランキングで紹介した7製品を成分・設計思想・適した犬のタイプの観点から比較します。購入前の最終チェックにご活用ください。
| 製品名 | グレインフリー | 無添加(人工) | 脂質目安 | 向いている犬のタイプ | 注意点 |
|---|---|---|---|---|---|
| モグワン | ×(オーツ麦含む) | ◎ | 14%前後 | 偏食気味・初めてのプレミアム | 穀物アレルギーの犬は要確認 |
| カナガン | ◎ | ◎ | 18%前後 | 穀物アレルギー・食いつき改善 | 高タンパク・高カロリー注意 |
| ネルソンズ | ◎ | ◎ | 16%前後 | 魚好き・超小型犬 | 魚アレルギー犬は不可 |
| オリジン | ◎ | ◎ | 20%前後 | 強い偏食・中大型犬 | 高カロリー・肥満犬には過多 |
| アカナ スモールブリード | ◎ | ◎ | 17%前後 | 小型犬専用・粒サイズ重視 | 価格が高め |
| ロイヤルカナン フィット | ×(米含む) | △(一部添加物使用) | 14%前後 | コスパ重視・成犬全般 | 副産物原料含む |
| ニュートロ | ×(玄米含む) | ◎ | 15%前後 | シンプル配合希望・入門プレミアム | 嗜好性は上位に劣る場合も |
編集部の一言
グレインフリーは「良い=すべての犬に向く」ではありません。アメリカFDAが2019年にグレインフリーフードと拡張型心筋症の関連を調査した報告が出ており、特定の犬種(ゴールデンレトリバー等)での注意喚起がなされています。小型犬では現時点で大きなリスクは指摘されていませんが、動向を把握しておくことをおすすめします。
犬種・年齢・状況別おすすめフードの選び方
同じ「食いつきが悪い」でも、パピーとシニア犬、小型犬と大型犬では最適解が異なります。愛犬の状況に合わせた選び方をご確認ください。
小型犬(トイプードル・マルプー・チワワ等)の場合
小型犬は顎が小さく、大粒のフードを上手く噛めないことがあります。直径8mm以下の小粒〜極小粒設計のフードを選ぶのが基本です。また代謝が速いためカロリー密度が高めのフードが向いています。おすすめはアカナ スモールブリード・ネルソンズ・モグワンです。
小型犬向けのドッグフード選びについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
小型犬ドッグフードおすすめ
パピー(生後6ヶ月〜1歳)の場合
成長期のパピーは成犬より多くのタンパク質・カルシウム・DHA等の栄養素が必要です。「パピー用」または「全年齢対応(All Life Stages)」と表示されたフードを選びましょう。嗜好性が高く柔らかめのフードはパピーが食べやすく、カナガン・モグワンはAll Life Stages対応のためパピー期から使えます。
シニア犬(7歳以上)の場合
シニア犬は嗅覚・味覚の衰えから食欲が落ちやすくなります。香りが強いウェットフードをトッピングしたり、ドライフードにぬるま湯をかけて香りを引き立てる方法が食欲を引き出すのに役立ちます。また腎臓・関節のサポートを考えたシニア向け処方フードへの切り替えも選択肢の一つです。
消化器が弱い犬・お腹を壊しやすい犬の場合
食いつきが良くても消化不良を起こすフードは合いません。低脂質(脂質12%以下)・消化しやすい原材料(白米・ポテト・チキン)を使ったフードがおすすめです。急なフード変更を避け、7〜10日かけて少しずつ新しいフードに切り替える「移行期間」を必ず設けてください。
アレルギー体質の犬の場合
食物アレルギーが疑われる犬は、除去食試験で原因食材を特定してからフードを選ぶ必要があります。アレルゲンになりやすい食材はチキン・牛肉・小麦・乳製品・大豆などです。ラム・ダック・カンガルー・イノシシ等これまで食べたことのない「新規タンパク質」を使ったフードが選択肢となります。必ず獣医師に相談のうえ試してください。
| 犬の状況 | 重視すべき点 | おすすめ製品 | 避けたほうがよいもの |
|---|---|---|---|
| 小型犬・超小型犬 | 極小粒・高カロリー密度 | アカナ スモールブリード・ネルソンズ | 大粒・低カロリー設計 |
| パピー(成長期) | 高タンパク・DHA・All Life Stages表示 | カナガン・モグワン | シニア専用・低タンパク |
| シニア犬(7歳以上) | 香りの強さ・軟らかテクスチャー | ウェットトッピング+ドライ・ニュートロシニア | 高脂質・高カロリー過多 |
| 消化器が弱い犬 | 低脂質・消化しやすい原料 | ニュートロ・ロイヤルカナン消化器サポート | 高脂質・グレインフリー急変更 |
| 食物アレルギー | 新規タンパク質・シングルプロテイン | 獣医師に相談後選択 | 複数タンパク質混合・小麦使用 |
食いつきを上げるための3つの与え方の工夫
良いフードを選んでも、与え方次第で食いつきは変わります。フードを変える前に試せる工夫を3つ紹介します。
工夫1:トッピングで香りと嗜好性をプラス
ドライフードの上に少量のウェットフード・ゆでたチキン(塩・調味料なし)・缶詰のまぐろ(食塩無添加)などをトッピングすると、嗅覚への刺激が増して食欲を引き出しやすくなります。トッピングは1日の給与カロリーの10%以内を目安にして、栄養バランスが崩れないよう量を管理してください。
工夫2:ぬるま湯でふやかして香りを引き出す
ドライフードに40℃程度のぬるま湯を少量かけてふやかすと、香りが立って食いつきが上がることがあります。特にシニア犬・歯が弱い犬・食欲が落ちたときに有効な方法です。時間が経つと雑菌が繁殖しやすくなるため、食べ残しは20分を目安に片づけましょう。
工夫3:給与時間と量を見直す
1日2〜3回の規則正しいタイミングで与え、食べ残したら20分程度で片づける「時間を決めた給与」を実践すると、適度な空腹感を作れます。おやつを与える時間帯と食事時間が近いと食欲が落ちるため、おやつは食後または食事の2時間以上前に限定するのが理想です。
編集部の一言
「食べなければ別のものを」という対応を繰り返すと、犬が「待てばもっといいものが来る」と学習して偏食が加速することがあります。根気強く同じフードを続けながら、与え方や温度・香りを工夫するほうが長期的には好ましい結果が期待できます。
国産・無添加フードと食いつきの関係
「国産だから安全」「無添加だから食いつきが良い」という誤解を持つ飼い主さんも多いですが、これらは必ずしも直接の因果関係があるわけではありません。
国産フードの特徴と注意点
国産ドッグフードは原材料の産地表示義務があり、トレーサビリティ(原材料の追跡可能性)が比較的高い傾向があります。一方で海外プレミアムブランドに比べて動物性タンパク質の比率が低めのものも多く、嗜好性の面では一部劣ることがあります。
国産・無添加のドッグフードについてより詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
国産・無添加ドッグフード
無添加フードが食いつきに与える影響
人工香料不使用のフードは「食いつきが落ちる」と思われがちですが、動物性原材料の含有量が多ければ、天然の香りだけで十分に高い嗜好性を実現できます。今回ランキングで紹介したモグワン・カナガン・ネルソンズはすべて人工香料不使用でありながら食いつきへの評価が高い製品です。
フード切り替え時に知っておくべき3つの注意点
新しいフードに切り替える際に失敗しないための注意点をまとめます。
注意1:7〜10日かけて段階的に移行する
急なフード変更は消化器への負担になりやすく、下痢・嘔吐を起こすことがあります。旧フード:新フード=9:1から始め、毎日少しずつ新フードの割合を増やしていきましょう。
・1〜2日目: 旧90% / 新10%
・3〜4日目: 旧75% / 新25%
・5〜6日目: 旧50% / 新50%
・7〜8日目: 旧25% / 新75%
・9〜10日目: 新100%
注意2:同時期に複数のフードを試さない
「食べないからすぐ別のフードへ」と頻繁に切り替えると、フードの相性を正確に評価できないだけでなく、消化器への負担も重なります。1つのフードを最低2週間は継続して評価するのが原則です。
注意3:切り替え後も体重と便の状態を確認する
新しいフードに切り替えたら、1〜2週間は便の状態(硬さ・色・回数)と体重の変化を記録しておきましょう。便が柔らかくなったり体重が急減・急増した場合は、フードの量や成分を見直すサインです。
補足・参考
AAFCO(米国飼料検査官協会)は犬のライフステージ別に必要な栄養素の最低基準を定めています。パッケージに「AAFCO基準充足」の表示があるフードは、この基準を満たした総合栄養食として市販が認められたものです。
よくある質問
食いつきがいいドッグフードってどんな特徴がありますか?
食いつきがいいフードの共通点は、動物性タンパク質(チキン・魚・ラム等)が原材料の上位に来ていること、香りが豊かなこと、粒サイズが犬の体格に合っていることの3点です。人工香料を使わなくても、動物性原材料の比率が高ければ自然と嗜好性は上がります。反対に穀物・野菜が主体で動物性タンパク質が少ないフードは嗜好性が低くなりやすい傾向があります。
急にフードを食べなくなったのですが原因は何でしょうか?
急な食欲不振の原因はさまざまです。主なものとして(1)発情期・ホルモン変化、(2)環境の変化によるストレス、(3)歯・口腔内のトラブル、(4)消化器系の不調、(5)同じフードへの飽きが考えられます。2日以上ほとんど食べない、または嘔吐・元気消失・下痢を伴う場合は早めに動物病院への相談をおすすめします。フード変更は体調面の問題がないことを確認してから行いましょう。
ドッグフードの食いつきをよくするための工夫はありますか?
いくつかの方法が役立ちます。(1)40℃のぬるま湯をかけて香りを引き出す、(2)少量のウェットフードや無塩ゆでチキンをトッピングする、(3)決まった時間に与えて食べ残しは20分で片づけ適度な空腹感を作る、(4)おやつと食事時間を2時間以上空ける——これらを組み合わせると食いつきが改善されるケースが多くあります。フードを変える前に与え方の見直しを試してみてください。
グレインフリーのフードは食いつきがよくなりますか?
グレインフリーだから必ずしも食いつきが良くなるわけではありません。食いつきに大きく影響するのは「穀物の有無」より「動物性タンパク質の量と種類」です。グレインフリーでも野菜・豆類が多いフードより、穀物を含んでいても動物性タンパク質が豊富なフードのほうが嗜好性が高いケースもあります。グレインフリーは主に穀物アレルギーのある犬に向いた選択です。
トイプードルやマルプーが食べやすいフードの条件は?
トイプードルやマルプーなどの超小型犬には、直径6〜8mm以下の小粒〜極小粒フードが適しています。大粒のフードは咀嚼しにくく食いつきが落ちる原因になります。また代謝が高いため、カロリー密度の高い小型犬専用設計フードが向いています。アカナ スモールブリードやネルソンズ プレミアムサーモンのように小型犬専用を謳う製品を選ぶと粒サイズのミスマッチを避けやすくなります。
フードのローテーション(複数のフードを交互に与える)はしていいですか?
ローテーションは偏食防止や多様な栄養素摂取の面でメリットがある一方、消化器が敏感な犬では切り替えのたびに負担をかける可能性があります。ローテーションを行う場合は、各フードへの移行を7〜10日かけて段階的に行い、毎回便の状態と食欲の変化を確認しましょう。消化器が弱い犬は、1種類のフードを長期継続するほうが安定することが多いです。
食いつきの良いドッグフードで価格帯が手頃なものはありますか?
今回のランキングの中では、ロイヤルカナン フィット(1kg約900円)とニュートロ ナチュラルチョイス(1kg約1,000円)が比較的手頃な価格帯です。特にロイヤルカナンは嗜好性の高さと獣医師推奨の実績が多く、コストを抑えながら食いつきを改善したい方の最初の選択肢としておすすめです。プレミアムフードはお試し少量パックを購入して嗜好性を確認してから大容量に移行すると、無駄を減らせます。
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まとめ|愛犬の食いつきに合ったフード選びで毎日の食事を楽しみに
食いつきが悪い原因はフードの嗜好性だけでなく、体調・ストレス・与え方など複数の要因が絡み合っています。まず体調面の問題がないことを確認した上で、フードの選び方や与え方を見直してみましょう。
この記事のまとめ
・食いつきが悪い原因は「フードの嗜好性」「飽き」「体調不良」「おやつとの比較」の4つが主要因
・動物性タンパク質が主原料・粒サイズが体格に合っている・AAFCOまたは総合栄養食表示の3点を選び方の基本とする
・ランキング1位はモグワン(高嗜好性・コスパ・小粒設計)、2位はカナガン(高タンパク・グレインフリー)
・小型犬には極小粒対応のアカナ スモールブリード・ネルソンズがおすすめ
・フード切り替えは7〜10日かけて段階的に行い、便・体重の変化を確認する
・ぬるま湯でふやかす・少量のトッピングなど与え方の工夫でも食いつきは改善しやすい
・2日以上食べない・嘔吐下痢を伴う場合は動物病院に相談することを最優先に
いぬまめ編集部では、引き続き犬の食事・栄養に関する情報を発信していきます。愛犬のごはんタイムが毎日楽しみになるフードと与え方を、ぜひ見つけてみてください。
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