アランズナチュラルドッグフードとは?ブランドの特徴を整理する
アランズナチュラルドッグフードは、ニュージーランド発のペットフードブランドです。創業者のアラン氏が「自分のペットに本当に良いものを」という思いから立ち上げたブランドで、ニュージーランド産の自然放牧羊肉(ラム)を主要たんぱく源として使用している点が最大の特徴です。日本では健康志向の飼い主さんを中心に支持を集めており、ペットショップやオンラインショップで取り扱いが拡大しています。
ブランドコンセプトは「できるだけ自然に近い素材を、できるだけシンプルに」。着色料・香料不使用、人工人工保存料不使用を徹底し、穀物を使わないグレインフリー設計を採用しています。原材料リストを見ると、肉類が最上位に記載されており、肉の割合を重視した配合になっていることが確認できます。
日本の代理店を通じて輸入・販売されており、品質管理の面でも現地の製造基準に加え、輸入時の検品が行われています。パッケージはジッパー付きの袋で、開封後の鮮度を保ちやすい設計になっている点も、毎日使うフードとしては嬉しいポイントです。
原材料・成分を詳しくチェック|何が入っていて何が入っていないか
フードを選ぶ際に最も重要なのが、原材料と成分値の確認です。アランズナチュラルドッグフードは複数のラインナップを展開していますが、ここでは看板商品である「ラム&ライス」タイプを中心に見ていきます。なお、同ブランドのグレインフリーラインはライスも使用しないレシピになっています。
主要原材料の特徴
原材料の筆頭にはラム(子羊肉)が記載されており、ニュージーランドの広大な牧草地で自然放牧された羊の肉を使用しているため、ホルモン剤や抗生物質の使用が法律で制限された環境で育てられています。ラムは牛肉や鶏肉と比べてアレルゲンになりにくいとされており、食物アレルギーに敏感なゴールデン・レトリーバーやシェットランド・シープドッグの飼い主さんからも注目されています。
ライスタイプの場合は、ラム肉のほかにライス(玄米)が主な炭水化物源として配合されています。玄米は白米に比べて食物繊維が豊富で、腸内環境のサポートが期待できます。一方でグレインフリーラインにはライスの代わりにサツマイモやエンドウ豆が使われており、穀物アレルギーの犬にも対応した設計です。ただしグレインフリーフードとDCMの関連性については米FDAが調査を続けており、獣医師と相談の上で選ぶことを強くおすすめします。
使用していない成分・添加物について
アランズナチュラルドッグフードが「不使用」としているものを整理すると、着色料・香料不使用、人工人工保存料不使用、肉骨粉不使用、遺伝子組み換え原材料不使用が挙げられます。肉骨粉は低コストなたんぱく源として広く使われますが、品質のばらつきが大きいため、使用しないブランドは品質意識が高いと評価されることが多いです。
保存にはトコフェロール(ビタミンEの一種)などの天然由来成分が使われています。人工人工保存料不使用である点は評価できますが、その分、開封後はできるだけ早めに使い切ること(目安:1か月以内)が推奨されています。大型犬の場合は大袋でも問題ありませんが、チワワやトイ・プードルなどの小型犬を1頭飼いしている場合は、小袋タイプを選ぶ方が鮮度管理の面で安心です。
実際の口コミ・評判を徹底分析|飼い主さんのリアルな声
購入者レビューや飼い主さんのSNS投稿を調査した結果、アランズナチュラルドッグフードについては好意的な評価が多い一方で、気になる点も散見されました。良い口コミと気になる口コミの両方をバランスよくお伝えします。
良い口コミ:愛犬が喜んで食べてくれる・皮膚や被毛の状態に変化
最も多いポジティブな口コミが「食いつきが良くなった」というものです。とくにラム肉のニオイが独特で香りがあるため、フードへの興味が薄いシニア犬や小食なビーグルでも完食するようになった、という声が複数確認されました。食欲が落ちた高齢のダックスフンドへのフード選びに悩んでいた飼い主さんが、試してみたら残さなくなったというケースも報告されています。
次いで多いのが「皮膚・被毛の状態が気にならなくなった」という声です。ラムはオメガ3・オメガ6脂肪酸のバランスが良いとされており、被毛のツヤが出てきたと感じる飼い主さんもいます。ただし、フードだけでなく日々のケアや環境要因も大きく影響するため、フードを変えれば必ず変化が出るとは言い切れません。あくまで「皮膚・被毛の健康をサポートする素材が含まれている」という理解が正確です。
気になる口コミ:価格・ニオイ・切り替え時の消化
一方で気になる点として最も多く挙げられているのが、価格の高さです。国産の一般的なドライフードと比較すると割高感があり、「続けたいけれどコストが心配」というコメントが多く見られました。また、ラム肉特有のニオイが人間側に好みが分かれるという声もあります。犬は喜んで食べるのに、給与時の香りが気になるというパターンです。
切り替え初期に軟便になったという口コミも一定数ありました。これは原材料や成分配合が大きく変わる際に多くの犬で起こりうる現象で、アランズナチュラル特有の問題ではありません。1〜2週間かけて従来のフードと混ぜながら少しずつ切り替えることで、消化への負担を軽減できます。急に全量変えてしまうと消化器系が対応しきれないため、段階的な移行が鍵になります。
フード切り替え時に注意したいNG行動
・いきなり全量新フードに切り替える:消化不良・軟便・嘔吐の原因になりやすい
・切り替え後も体調変化を見逃す:皮膚の赤み・かゆみ・下痢が続く場合は中断して獣医師に相談
・開封後の長期保存:人工人工保存料不使用のため、開封後の酸化劣化に注意が必要
アランズナチュラルドッグフードの商品ラインナップ
アランズナチュラルドッグフードは、犬のライフステージや体質に合わせて複数のラインを展開しています。主なラインナップをご紹介します。
アランズナチュラルドッグフード ラム&ライス
ブランドの看板商品であり、最も流通量が多いのがこの「ラム&ライス」です。ニュージーランド産ラム肉を主原料とし、炭水化物源に玄米を使用したスタンダードラインです。消化しやすいラム肉と玄米の組み合わせは、消化器が敏感なミニチュア・シュナウザーやキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルにも取り入れやすい設計です。成犬から高齢犬まで幅広いライフステージに対応しています。
粒のサイズは中程度で、トイ・プードルやチワワには少し大きく感じるケースもありますが、ふやかして与えることも可能です。香りはラム特有の風味があり、嗜好性の面では高評価を得ているモデルです。コスパとクオリティのバランスを重視する飼い主さんに選ばれています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 主原料 | ラム(ニュージーランド産)、玄米 |
| 対応ライフステージ | 成犬〜シニア犬(全犬種) |
| グレインフリー | ×(玄米を含む) |
| 人工保存料 | 不使用 |
| 着色料・香料 | 不使用 |
| 原産国 | ニュージーランド |
ラム&ライスのメリット
・ラムは鶏・牛と比較してアレルゲンになりにくい素材
・玄米の食物繊維で腸内環境のサポートが期待できる
・嗜好性が高く、食が細い犬にも受け入れられやすい
・着色料・香料不使用で素材そのものの風味を生かしている
ラム&ライスのデメリット
・ラム肉特有のニオイが人間側の好みに合わないことがある
・グレインフリーではないため穀物アレルギーの犬には不向き
・一般的な国産フードよりコストが高め
アランズナチュラルドッグフード グレインフリー ラム
穀物を一切使用しないグレインフリーラインです。ラム肉のほかにサツマイモ・エンドウ豆を炭水化物源に採用し、穀物に対する食物過敏反応が気になる犬や、よりたんぱく質比率の高い食事を希望する飼い主さんに選ばれています。アトピー体質のウェスト・ハイランド・ホワイト・テリアやシー・ズーの飼い主さんからも問い合わせが多いラインです。
ただし、前述のとおりグレインフリーフードの長期給与については獣医師の間で意見が分かれる部分があります。心臓病(DCMリスク)に関するFDAの調査結果を踏まえ、とくにゴールデン・レトリーバーやラブラドール・レトリーバーなどのリスクが高いとされる犬種に与える場合は、定期的な健康診断とあわせて獣医師に相談しながら使用することをおすすめします。炭水化物源としてエンドウ豆が多量に配合されている製品はとくに注意が必要です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 主原料 | ラム(ニュージーランド産)、サツマイモ、エンドウ豆 |
| 対応ライフステージ | 成犬〜シニア犬(全犬種) |
| グレインフリー | ○(穀物不使用) |
| 人工保存料 | 不使用 |
| 着色料・香料 | 不使用 |
| 原産国 | ニュージーランド |
グレインフリーラムのメリット
・穀物を一切含まないため穀物アレルギーの犬に対応しやすい
・サツマイモ由来の食物繊維と自然な甘みで嗜好性が高い
・たんぱく質比率が高く、筋肉量を維持したい成犬に適している
グレインフリーラムのデメリット
・グレインフリーとDCMの関連性についてFDAが調査中のため注意が必要
・ラム&ライスより価格帯が高くなる傾向がある
・エンドウ豆が多い配合のため、一部の犬では消化に時間がかかる場合がある
給与量の目安と正しい切り替え方
アランズナチュラルドッグフードを初めて試す際に多くの飼い主さんが迷うのが、給与量と切り替えのタイミングです。パッケージ裏面に記載された給与量はあくまで目安であり、愛犬の体重・活動量・年齢・避妊去勢の有無によって適切な量は大きく異なります。与えすぎると肥満につながるため、体重管理は定期的に行いましょう。
体重別の目安給与量
下表はアランズナチュラルドッグフードの標準的な成犬向け給与量の目安です。活動量が多い犬は1〜2割増量、シニア犬や避妊去勢済みで太りやすい犬は1〜2割減量を基本として調整してください。
| 体重 | 1日の目安給与量 | 主な対象犬種例 |
|---|---|---|
| 〜5kg | 50〜90g | チワワ、トイ・プードル |
| 5〜10kg | 90〜145g | ミニチュア・ダックスフンド、シー・ズー |
| 10〜20kg | 145〜235g | 柴犬、ビーグル、コーギー |
| 20〜30kg | 235〜320g | ボーダー・コリー、シベリアン・ハスキー |
| 30kg〜 | 320g〜 | ラブラドール・レトリーバー、ゴールデン・レトリーバー |
フード切り替えステップ
新しいフードへの切り替えは消化器系への負担を最小限にするため、最低7〜10日かけて行うのが基本です。以下のステップに従うと、軟便や消化不良のリスクを下げながら移行できます。
アランズナチュラルはどんな犬・飼い主さんに向いているか
アランズナチュラルドッグフードがとくに向いているのは、食物過敏反応が気になる犬や、着色料・香料不使用・人工人工保存料不使用にこだわりたい飼い主さんです。ラムという素材は一般的なフードに使われる鶏肉・牛肉と異なるたんぱく源であるため、既存のフードでかゆみや皮膚の赤みが気になり始めた犬の「新規たんぱく源」として獣医師に勧められるケースもあります(ただし、必ず獣医師の指示のもとで試すようにしてください)。
一方で、コストを最優先に考えている飼い主さんや、愛犬がラム肉の風味を好まないケース、またグレインフリーラインを選ぶ場合にDCMリスクを懸念している方には慎重な判断が求められます。愛犬の体質・持病・かかりつけ医の意見を総合的に考慮した上で選ぶことが、長期的な健康管理につながります。
よくある質問(FAQ)
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まとめ
アランズナチュラルドッグフードは、素材の産地・品質へのこだわりが明確で、着色料・香料不使用・人工人工保存料不使用という方針を一貫して守っているブランドです。とくに「鶏肉・牛肉以外のたんぱく源を試したい」「自然素材に近いフードに切り替えたい」と考えている飼い主さんにとって、候補に入れる価値は十分あります。ただし、どんなフードも万能ではなく、愛犬の体質・年齢・健康状態によって合う・合わないがあります。まずは小袋で試してみて、愛犬の食いつきや体調の変化を観察しながら継続するかどうか判断するのが最もおすすめの進め方です。
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