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狂犬病ワクチンの費用・時期・副作用を徹底解説|2026年最新ガイド

2026 6/21
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犬の健康・病気
2026/06/21
狂犬病ワクチンの費用・時期・副作用を徹底解説|2026年最新ガイド

愛犬を迎えてまず気になるのが、狂犬病ワクチンの接種ではないでしょうか。「いつ打てばいいの?」「費用はどれくらい?」「副作用が心配……」と、初めての飼い主さんほど不安が募るものです。狂犬病ワクチンは日本の法律で接種が義務づけられていますが、その理由や手続き、注意点まで正しく理解している方は意外と少ないかもしれません。この記事では、いぬまめ編集部が2026年最新の情報をもとに、狂犬病ワクチンの費用相場・接種時期・副作用・義務の有無を整理してお伝えします。毎年の手続きをスムーズに済ませるコツもまとめました。

目次

狂犬病ワクチンが義務である3つの理由

まず押さえておきたいのが、なぜ狂犬病ワクチンが法律で義務づけられているのかという点です。任意のワクチンとは扱いが異なり、接種しないと罰則の対象になる可能性もあります。

理由1:狂犬病予防法による法的義務

日本では「狂犬病予防法」によって、生後91日以上のすべての犬に対し、年1回の狂犬病ワクチン接種が義務づけられています。これは飼い主の責任であり、接種を怠ると20万円以下の罰金が科される可能性があります。室内飼いの小型犬であっても例外ではありません。

理由2:致死率が極めて高い人獣共通感染症だから

狂犬病は犬だけでなく人にも感染する人獣共通感染症で、発症するとほぼ100%命に関わるとされています。日本国内では長く清浄国の状態が保たれていますが、海外では今も多くの死亡例が報告されています。水際対策の一環として、国内の犬への集団的なワクチン接種が重要な意味を持つのです。

理由3:日本の「清浄国」ステータスを守るため

日本は世界でも数少ない狂犬病清浄国のひとつです。この状態を維持するには、国内の犬の高い接種率が欠かせません。一頭一頭の接種が、社会全体の安全を支える仕組みになっています。「うちの子は外に出ないから」という考えではなく、地域全体で守る意識が大切です。

補足・参考

狂犬病予防法および接種義務の詳細は、厚生労働省や各自治体の公式サイトで確認できます。引っ越しや海外渡航の際は、最新の自治体情報を必ずチェックしましょう。

狂犬病ワクチンの費用相場を比較

狂犬病ワクチンには、ワクチン代のほかに「登録料」や「注射済票交付手数料」が加わります。接種する場所によって総額が変わるため、内訳を把握しておきましょう。

接種場所による費用の違い

狂犬病ワクチンは、動物病院・自治体の集合注射(春の集団接種)のどちらかで受けられます。一般的な費用相場は以下のとおりです。

項目 動物病院 集合注射
ワクチン代 約3,000〜3,500円 約3,000円前後
注射済票交付手数料 約550円 約550円
新規登録料(初年度のみ) 約3,000円 約3,000円
合計目安(2年目以降) 約3,550〜4,050円 約3,550円前後

金額は自治体や動物病院によって差があります。初年度は登録料が加わるため、トータルで7,000円前後になることを想定しておくと安心です。

集合注射と動物病院、どちらを選ぶ?

費用面ではほぼ同等ですが、それぞれにメリット・デメリットがあります。下記の比較を参考にしてください。

比較項目 集合注射 動物病院
料金 やや安い傾向 標準的
待ち時間 混雑しやすい 予約で調整可能
健康チェック 簡易的 丁寧に確認
副反応への対応 その場では限定的 すぐ対応可能
他のワクチンとの調整 不可 相談しやすい

持病がある子や初めての接種では、健康状態を細かく確認してもらえる動物病院がおすすめです。元気な成犬で費用を抑えたい場合は集合注射も選択肢になります。

狂犬病ワクチンの接種時期と年間スケジュール

接種の「タイミング」を正しく理解しておくと、打ち忘れを防げます。初回と2回目以降で時期の考え方が異なります。

初回接種は生後91日以降

子犬の場合、狂犬病ワクチンは生後91日(およそ3か月)を過ぎてから接種します。子犬を迎えたら30日以内に市区町村への犬の登録を行い、あわせて初回接種を済ませるのが基本の流れです。

2回目以降は毎年4〜6月が原則

狂犬病ワクチンは年1回の接種が義務です。日本では毎年4月から6月が「狂犬病予防注射期間」と定められており、この時期に集合注射が各地で実施されます。動物病院では年間を通して接種できますが、前回接種からおおむね1年を目安に受けましょう。

編集部の一言

毎年の接種を忘れないコツは、前回の接種月をスマホのカレンダーに繰り返し登録しておくことです。多くの自治体では春先にハガキで通知が届きますが、それより前にリマインドを設定しておくと安心です。

他のワクチンとの接種間隔に注意

混合ワクチンを接種する場合、狂犬病ワクチンとの間隔を空けるよう求められることがあります。一般的には1週間以上空けるのが目安とされますが、判断は獣医師に確認してください。年間の予防スケジュール全体を計画的に組むことが大切です。

狂犬病ワクチンの副作用・副反応で知っておきたい4つのこと

「ワクチンの副作用が怖い」という声は少なくありません。正しく理解しておけば、いざというとき落ち着いて対応できます。

1:接種後によく見られる軽い反応

接種後、一時的に元気がなくなる、食欲が落ちる、接種部位を気にするといった軽い反応が見られることがあります。多くは1〜2日で落ち着きますが、様子をよく観察しましょう。

2:注意したいアレルギー反応

まれにアレルギー反応が起こることがあります。顔の腫れ(ムーンフェイス)、じんましん、嘔吐、下痢などが代表的です。接種後30分〜数時間以内に現れることが多いため、接種当日は安静に過ごし、変化に気づけるようにしておきます。

3:重篤なアナフィラキシーへの備え

ごくまれに、接種直後に呼吸困難や虚脱を伴うアナフィラキシーが起こる場合があります。これは緊急対応が必要な状態です。動物病院で接種すれば、万一の際もすぐに処置を受けられます。集合注射の場合は、接種後しばらく会場周辺で様子を見ると安心です。

4:接種は午前中がおすすめ

副反応の多くは接種後数時間以内に現れます。そのため、午前中に接種しておけば、何かあってもその日のうちに動物病院を受診できます。夕方や週末前の接種は避けたほうが無難です。

注意

接種後に顔の腫れ・繰り返す嘔吐・ぐったりする・呼吸が荒いなどの異変が見られた場合は、すぐにかかりつけの動物病院へ連絡してください。自己判断で様子を見続けず、早めの相談を心がけましょう。

状況別・狂犬病ワクチンの考え方(子犬/シニア/持病あり)

すべての犬に一律ではなく、ライフステージや健康状態によって配慮すべき点があります。状況別に整理しました。

状況 接種の考え方 確認したいこと
子犬(パピー) 生後91日以降に初回接種 登録と同時手続きが基本
成犬 毎年1回を継続 体調の良い日を選ぶ
シニア犬 原則接種は必要 持病の有無を獣医師に相談
持病・投薬中 個別判断が必要 猶予証明の対象か確認

子犬(パピー)の場合

子犬は混合ワクチンのスケジュールと並行するため、狂犬病ワクチンとの順序を計画的に組む必要があります。迎え入れた動物病院で全体の流れを相談しておくとスムーズです。

シニア犬・持病のある子の場合

高齢や持病があると、接種によって体に負担がかかる場合があります。獣医師が「接種が難しい」と判断した場合は、「猶予証明書」を発行してもらうことで、その年の接種を見送れる制度があります。自己判断で接種をやめるのではなく、必ず動物病院で相談してください。

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いぬまめ編集部は獣医師監修の文献・公式データに基づき、本当に役立つ情報だけを厳選してお届けします。

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接種後の手続きと注射済票の5ステップ

狂犬病ワクチンは「打って終わり」ではありません。接種後に手続きを行い、注射済票を受け取ることまでがワンセットです。

ステップ1:市区町村に犬を登録する(初回のみ)

初めて犬を飼う場合、生後91日以降に市区町村への登録が必要です。登録は生涯に一度で、「鑑札」が交付されます。

ステップ2:狂犬病ワクチンを接種する

動物病院または集合注射で接種を受けます。健康状態を確認したうえで接種する流れです。

ステップ3:接種証明書を受け取る

動物病院で接種した場合、「狂犬病予防注射済証明書」が発行されます。集合注射の場合はその場で手続きが完了します。

ステップ4:注射済票の交付を受ける

動物病院で接種した場合は、証明書を持って市区町村の窓口へ行き、注射済票の交付を受けます。最近は動物病院の窓口で代行手続きできる地域も増えています。

ステップ5:鑑札と注射済票を首輪に装着

交付された鑑札と注射済票は、首輪などに付けて携帯するのが原則です。万一の迷子の際にも、身元確認の手がかりになります。

補足・参考

2022年6月以降、ペットショップ等で購入した犬にはマイクロチップの装着が義務化されています。マイクロチップ情報を自治体に登録すると、鑑札の代わりとして扱える「特例制度」を採用する自治体もあります。お住まいの地域の対応を確認しておきましょう。

ワクチン費用を含めた医療費への備え方

狂犬病ワクチンは毎年の固定費ですが、犬を飼ううえでは他にもさまざまな医療費がかかります。年間でどの程度かかるかを把握しておくと、家計の見通しが立てやすくなります。

犬の年間予防費用の目安

項目 年間費用の目安 頻度
狂犬病ワクチン 約3,550円〜 年1回
混合ワクチン 約5,000〜10,000円 年1回
フィラリア予防 約10,000〜15,000円 シーズン中毎月
ノミ・マダニ対策 約10,000〜15,000円 シーズン中毎月
健康診断 約5,000〜15,000円 年1回程度

合計すると、予防だけでも年間3〜5万円ほどかかる計算です。これに突発的な通院や手術が加わると、医療費は一気に膨らみます。あらかじめ計画的に備えておくことが大切です。

ペット保険という選択肢

狂犬病ワクチンや混合ワクチンといった予防費用は保険の対象外ですが、ケガや病気のケア費用はペット保険でカバーできる場合があります。小型犬は高齢になると医療費がかさみやすいため、若いうちから備えを検討する飼い主さんも増えています。フィラリア予防やワクチンスケジュールと合わせて、年間の医療プランとして整理しておくと安心です。

よくある質問

室内飼いの小型犬でも狂犬病ワクチンは必要ですか?
はい、必要です。狂犬病ワクチンは法律で定められた義務であり、室内飼いかどうかや犬種・体格に関係なく、生後91日以上のすべての犬が対象です。マルプーやトイプードルのような小型犬も例外ではありません。
接種を忘れてしまった場合はどうすればいいですか?
気づいた時点でできるだけ早く動物病院で接種を受けてください。集合注射の期間を過ぎても、動物病院では年間を通して接種が可能です。毎年の接種を忘れないよう、前回接種月をカレンダーに登録しておくことをおすすめします。
狂犬病ワクチンと混合ワクチンは同じ日に打てますか?
一般的には間隔を空けることが推奨されます。同日接種を避け、1週間以上空けるよう案内されることが多いですが、判断は犬の状態によって異なります。年間スケジュールを含めてかかりつけの獣医師に相談しましょう。
高齢で持病がある犬でも必ず接種しなければなりませんか?
原則として接種義務はありますが、健康状態によっては獣医師の判断で「猶予証明書」を発行してもらえる場合があります。これにより、その年の接種を見送ることができます。自己判断で中止せず、必ず動物病院で相談してください。
接種後にお風呂や散歩はしても大丈夫ですか?
接種当日は安静に過ごすのが基本です。激しい運動や入浴は避け、副反応が出ないかを観察してください。翌日以降、体調に問題がなければ通常どおりの生活に戻して問題ないことが多いですが、心配な場合は獣医師に確認しましょう。
注射済票をなくしてしまったら再発行できますか?
はい、市区町村の窓口で再交付の手続きができます。手数料は数百円程度です。鑑札・注射済票は迷子の際の身元確認にも役立つため、紛失に気づいたら早めに再発行を申請しましょう。

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  • 犬のワクチン接種スケジュール完全解説
  • フィラリア予防完全ガイド
  • 犬のペット保険は必要?選び方判断基準

まとめ|狂犬病ワクチンは毎年忘れずに、計画的に

この記事のまとめ

・狂犬病ワクチンは生後91日以上の全犬に年1回が義務。室内飼いの小型犬も対象

・費用相場は2年目以降で約3,550円〜、初年度は登録料込みで7,000円前後

・接種は4〜6月が原則。副反応に備えて午前中の接種がおすすめ

・シニア犬や持病がある場合は猶予証明書の対象になることもある

・接種後は注射済票の交付まで済ませ、鑑札とともに携帯する

狂犬病ワクチンは、愛犬と社会の安全を守るための大切な習慣です。毎年の接種を負担に感じるかもしれませんが、スケジュール管理とちょっとした手続きの理解があれば、無理なく続けられます。フィラリア予防や混合ワクチンと合わせて年間の予防プランを立て、計画的に備えていきましょう。いぬまめ編集部は、これからも飼い主さんが安心して愛犬と暮らせる情報をお届けしていきます。

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