「シーズーのフード、何を基準に選べばいいの?」「涙やけがなかなか良くならない…フードを変えたほうがいい?」
ぺちゃっとした顔に豊かな被毛、穏やかで人懐っこい性格のシーズー。飼いやすいと人気の犬種ですが、実はフード選びで悩んでいる飼い主さんがとても多い犬種でもあります。シーズーは涙やけが出やすく、皮膚トラブルを抱えやすい体質を持っています。さらに室内犬として運動量が少なくなりがちで、太りやすい傾向もあるため、毎日の食事管理がとても大切です。
筆者はマルプーの「まめ」と暮らしていますが、同じ小型犬のシーズーを飼う友人から「うちの子に合うフードが見つからない」と相談を受けたのがきっかけで、シーズー向けのフードを徹底的に調べました。この記事では、シーズーの体質に合ったドッグフードの選び方と、おすすめのドッグフード5選を比較紹介します。
この記事でわかること
・シーズーのフード選びで重視すべき3つのポイント
・涙やけ対策としてのフード選びの考え方
・afb提携商品のなかからシーズーに合うフード5選の比較
・迷ったときのおすすめ1選
・シーズーのフードに関するよくある質問と回答
シーズーのドッグフード選びで押さえるべき3つのポイント

シーズーのフード選びでは、この犬種ならではの体質を理解することが大切です。シーズーに多い悩みから逆算した、3つの必須ポイントを解説します。
ポイント1:良質な動物性タンパク源で涙やけに配慮
チェックポイント
・主原料が肉や魚(チキン、サーモン、ラムなど)であること
・動物性タンパク源の配合比率が50%前後あること
・着色料・香料が不使用であること
・消化しやすい原材料が使われていること
シーズーは目が大きく涙管が細いため、涙やけが出やすい犬種として知られています。涙やけの原因はさまざまですが、食事の質が影響しているケースも少なくありません。消化しにくい原材料や添加物が多いフードは、体内の老廃物が増えやすくなり、涙やけにつながる場合があります。
良質な動物性タンパク源を主原料としたフードを選ぶことで、消化の負担を軽くすることが期待できます。主原料欄の最初に「チキン」「サーモン」「ラム」などの具体的な肉・魚の名称が記載されているフードを選びましょう。また、着色料や香料は犬にとって不要な添加物ですので、不使用のものがおすすめです。
ポイント2:オメガ3/6脂肪酸のバランスで皮膚・被毛の健康を保つ
チェックポイント
・サーモンオイルやフィッシュオイルが配合されていること
・オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)の供給源があること
・亜麻仁やサーモンなどオメガ3が豊富な原材料を含むこと
シーズーは長く豊かなダブルコートを持つ犬種で、被毛のお手入れが欠かせません。毛量が多いぶん皮膚が蒸れやすく、皮膚トラブルを起こしやすい体質でもあります。健やかな皮膚と被毛を保つためには、毎日の食事からオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸をバランスよく摂ることが重要です。
サーモンやフィッシュオイルを配合したフードは、オメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。サーモンオイル、亜麻仁、海藻類などが原材料に入っているかチェックしましょう。シーズーの被毛は絡まりやすいので、食事面からもケアしてあげると日々のブラッシングもスムーズになります。
ポイント3:低脂肪・適正カロリーで体重管理
チェックポイント
・脂質が10〜15%程度であること
・カロリーが350〜380kcal/100g程度であること
・食物繊維が適度に含まれていること
シーズーの適正体重はオス・メスともに4.5〜8kg程度です。もともと室内犬として改良された歴史があり、運動量が少なくなりがちな犬種のため、油断するとあっという間に太ってしまいます。肥満になると膝や腰への負担が増え、椎間板ヘルニアや膝蓋骨脱臼のリスクが高まります。
フード選びでは脂質10〜15%、カロリー350〜380kcal/100g程度を目安にしましょう。食物繊維が適度に含まれているフードは腹持ちが良く、食いしん坊のシーズーでも満足感を得やすくなります。サツマイモやエンドウ豆など低GI値の炭水化物が使われているフードもおすすめです。
シーズーにおすすめのドッグフード5選|比較一覧表

上記の3つのポイントをもとに、シーズーにおすすめのドッグフードを5つ厳選しました。すべてafb提携商品のなかから、シーズーの体質に合うものを選んでいます。まずは一覧表で比較してみましょう。
| 商品名 | 主原料 | タンパク質 | 脂質 | カロリー | 特徴 | 参考価格(税込) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| モグワン | チキン&サーモン | 27%以上 | 10%以上 | 361.5kcal | サーモン配合・グレインフリー | 5,456円/1.8kg |
| カナガン チキン | チキン50%以上 | 29%以上 | 15%以上 | 376kcal | 高タンパク・グレインフリー | 5,456円/2kg |
| エッセンシャル | 魚類77.5% | 27%以上 | 14%以上 | 358kcal | お肉不使用・魚メイン | 5,456円/1.8kg |
| アランズナチュラル | ラム肉 | 19.25%以上 | 11%以上 | 342kcal | 原材料9種のみ・低脂肪 | 5,456円/2kg |
| このこのごはん | 鶏ささみ・鹿肉 | 21.3%以上 | 8.2%以上 | 343kcal | 小型犬専用設計・国産 | 3,850円/1kg |
以下、各フードの詳しいレビューをお届けします。
シーズーにおすすめのドッグフード 詳細レビュー

1位:モグワン|涙やけ対策と体重管理を両立したいシーズーに
モグワンは、チキンとサーモンを56.5%配合した高タンパクフードです。脂質10%以上・361.5kcal/100gという数値は、太りやすいシーズーにとって理想的なバランスです。サーモン由来のオメガ3脂肪酸が豊富に含まれており、皮膚と被毛の健康維持をサポートしてくれます。
グレインフリー(穀物不使用)で、着色料・香料も不使用。ヒューマングレードの原材料を使用しています(※食品工場から仕入れた肉・魚を使用。乾燥原材料等はペットフード用に生産されたものを使用)。消化の負担が少ない設計のため、涙やけが気になるシーズーのフードとして最初に検討していただきたい商品です。累計販売個数600万個(※2016年8月〜2025年9月)という実績も安心材料です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 主原料 | チキン&サーモン 56.5% |
| タンパク質 | 27%以上 |
| 脂質 | 10%以上 |
| カロリー | 361.5kcal/100g |
| 粒サイズ | 約8〜12mm(小粒・ドーナツ型) |
| 原産国 | イギリス |
| グレインフリー | ○ |
| 着色料・香料 | 不使用 |
シーズーにおすすめの理由
・サーモン配合でオメガ3脂肪酸が豊富。皮膚・被毛の健康維持に
・脂質10%以上と低脂肪で体重管理しやすい
・小粒ドーナツ型で、短頭種のシーズーでも食べやすい
・着色料・香料不使用で消化に配慮
注意点
・市販フードと比較すると価格はやや高め(1日あたり約200〜250円程度)
・定期購入での割引があるため、単品購入だと割高に感じることも
91%の獣医師が「良い製品」と回答(※2023年2月ペッツアイ調べ、獣医師106名)している点も、品質の裏付けになります。涙やけと体重管理の両方が気になるシーズーには、まずモグワンから試してみることをおすすめします。
2位:カナガン チキン|活発で食いしん坊なシーズーに
カナガンは、チキンを50%以上使用した高タンパクフードです。世界45カ国以上で展開されている実績(※2022年9月現在)があり、累計販売数は700万個を突破しています(※2016年1月〜2025年9月、カナガンブランド通算)。生産者が英国王室エリザベス女王より表彰された工場で製造されており(※The Queen’s Award 2017)、品質面の信頼性は高いフードです。
タンパク質29%以上と高めの配合で、毎日の散歩やおもちゃ遊びが大好きな活発なシーズーの筋肉量維持をサポートします。グレインフリーで、サツマイモやエンドウ豆など低GI値の炭水化物を使用しているため、食後の血糖値が緩やかに上がり、腹持ちの良さにもつながります。着色料・香料不使用、遺伝子組み換え原材料不使用、FEDIAF基準クリア工場で生産と、品質管理の面でも安心です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 主原料 | チキン 50%以上 |
| タンパク質 | 29%以上 |
| 脂質 | 15%以上 |
| カロリー | 376kcal/100g |
| 粒サイズ | 約8〜10mm(小粒・穴あき) |
| 原産国 | イギリス |
| グレインフリー | ○ |
| 着色料・香料 | 不使用 |
シーズーにおすすめの理由
・チキン50%以上の高タンパクで食いつきの良さに定評あり
・2kgで5,456円とモグワンより200g多くコスパが良い
・穴あき小粒で短頭種でも噛みやすい設計
・食物繊維が豊富で満足感を得やすい
注意点
・脂質15%以上・376kcalとやや高カロリーのため、運動量が少ない子は給餌量の調整が必要
・チキンメインのため、鶏肉が合わない犬には不向き
活発で運動好きなシーズーには、高タンパクのカナガンがしっかり栄養を補えます。「うちの子は食が細くて…」という飼い主さんにも、チキンの香りで食いつきが良いと評判のカナガンはおすすめです。
3位:エッセンシャル|チキンが合わないシーズーの選択肢
エッセンシャルは、お肉を一切使わず、魚を77.5%配合したドッグフードです。サーモン、ニシン、マスなど複数の魚種をブレンドしており、チキンや牛肉などのお肉タンパクが合わないシーズーの有力な選択肢になります。
魚メインのフードはオメガ3脂肪酸が非常に豊富です。シーズーの豊かな被毛と皮膚の健康を食事面からサポートしたい方には、エッセンシャルのような魚ベースのフードが適しています。タンパク質27%以上・脂質14%以上・358kcal/100gと栄養バランスも良好で、グレインフリー・着色料・香料不使用です。FEDIAF基準クリア工場で生産されています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 主原料 | 魚類 77.5%(サーモン・ニシン・マス等) |
| タンパク質 | 27%以上 |
| 脂質 | 14%以上 |
| カロリー | 358kcal/100g |
| 原産国 | イギリス |
| グレインフリー | ○ |
| 着色料・香料 | 不使用 |
シーズーにおすすめの理由
・魚77.5%配合でオメガ3脂肪酸がたっぷり。皮膚・被毛ケアに最適
・お肉不使用のため、チキン・牛肉が合わない犬にも対応
・358kcalとカロリー控えめで体重管理しやすい
注意点
・魚の匂いが独特なため、最初は食べ慣れない子もいる
・魚アレルギーがある場合は使用不可
「チキンベースのフードを食べるとお腹の調子がイマイチ…」というシーズーには、魚メインのエッセンシャルを試してみる価値があります。オメガ3脂肪酸の含有量は今回紹介する5商品のなかでトップクラスです。
4位:アランズナチュラルドッグフード|シンプル原材料で敏感なシーズーに
アランズナチュラルドッグフードは、原材料わずか9種類というシンプルさが最大の特徴です。主原料はラム肉で、チキンや魚とは異なるタンパク源を探している飼い主さんに適しています。余計な原材料を極力排除した設計で、食事内容をシンプルに管理したい方にぴったりです。
タンパク質19.25%以上・脂質11%以上・342kcal/100gと、今回紹介する5商品のなかで最もカロリーが低いフードです。太りやすいシーズーの体重管理に向いたスペックといえます。グレインフリーで、着色料・香料不使用。FEDIAF基準クリア工場で生産されています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 主原料 | ラム肉 |
| タンパク質 | 19.25%以上 |
| 脂質 | 11%以上 |
| カロリー | 342kcal/100g |
| 原材料数 | 9種類のみ |
| 原産国 | イギリス |
| グレインフリー | ○ |
| 着色料・香料 | 不使用 |
シーズーにおすすめの理由
・原材料9種のみのシンプル処方で、何を食べているか把握しやすい
・342kcalと低カロリーで体重管理向き
・ラム肉メインで、チキン・魚が合わない犬の選択肢に
・亜麻仁配合でオメガ3脂肪酸も摂取可能
注意点
・タンパク質19.25%はやや低めのため、成長期の子犬や活動量が多い子には物足りない場合も
・ラム肉特有の匂いがあり、好みが分かれることがある
「原材料がシンプルなフードで、まず体質に合うかどうか確かめたい」という飼い主さんには、アランズナチュラルが最適です。原材料が少ないぶん、万が一合わなかった場合に原因を特定しやすいメリットもあります。
5位:このこのごはん|小型犬専用設計で小さなシーズーに
このこのごはんは、小型犬のために開発された国産ドッグフードです。鶏ささみ・鹿肉・まぐろを主原料に、小型犬が必要とする栄養をバランスよく配合しています。定期コース初回3,278円(税込)・送料無料で始められ、1回で停止・休止が可能なので、お試しのハードルが低いのも魅力です。
脂質8.2%以上・343kcal/100gと低脂肪・低カロリーで、体重管理が気になるシーズーにぴったりのスペックです。国産原材料を中心に使用しており、「海外製のフードはちょっと不安…」という飼い主さんにも選びやすいフードです。粒は約7〜8mmの小粒で、小さな口のシーズーでも食べやすいサイズ感に設計されています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 主原料 | 鶏ささみ・鹿肉・まぐろ |
| タンパク質 | 21.3%以上 |
| 脂質 | 8.2%以上 |
| カロリー | 343kcal/100g |
| 粒サイズ | 約7〜8mm |
| 原産国 | 日本 |
| グレインフリー | ×(大麦・玄米使用) |
| 着色料・香料 | 不使用 |
シーズーにおすすめの理由
・小型犬専用設計で、シーズーの体格にフィットした栄養バランス
・脂質8.2%と低脂肪。体重管理を最重視したい飼い主さんに
・国産原材料中心で安心感がある
・定期初回3,278円で試しやすい(1回で停止可能)
注意点
・1kgパックのためコスパは他商品より劣る(2回目以降は2袋6,556円+送料850円)
・グレインフリーではないため、穀物が合わない犬には不向き
「まずはお手頃な価格で試してみたい」「国産のフードがいい」というシーズーの飼い主さんに、このこのごはんは最適な入り口です。定期コースでも1回で停止できるので、気軽に試すことができます。
迷ったらコレ!シーズーに一番おすすめのドッグフード

5つのフードを紹介しましたが、「結局どれがいいの?」と迷ってしまう方も多いと思います。シーズーに最もおすすめしたいのはモグワンです。
その理由は、シーズー特有の悩みに対して最もバランスよく対応できるスペックだからです。サーモン由来のオメガ3脂肪酸で皮膚・被毛の健康を保ちつつ、脂質10%以上・361.5kcalで体重管理も両立。着色料・香料不使用で消化の負担も軽く、涙やけが気になる子にも配慮された内容です。小粒のドーナツ型で短頭種のシーズーでも食べやすく、91%の獣医師が「良い製品」と評価しています(※2023年2月ペッツアイ調べ、獣医師106名)。
ただし、チキンが合わない場合はエッセンシャル(魚メイン)やアランズナチュラル(ラム肉メイン)を、運動量が多い活発な子にはカナガンを、低価格で試したい方にはこのこのごはんを検討してみてください。愛犬の体質やライフスタイルに合わせて選ぶことが、最も大切なポイントです。
シーズーのドッグフードに関するよくある質問
Q. シーズーの1日の給餌量はどのくらい?
A. 体重5kgのシーズーの場合、一般的なフードで1日80〜100g程度が目安です。ただしフードによってカロリーが異なるため、必ず各商品のパッケージに記載された給餌量を参考にしてください。体重の増減を見ながら、2〜3週間ごとに量を微調整するのがおすすめです。
Q. シーズーの涙やけはフードで変わる?
A. 涙やけの原因は涙管の詰まり、目の構造的な問題、食事など複合的です。フードの変更だけで確実に解消できるとは言えませんが、消化しやすい良質なフードに切り替えることで、体内の老廃物が減り、涙やけが落ち着くケースもあります。まずは2〜3ヶ月続けて様子を見てみましょう。改善しない場合は獣医師に相談してください。
Q. シーズーにグレインフリーは必要?
A. 穀物にアレルギーがある場合はグレインフリーが適していますが、すべてのシーズーにグレインフリーが必須というわけではありません。穀物を問題なく消化できる犬も多く、このこのごはんのように大麦・玄米を使った良質なフードもあります。愛犬の体質に合わせて選びましょう。
Q. フードの切り替え方は?
A. 急に全量を切り替えると、お腹の調子を崩すことがあります。7〜10日かけて、現在のフードに新しいフードを少しずつ混ぜながら割合を増やしていく方法がおすすめです。1〜2日目は新フード25%、3〜4日目は50%、5〜6日目は75%、7日目以降に100%を目安に進めましょう。
Q. シーズーのシニア期(7歳以降)のフード選びは?
A. 7歳を過ぎたら、低カロリー・低脂肪のフードへの見直しを検討しましょう。シニア期のシーズーは運動量がさらに減るため、成犬期と同じ量・同じフードでは太りやすくなります。今回紹介したなかでは、アランズナチュラル(342kcal)やこのこのごはん(343kcal)が低カロリーで適しています。
まとめ|シーズーのフード選びは「涙やけ・皮膚・体重管理」の3軸で
この記事のまとめ
・シーズーのフード選びは「良質なタンパク源」「オメガ3/6脂肪酸」「低脂肪・適正カロリー」の3つが軸
・涙やけが気になる場合は、消化しやすく着色料・香料不使用のフードを選ぶ
・迷ったらモグワンがバランス良くおすすめ。チキンが合わなければエッセンシャルやアランズも検討
・フードの切り替えは7〜10日かけて徐々に。急な変更はお腹を壊す原因に
・シニア期に入ったら低カロリーフードへの見直しを
シーズーは見た目の愛らしさとは裏腹に、涙やけや皮膚トラブル、体重管理など食事面での気配りが必要な犬種です。しかし、愛犬の体質に合ったフードを見つけることができれば、毎日の食事がそのまま健康管理につながります。この記事で紹介した5つのフードのなかから、愛犬に合う1つを見つけていただければ幸いです。
参考文献・出典
・FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)栄養ガイドライン
・環境省「ペットフード安全法」関連資料
・各メーカー商品ページおよび成分表示情報