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マルチーズに合うドッグフード選び方【2026年】

2026 3/27
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犬の食事・フード
2026/03/262026/03/27
目次

マルチーズの体質・特性を知ることがフード選びの第一歩

マルチーズは平均体重が2〜4kg程度の超小型犬で、地中海原産の古い歴史を持つ犬種です。活発で遊び好きな性格の割に、消化器系や皮膚・被毛のデリケートさが目立ちます。食事量が少ないだけに、1粒1粒の栄養密度が健康に直結するという点を常に意識しておきましょう。

フードを選ぶ前にまずマルチーズがかかりやすいトラブルを整理しておくと、ラベルを読む視点が変わります。涙やけ・皮膚炎・歯周病・膝蓋骨脱臼・低血糖がとくに多く報告されており、それぞれに対応できる栄養バランスを意識することが大切です。遺伝的な体質は変えられませんが、毎日のフードが症状を和らげるサポートになることは多くの飼い主さんが実感しています。

涙やけが出やすい理由とフードとの関係

マルチーズの涙やけ(目の下の赤茶色の汚れ)は、涙管の構造的な狭さや目のまわりの毛が目に触れやすいことが主因ですが、食品添加物・酸化した油脂・グレイン(穀物)への過敏反応が涙の分泌を増やすケースも少なくありません。とくに人工着色料や合成保存料(BHA・BHTなど)を含むフードに切り替えた後に涙やけが悪化したという事例はよく見られます。フードを変えることで涙やけが改善したという飼い主さんも多いので、まずは添加物の少ないフードに変更することが選び方の基本になります。

涙やけの詳しい原因や対処法については別記事でも解説しています。フード以外の要因(逆さまつ毛・鼻涙管の閉塞など)も確認しながら総合的にアプローチすることが大切です。

皮膚・被毛トラブルとタンパク源の選び方

マルチーズはシングルコートの長毛種で、皮脂のバランスが崩れると脂漏性皮膚炎や痒みが出やすくなります。良質なタンパク質とオメガ3・6脂肪酸のバランスが被毛の艶と皮膚バリアの維持に深く関わっています。タンパク源として鶏・サーモン・七面鳥などの消化しやすい動物性原材料が最初のひとつとして記載されているフードを選ぶと安心です。逆に、小麦・大豆・トウモロコシが上位に並ぶフードはアレルギー反応を起こしやすいマルチーズには不向きなことがあります。

すでに皮膚に炎症や痒みが出ている場合は、フードの見直しと並行して獣医師に相談することをおすすめします。食物アレルギーが疑われる場合は除去食試験が必要になるケースもあり、自己判断だけで解決しようとすると症状が長引くことがあります。

小型犬特有の消化能力とカロリー管理

体重3kg未満のマルチーズは基礎代謝が高く、血糖値の変動も急激になりやすいです。そのため、エネルギー密度が高く、1回あたりの食事量が少量でも必要な栄養が摂れるフードが適しています。一方で肥満になると膝蓋骨脱臼が悪化するリスクもあるため、カロリーオーバーに注意が必要です。粒の小ささも重要な選択基準で、直径8mm以上の粒はマルチーズには噛みにくく、丸飲みによる消化不良につながることがあります。

また、マルチーズは気分屋で偏食傾向が出やすい犬種でもあります。食べムラが気になる場合は、まず健康上の問題(歯痛・消化器疾患など)を除外した上で、嗜好性の高いフードや食事環境の改善を試みるとよいでしょう。

マルチーズのドッグフード選びで見るべき5つのポイント

スーパーやペットショップには数百種類のドッグフードが並んでいますが、マルチーズに絞ると選択基準が明確になります。以下の5点をラベルや公式サイトで確認する習慣をつけると、フード選びの迷いがぐっと減ります。

①原材料の1番目は必ず動物性タンパク質

ドッグフードの原材料は重量が多い順に記載されています。「チキン」「サーモン」「ラム」など具体的な動物性タンパク質が先頭にあるフードが理想的です。「チキンミール(鶏肉粉)」はタンパク質濃度が高く悪くはありませんが、「副産物(by-product)」が先頭に来るものは品質がばらつきやすいため避けるのが無難です。マルチーズの消化機能に優しいのは、生肉や鮮肉が主原料のフードとされています。

1種類のタンパク源に絞ったシングルプロテインのフードは、アレルゲンを特定しやすいメリットもあります。皮膚や涙やけのトラブルが続いている場合は、過去に食べたことのないタンパク源(ダックやカンガルーなど)を選ぶ除去食的アプローチも有効です。

②人工添加物・合成保存料が不使用であること

BHA・BHT・エトキシキン・人工着色料は犬の健康に悪影響を与える可能性が指摘されており、とくに敏感なマルチーズでは避けたい成分です。ビタミンCやビタミンEなどの天然保存料を使用しているフードが安心です。パッケージ裏面の原材料欄を見て、「ミックストコフェロール(天然ビタミンE)」「ローズマリーエキス」などが書いてあれば合格です。

一方、完全無添加を謳う製品の中には品質管理が不十分なものも存在します。製造から販売までの流通管理がしっかりしているメーカーの製品を選ぶことも、安全性の観点から重要です。信頼できるメーカーかどうかは、工場の認証(GMP・HACCP等)や原材料の産地開示情報で確認できます。

③オメガ3脂肪酸(DHA・EPA)が含まれているか

サーモンオイルや亜麻仁油由来のオメガ3脂肪酸は、マルチーズの皮膚バリア機能を高め、被毛の光沢を保つ上で欠かせない栄養素です。オメガ6とオメガ3の比率が5:1〜10:1程度のバランスが理想とされており、この範囲に収まるフードを選ぶと皮膚トラブルのリスクを下げやすくなります。原材料に「サーモン」「フラックスシード(亜麻仁)」「フィッシュオイル」などが含まれているかを確認しましょう。

ただし、オメガ3が豊富でも酸化していては意味がありません。開封後の保存方法(密封・冷暗所)を守ることと、開封後1か月以内に使い切れるサイズを購入することが、品質を保つ上での基本です。

④粒サイズ・形状が超小型犬向けであること

マルチーズの口は小さく、顎の力も弱めです。直径7〜10mm以内の小粒で、噛み砕きやすい硬さのものを選びましょう。歯に汚れが付きにくいデンタルケア形状を採用した商品もあり、歯周病になりやすいマルチーズには一石二鳥です。丸い粒より楕円やドーナツ型のほうが咬合面が増えて砕きやすいとも言われています。

シニア期(7歳以降)になると歯の摩耗や顎の筋力低下が進むため、粒の硬さを再評価するタイミングが来ます。その際は水でふやかしてから与えるか、よりソフトなフードへの移行を検討するとよいでしょう。

⑤穀物(グレイン)の有無とその種類

小麦・大豆・トウモロコシはアレルゲンになりやすいことで知られており、皮膚トラブルや涙やけが気になるマルチーズにはグレインフリーまたは消化しやすい穀物(さつまいも・えんどう豆など)を使ったフードが向いています。ただし、グレインフリーが必ずしも全犬種に最適というわけではなく、特定の豆類(ピー・レンティル)を大量に使ったフードがDCM(拡張型心筋症)との関連性を指摘されているという報告もFDAから出ています。原材料の多様性と品質を総合的に判断することが大切です。

グレインフリーフードの全体的な特徴については別途まとめた記事も参考にしてください。アレルギーの症状が明らかな場合は、フード変更の前に獣医師へ相談することを忘れずに。

マルチーズにおすすめのドッグフード7選【2026年最新】

ここからは実際の商品を1点ずつ詳しく解説します。各フードの成分・特徴・向いているマルチーズのタイプを整理しましたので、愛犬の状況に合わせて参考にしてください。なお価格は変動するため記載していません。購入前に最新情報をご確認ください。

ロイヤルカナン マルチーズ専用

ロイヤルカナンのマルチーズ専用フードは、犬種の体型・口腔構造・被毛の特性を科学的に研究した上で設計された、マルチーズのためだけのフードです。マルチーズが咥えやすい細長いアーモンド形の粒は、デンタルケア効果も兼ねており、歯垢が付きやすいこの犬種の悩みに応えています。ビオチンや必須脂肪酸を豊富に配合し、白い被毛の美しさを保つサポートが期待できる処方になっています。

多くの動物病院やブリーダーから推奨されることが多く、初めてマルチーズを飼う方にとっても取り組みやすい入門フードとして定評があります。消化吸収を助める食物繊維の配合や、免疫サポートのための栄養素(ルテイン・タウリン等)も含まれており、全ライフステージの健康管理をバランスよく支えます。

項目 詳細
対象犬種 マルチーズ専用
対象年齢 成犬(10か月〜8歳)
主なタンパク源 鶏肉副産物・植物性タンパク
粒の形状 細長いアーモンド形(小粒)
グレインフリー 非対応(米・小麦含む)
保存料 天然保存料使用

メリット

  • マルチーズの形態的特性に特化した粒形状でデンタルケア効果が期待できる
  • ビオチン・必須脂肪酸配合で白い被毛をサポート
  • 動物病院でも取り扱いが多く安心感が高い
  • 消化性の良い原材料で胃腸に優しい

デメリット

  • 穀物(小麦・米)が含まれるためグレインアレルギーの子には不向き
  • 主タンパク源が鶏肉副産物のため、原材料の品質にこだわる方には物足りない場合も
  • 成犬用のみで子犬・シニア用は別途購入が必要

モグワン ドッグフード

モグワンはイギリス発のプレミアムドッグフードで、フレッシュチキン26%・乾燥チキン26%を合わせた高タンパク処方と、サーモンオイル由来のオメガ3がマルチーズの皮膚・被毛ケアに高い評価を受けています。人工着色料・人工保存料・人工香料は完全不使用で、小麦・大豆・トウモロコシといったアレルゲンになりやすい穀物も含まれていません。涙やけや皮膚トラブルを抱えるマルチーズに試してほしいフードのひとつです。

粒は直径約7mmの小粒で、マルチーズの小さな口でも食べやすいサイズです。嗜好性が高く食べムラのある子でも継続して食べてくれるというレビューも多く、偏食気味のマルチーズにも向いています。腸内環境を整えるプレバイオティクスも配合されており、軟便や消化不良が気になる子にも配慮された設計です。

項目 詳細
対象犬種 全犬種(小型犬向け設計)
主なタンパク源 フレッシュチキン・乾燥チキン
タンパク質含有量 約27%
グレインフリー 対応(小麦・大豆・トウモロコシ不使用)
オメガ3脂肪酸 サーモンオイル配合
人工添加物 不使用

メリット

  • フレッシュチキンを主原料とした高品質タンパクで被毛の艶をサポート
  • サーモンオイル配合で皮膚バリア機能をサポート
  • 嗜好性が高く食べムラのある子にも継続しやすい
  • 人工添加物不使用・アレルゲン穀物フリーで安心感が高い

デメリット

  • えんどう豆が含まれるため、DCMリスクを気にする方は要確認
  • 定期購入推奨のため単発購入よりコストがかかる場合がある
  • シニア専用・子犬専用の展開がなく全年齢共通処方

カナガン チキン

カナガンはイギリス・ランカシャー州発祥のグレインフリードッグフードで、放し飼いチキンを主原料に、タンパク質35%・脂肪17%という高栄養密度の処方が特徴です。少量でも必要なエネルギーを補給できる設計は、食事量の少ないマルチーズに理想的です。サツマイモ・じゃがいも・ニンジン・ほうれん草など自然由来の炭水化物と野菜をバランスよく使っており、消化負担を抑えながらも満足感の高い食事を提供します。

粒径は約8mmとやや大きめですが、ほどよい硬さで噛み砕きやすく、マルチーズでも問題なく食べられるとの声が多いです。ビタミンB群・ビタミンD・マンガンなど骨や関節を支える栄養素も配合されており、膝蓋骨脱臼のリスクが高いマルチーズの体をトータルでサポートします。

項目 詳細
主なタンパク源 放し飼いチキン60%(生肉換算)
タンパク質含有量 約35%
脂質含有量 約17%
グレインフリー 対応
炭水化物源 サツマイモ・じゃがいも
人工添加物 不使用

メリット

  • 放し飼いチキン主原料で高品質タンパクを確保
  • 高タンパク・高栄養密度で少量でも必要栄養を摂取できる
  • サツマイモベースで消化に優しく血糖値の上昇も緩やか
  • グレインフリーでアレルギーが心配な子にも対応

デメリット

  • 脂質が高めなのでカロリー管理を意識する必要がある
  • マルチーズ専用設計ではないため、犬種特有ケアは別途補完が必要
  • 一部の子では軟便になることがある(移行期間に注意)

オリジン スモールブリード

オリジンはカナダ発の超高タンパクドッグフードブランドで、スモールブリードは6種類以上の動物性原料(チキン・七面鳥・魚介類など)を使ったバラエティ豊かな動物性タンパクが全原材料の85%以上を占めるという、業界でも突出した処方です。タンパク質含有量は約38%と非常に高く、筋肉量を維持したい活発なマルチーズや、被毛の状態が気になる成犬に特に向いています。粒径が約6〜7mmと小さく、マルチーズの口にもしっかりフィットします。

WholePrey(ホールプレイ)の概念に基づき、肉・内臓・軟骨のバランスを考えた原材料配合を採用しており、微量栄養素の吸収率を高める工夫がされています。グレインフリーで穀物アレルギーの心配もなく、炭水化物源にはえんどう豆・レンズ豆・かぼちゃなどを使用しています。高タンパクな分カロリーも高めなので、給与量の調整には注意が必要です。

項目 詳細
主なタンパク源 チキン・七面鳥・魚介類など6種以上
タンパク質含有量 約38%
動物性原料比率 全原材料の85%以上
グレインフリー 対応
粒径 約6〜7mm
製造国 カナダ

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