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ロイヤルカナン猫用療法食の種類と使い方|病態別選択ガイド

2026 6/12
PR
猫(ねこまめ)
2026/06/072026/06/12
ロイヤルカナン猫用療法食の種類と使い方|病態別選択ガイド
目次

ロイヤルカナン猫用療法食とは?基本知識と一般フードとの3つの違い

愛猫が病院で「療法食が必要です」と言われた経験はありませんか?療法食と聞いてもどのシリーズを選べばよいのか分からず、戸惑う飼育者の方は少なくありません。ロイヤルカナンの猫用療法食は獣医師と連携して処方・推奨されるフードで、一般のキャットフードとは栄養設計の目的が根本的に異なります。この記事では、代表的なラインナップの特徴・対象となる病態・日常的な与え方のポイントを病態別に整理しました。獣医師に相談するときの下調べとしても、ぜひご活用ください。

ロイヤルカナンの猫用療法食は、大きく分けて「特定の臓器・器官をサポートするライン」と「代謝・体重管理ライン」に整理できます。まずは一般フードとの違いを3つのポイントから理解しましょう。

①栄養素の調整幅が大きい

一般の総合栄養食はAAFCO(米国飼料検査官協会)またはFEDIAF(欧州ペットフード工業連合)の基準を満たす「健康維持」のための栄養バランスを基本とします。一方、療法食はある特定の栄養素を意図的に増減させることで、特定の臓器や代謝への負荷を調整するように設計されています。例えば慢性腎臓病向けのフードではリンとタンパク質を意図的に抑え、尿路ケア向けではミネラルバランスとpHに配慮した処方になっています。

②獣医師の推奨・処方が前提

ロイヤルカナンの療法食は、動物病院経由または獣医師の推奨のもとで与えることが前提とされています。インターネット通販でも購入できる商品は多いですが、必ず担当獣医師の診察を受け、対象の病態に合っているか確認してから使い始めることが大切です。自己判断で切り替えると、必要な栄養素が過不足する可能性があります。

③一般フードとの混用・切替えには注意が必要

療法食は特定の栄養調整を目的としているため、一般フードと半々に与えると設計の意味が薄れてしまいます。切替えは最低7〜10日かけて徐々に移行するのが基本で、急な切替えは消化器への負担にもつながります。担当獣医師から切替え指示があった場合も、焦らずゆっくり移行しましょう。

補足・参考

ロイヤルカナンは1968年にフランスで創業した獣医師出身者によるブランドで、現在は世界100か国以上の動物病院と連携しています。日本国内でも多くの二次診療施設・専門動物病院で採用実績があります。

ロイヤルカナン猫用療法食の主要ラインナップ|病態別一覧表

ロイヤルカナンの猫用療法食は、対応する病態ごとに複数のラインが存在します。以下の表に代表的な製品ラインをまとめました。担当獣医師に相談する前の予備知識として参照してください。

製品ライン 主な対象病態 主なフォーム 特徴的な栄養調整
腎臓サポート(Renal) 慢性腎臓病(CKD) ドライ・ウェット 低リン・低タンパク・高エネルギー
ユリナリー S/O ストルバイト・シュウ酸カルシウム結石 ドライ・ウェット 尿pH調整・低マグネシウム・相対過飽和比制御
ユリナリー S/O+Calm 尿路疾患+ストレス関連FIC ドライ 上記に加えα-カゼイン加水分解物配合
肝臓サポート(Hepatic) 肝疾患・胆嚢疾患 ドライ・ウェット 低銅・高品質タンパク・抗酸化成分
消化器サポート(Gastrointestinal) 慢性腸炎・消化吸収不良 ドライ・ウェット 高消化性プロテイン・低脂肪or中程度脂肪
糖尿病サポート(Diabetic) 糖尿病 ドライ・ウェット 低炭水化物・高タンパク・高食物繊維
スキンケア(Sensitivity Control) 食物アレルギー・皮膚疾患 ドライ・ウェット 加水分解プロテイン(ダック)・低アレルゲン
心臓サポート(Cardiac) 心筋症・心不全 ドライ・ウェット 低ナトリウム・タウリン・L-カルニチン強化
体重管理(Satiety Weight Management) 肥満・過体重 ドライ・ウェット 高食物繊維・低カロリー・高タンパク
関節サポート(Mobility) 変形性関節症・関節炎 ドライ EPA/DHA強化・グルコサミン・コンドロイチン

編集部の一言

上の表はあくまで概要です。同じ「腎臓サポート」でも初期・中期・末期で適切な製品が変わることがあります。購入前に必ず担当獣医師に確認してください。

腎臓・泌尿器系をサポートする4つのラインの選び方

猫の病態の中でも特に相談件数が多いのが、腎臓病と泌尿器系の問題です。ロイヤルカナンはこの領域に複数のラインを展開しているため、どれを選べばよいか迷いやすい部分でもあります。ここでは代表的な4ラインの特徴をくわしく解説します。

腎臓サポート(Renal):CKD全般に対応

慢性腎臓病(CKD)はシニア猫に多く見られ、国際獣医腎臓病研究グループ(IRIS)のステージ分類に応じた食事管理が重要とされています。ロイヤルカナンの腎臓サポートシリーズは、リンの含有量を抑えつつ、食欲が落ちやすい猫のために嗜好性を高める工夫がなされています。

ドライタイプはカリカリの食感を好む猫に、ウェットタイプは水分摂取量を増やしたい場合や食欲が落ちている猫に活用されます。CKDでは水分補給も重要な管理項目のひとつとなるため、ウェットとドライを組み合わせる方法を担当獣医師から提案されることもあります。

ユリナリー S/O:尿路結石・下部尿路疾患の定番

ストルバイト結石とシュウ酸カルシウム結石の両方に対応できるよう「相対過飽和比(RSS)」を制御した設計がユリナリー S/Oの大きな特徴です。尿のpHを適切な範囲に維持し、結晶が形成されにくい環境を整えることを目的としています。

下部尿路疾患(FLUTD)は再発しやすいため、担当獣医師から長期的な食事管理を勧められることも多いです。ドライとウェットを上手に組み合わせ、特にウェットタイプで水分摂取を増やすことは、尿路をサポートする観点からも合理的です。

ユリナリー S/O + Calm:ストレス関連FICにも配慮

猫の下部尿路疾患の中でも「特発性膀胱炎(FIC)」はストレスが引き金になるケースがあります。S/O+Calmにはミルクのカゼインタンパク質から得られる加水分解物(α-カゼイン加水分解物)が配合されており、ストレスを感じやすい猫のサポートを意識した設計です。多頭飼い環境や引越し後など、環境変化が重なる時期に繰り返す膀胱炎が気になる猫に相談できるオプションです。

腎臓サポート + 泌尿器サポートの組み合わせ製品

CKDと尿路結石を同時に抱える猫も珍しくありません。ロイヤルカナンはこういった複合的な病態にも対応する製品を展開しており、2つの病態を同時に管理したい場合は必ず担当獣医師に相談し、最適な選択肢を案内してもらうようにしましょう。

消化器・肝臓をサポートする3つのラインの特徴と使い分け

胃腸が弱い猫や肝疾患を抱える猫に向けたラインも、ロイヤルカナンは充実させています。

消化器サポート(Gastrointestinal):慢性腸炎・吸収不良

慢性的な下痢・軟便・嘔吐を抱える猫に対して、獣医師が処方を検討するのがこのラインです。高消化性の動物性タンパク質を使用し、腸の粘膜環境を整えるプレバイオティクスも配合されています。ウェットタイプは脂肪の吸収が難しい猫向けに脂肪量を抑えた処方もあります。

急性胃腸炎が落ち着いた後の回復期に使われるケースもあれば、炎症性腸疾患(IBD)の長期管理に継続使用されるケースもあります。胃腸トラブルの原因は多岐にわたるため、まず動物病院で原因を特定してから使い始めることが大切です。

肝臓サポート(Hepatic):肝疾患・胆嚢疾患

肝疾患では解毒能力が低下するため、銅の過剰蓄積を防ぐ「低銅処方」と、抗酸化成分(ビタミンE・C、タウリン)の強化がポイントです。また、肝性脳症の観点からアミノ酸組成にも配慮されています。脂肪の代謝に関わる胆嚢疾患(胆泥症など)がある猫にも使われることがあります。

肝臓サポートは長期使用することが多いため、嗜好性の維持も重要なポイントです。食欲が落ちてきたときはウェットタイプに切り替えるか、同ラインのウェットを少量トッピングするかどうか担当獣医師に相談してみましょう。

消化器サポート ファイバーレスポンス:毛球ケア・便秘対策

室内飼いの猫は運動量が限られるため、便秘や毛球による胃腸トラブルを抱えやすいという面があります。ファイバーレスポンスは食物繊維の種類と量を調整し、腸の動きのサポートと毛球の排出を助けるよう設計されています。長毛種の猫を飼っている方には特に馴染み深いラインかもしれません。

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代謝・体重・アレルギー対応ラインの選び方3つのポイント

食物アレルギー・肥満・糖尿病は、現代の室内飼い猫が抱えやすい問題です。それぞれに対応したロイヤルカナンの療法食ラインを理解しておきましょう。

アナリジェニック(Anallergenic):加水分解プロテインの最小単位

食物アレルギーの診断には「除去食試験」が必要で、その際に使われるのが加水分解プロテインフードです。ロイヤルカナンのアナリジェニックは、プロテインを非常に小さな分子(ペプチド・アミノ酸)まで加水分解することで免疫反応を引き起こしにくくした設計です。除去食試験は8〜12週間かけて行われることが多く、その間は他のフードやおやつを一切与えないことが試験の精度を保つために重要です。

セニシティ コントロール(Sensitivity Control):原材料制限アレルギー対応

アレルギーの原因食材が特定されている場合は、アナリジェニックより嗜好性が高いセニシティ コントロール(ダックベース)が選ばれることがあります。皮膚の状態をサポートするオメガ3・6脂肪酸も強化されており、皮膚症状が前面に出ているアレルギー猫の管理にも使われます。

糖尿病サポート(Diabetic):低炭水化物・高タンパク設計

猫の糖尿病管理では、インスリン療法と並行して食事の炭水化物量をコントロールすることが重要とされています。糖尿病サポートは炭水化物比率を低く抑え、エネルギー源として良質なタンパク質と脂肪を活用する設計です。インスリン量と食事量のバランス管理は獣医師と綿密に打ち合わせながら進めてください。

年齢・ライフステージ別おすすめラインの選び方

療法食の選択は病態だけでなく、年齢・ライフステージも重要な判断材料です。以下に年齢ごとの注意点をまとめました。

ライフステージ 注意したい病態 使われやすい療法食ライン 特記事項
子猫(〜1歳) 感染性下痢・先天性疾患 消化器サポート(子猫向け) 成長に必要な栄養素の確保が最優先
成猫(1〜7歳) 肥満・尿路疾患・アレルギー 体重管理・ユリナリー・セニシティ 室内飼いは運動不足による体重増加に注意
シニア前期(7〜10歳) 関節・心臓・初期CKD 関節サポート・心臓サポート・腎臓サポート 定期的な血液検査でスクリーニングを
シニア後期(11歳以上) 進行CKD・甲状腺機能亢進症・糖尿病 腎臓サポート・糖尿病サポート 複数疾患の重複が増える。体重低下にも注意

子猫に療法食を使うときの注意点

子猫は体の発育が急速で、成長に必要なタンパク質・カルシウム・リンのバランスが成猫とは異なります。成猫向けの腎臓サポートを子猫に与えることは、必要なタンパク質・リンが不足するリスクがあるため避けましょう。子猫に療法食が必要な状況では、必ず「子猫対応」と明記された製品か担当獣医師の処方に従ってください。

シニア猫の複数疾患に対応する「優先順位の考え方」

11歳を超える猫は、CKDと心臓病、または甲状腺機能亢進症とCKDのように、複数の病態が重なることが珍しくありません。各療法食の栄養調整の方向性が相反する場合(例:心臓病は低塩分が必要だが、CKDでは塩分制限が食欲を落とすリスクがある)もあり、どの病態を優先して管理するかは担当獣医師と相談して決める必要があります。飼育者自身が「どのフードが安全か」を自己判断しないことが、シニア猫の食事管理での最大のポイントです。

療法食の与え方|日常ケアで気をつけたい5つのポイント

療法食を処方されても、実際の与え方に迷う飼育者は多いです。ここでは日常的なケアで意識したいポイントを5つ紹介します。

ポイント①切替えは7〜10日かけてゆっくり

新しいフードへの切替えはいきなりではなく、現在のフードに少量混ぜることから始め、7〜10日かけて徐々に療法食の割合を増やします。急な切替えは食欲不振や消化器への負担につながります。特に食が細いシニア猫は慎重に移行しましょう。

ポイント②給与量は体重と病態に合わせた調整が必要

パッケージに記載されている給与量はあくまで目安です。CKD猫では体重維持が重要な管理指標になるため、療法食に移行後も定期的な体重測定を行い、体重が落ちていれば給与量の見直しを獣医師に相談しましょう。反対に体重が増えすぎる場合も同様です。

ポイント③水分摂取を促す工夫を合わせて行う

腎臓病・尿路疾患いずれも、十分な水分摂取が健康維持をサポートする観点から大切です。ウェットタイプを活用するほか、ウォーターファウンテン(循環式給水器)を導入すると飲水量が増える猫も多いです。複数個所に水飲み場を用意するのも有効なアプローチです。

ポイント④おやつ・人間の食べ物は与えない

療法食を食べさせながら一般のおやつを与えると、栄養調整の意味が薄れてしまいます。特に除去食試験中はおやつを一切与えないことが試験精度の確保に直結します。家族全員で「療法食中はおやつなし」のルールを共有しておきましょう。

ポイント⑤定期的な動物病院の受診と血液検査

療法食を継続しながらも、定期的な血液検査・尿検査で病態の進行や栄養状態を確認することが欠かせません。特にCKD・糖尿病・心疾患では3〜6か月ごとの検査が推奨されることが多く、フードの効果や必要量を科学的なデータで確認しながら管理する姿勢が長期的な健康サポートにつながります。

ドライvs.ウェット比較|病態別どちらを選ぶべき?

ロイヤルカナンの療法食はほとんどのラインでドライとウェットの両タイプが用意されています。病態や猫の状況によってどちらを選ぶかは重要な判断です。

比較項目 ドライタイプ ウェットタイプ
水分含量 約8〜10% 約75〜80%
カロリー密度 高い 低い
コスト 比較的低い 比較的高い
嗜好性 猫による 一般的に高め
歯石・口腔ケア カリカリ食感でやや有利 軟らかく付着しやすい
おすすめ病態 体重管理・アレルギー・関節 CKD・尿路疾患・食欲低下時
保存性 開封後も比較的長持ち 開封後は当日中に使い切る

腎臓病や尿路疾患の猫にはウェットタイプで水分補給を増やすことがサポートとして有効とされています。一方、体重管理中の猫は水分が多い分カロリーを把握しやすいウェットの利点もありますが、コストや嗜好性の問題からドライを継続することも多いです。担当獣医師から特に指定がない場合は、猫の好みと病態に合わせてドライ・ウェットを組み合わせることも一つの選択肢です。

注意

ウェットタイプを開封後に長時間常温放置すると細菌繁殖のリスクが高まります。与えた後1〜2時間経っても食べ残しがある場合は廃棄し、器を洗ってから次の食事を用意しましょう。

よくある質問

ロイヤルカナンの療法食は処方箋なしで買えますか?

日本では一部の療法食がインターネット通販や大型ペットショップでも購入できますが、販売方法はショップにより異なります。ただしロイヤルカナン自体は「獣医師の推奨のもとで使用すること」を前提としているため、自己判断で選んで与えることはお勧めしません。まず動物病院で診察を受け、担当獣医師の指示に従って使用してください。

療法食なのに猫が食べてくれません。どうすればいいですか?

療法食は一般フードと風味・食感が異なるため、食べ慣れるまで時間がかかる猫も多いです。対策として、①7〜10日かけてゆっくり切り替える、②ウェットとドライを組み合わせてみる、③人肌程度に温めて香りを引き立てる、などが挙げられます。それでも食欲が大幅に落ちた場合は担当獣医師に報告し、同一目的の別製品への変更が可能かどうか相談してみましょう。無理に与え続けると必要なカロリーが摂れなくなる可能性があります。

腎臓サポートを与えているのに数値が改善しないのですが、フードを変えた方がいいですか?

慢性腎臓病は進行性の疾患であり、療法食はあくまで腎臓への負荷を軽減して進行をゆるやかにするサポートが目的です。「数値が改善しない=フードが合わない」ではなく、病態の進行ステージや他の治療法(水液療法・薬物療法)とのバランスを担当獣医師が総合的に判断します。フードの変更を検討する際は必ず担当獣医師に相談してください。

多頭飼いの場合、病気の猫だけに療法食を与えるにはどうすればいいですか?

多頭飼い環境での療法食管理は悩みのひとつです。主な対策として、①食事の時間を分けて別々のスペースで与える、②マイクロチップ連動の自動給餌器(特定の猫だけが開くタイプ)を導入する、③健康な猫のボウルを高い場所(病気の猫がアクセスしにくい場所)に置く、などが有効です。完全に分けることが難しい場合は担当獣医師に現状を伝え、管理方法を一緒に考えてもらいましょう。

ユリナリー S/OとS/O+Calmはどう違いますか?どちらを選べばいい?

基本的な尿路ケアの栄養設計はほぼ同じで、S/O+Calmにはストレスをやわらげるサポートを目的としたα-カゼイン加水分解物が追加配合されています。引越し・新しい猫の導入・工事音など、ストレス因子が多い環境で膀胱炎を繰り返す猫はS/O+Calmを担当獣医師に相談してみる価値があります。ストレス因子が特に見当たらない場合は通常のS/Oで十分なことが多いです。

療法食の期間はどのくらいが目安ですか?一生続ける必要がありますか?

疾患の種類によって大きく異なります。ストルバイト結石では結石が溶解した後に一般フードへ戻るケースも多い一方、慢性腎臓病・糖尿病・心臓病は生涯にわたる食事管理が基本となることがほとんどです。除去食試験用のアナリジェニックはあくまで試験期間(8〜12週間)のみ使用し、原因食材の特定後に適切なフードへ移行します。いずれも担当獣医師の判断に従い、自己判断で中断しないようにしましょう。

療法食と一般キャットフードを半々に与えてもいいですか?

原則として避けた方が無難です。療法食は特定の栄養素を意図的に増減させた設計のため、一般フードと混合すると栄養調整の目的が希薄になります。例えば低リン処方の腎臓サポートに高リンの一般フードを混ぜれば、リン制限の意味がなくなります。担当獣医師から「少量なら問題ない」と指示があった場合を除き、切替え期間を終えたら療法食のみに統一することが基本です。

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まとめ|ロイヤルカナン療法食は「獣医師との連携」が前提

この記事のまとめ

・ロイヤルカナン猫用療法食は病態ごとに栄養素を調整した専門設計のフード

・主なラインは腎臓・泌尿器・消化器・肝臓・アレルギー・糖尿病・心臓・体重管理・関節など

・病態・年齢・ライフステージごとに適切な製品が異なるため、必ず担当獣医師に確認する

・切替えは7〜10日かけてゆっくり行い、おやつや一般フードとの混用は原則避ける

・ドライとウェットはそれぞれ特徴が異なり、病態に応じた使い分けや組み合わせが有効

・療法食の継続期間も自己判断せず、定期的な受診と検査で管理する

・多頭飼い環境での管理方法も担当獣医師に相談しながら工夫する

ロイヤルカナンの猫用療法食は、愛猫の病態を管理する上で心強いサポートツールです。しかし最も重要なのは、どの製品を選ぶかの判断を担当獣医師と一緒に行うことです。自己判断での切替えや複数療法食の組み合わせは、意図しない栄養の過不足につながる可能性があります。

この記事を下調べとして活用し、次回の診察時に「どのラインが合っているか」を担当獣医師に相談してみてください。愛猫の日々のコンディションを整えることが、長く一緒に過ごすための土台になります。

編集部の一言

療法食の種類の多さに戸惑う気持ちはよく分かります。「何を選べばよいか迷ったら、まず動物病院で相談する」というシンプルな一歩が、愛猫の食事管理の正しいスタートラインです。ねこまめ編集部も引き続き、猫の食事と健康に役立つ情報をお届けします。

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