【2026年】マルチーズみたいな犬の見分け方|体格・被毛と迎える前の比較ガイド

2026年10月6日更新 | いぬまめ編集部

白くて小さい姿が印象的なマルチーズみたいな犬を探しているとき、見た目だけで犬種を判断するのは簡単ではありません。街やSNSで見かける白い小型犬には、マルチーズのほかにも毛質や体格が異なる複数の犬種が存在します。

この記事では、JKC(ジャパンケネルクラブ)の犬種標準に基づく特徴を手がかりに、見た目が似た代表的な4犬種の違いや見分け方を整理しました。迎える前に把握しておきたい日常の手入れ、体格差、食事の準備まで具体的に判断できるようになります。

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マルチーズの基本像|比べる前に押さえる3つの基準

非常に長い白い直毛の被毛を持つマルチーズ

似ている犬種を比べる前に、まずは基準となるマルチーズ本来の姿を整理しておきましょう。

被毛は非常に長い白

一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)の犬種標準によると、マルチーズは「非常に長いホワイトの被毛で覆われ、とても優美で誇らしげな気品のある頭部を保持している」とされています。

体の大きさの目安

JKCの犬種標準において、マルチーズの体高は牡が21cm〜25cm、牝が20cm〜23cmと定められています。また、体重の基準は3kg〜4kgです。

ただし、これらは成犬時のスタンダード基準であり、個体ごとの骨格差や月齢によって実際の数値は前後します。日頃のトリミングスタイルによっても見た目の大きさの印象は変わります。

白くて小さい=マルチーズとは限らない

ペットサロンで短く丸くカットされた小型犬は、本来の長い被毛が見えにくくなります。そのため、他の白い小型犬やミックス犬と見分けがつきにくくなる場面が少なくありません。

「毛色が白くて体が小さい」という共通点だけで即断せず、犬種標準の特徴や迎え先での正確な情報を確認する視点が大切です。

マルチーズに似た4犬種の違い

ゆるい巻き毛とボリュームのある被毛を持つ白い犬

マルチーズと混同されやすい犬種を比較する際は、「被毛の質感」と「犬種標準で示されている体格」の2点に着目すると違いが見えてきます。なお、記載している各犬種の標準数値は2026年10月取得時点のJKC公式データに基づきます。最新の内容はJKC公式サイトで確認してください。

犬種 被毛の特徴 JKC標準で確認できる大きさ
マルチーズ 非常に長いホワイトの被毛 体高: 牡21〜25cm / 牝20〜23cm
体重: 3〜4kg
ビション・フリーゼ 大変ゆるいホワイトのコークスクリュー状の巻き毛 体高: 25〜29cm
コトン・ド・テュレアール 白い綿(コトン)のような毛質 体重: 牡4〜6kg / 牝3.5〜5kg
シー・ズー あらゆる毛色が許容される 体重: 4.5〜8kg
トイ・プードル 縮れた巻き毛もしくは縄状毛 体高: 24cm超〜28cm以下

ビション・フリーゼ

ビション・フリーゼは、JKC標準において「大変ゆるいホワイトのコークスクリュー状の巻き毛」と記載されています。非常に長いホワイトの被毛を持つマルチーズに対し、ゆるい巻き毛が特徴です。

体高の基準は25cm〜29cmとなっており、マルチーズの基準体高(牡21〜25cm、牝20〜23cm)と比べるとやや高めの体格設定となっています。

コトン・ド・テュレアール

コトン・ド・テュレアールは、JKC標準で「白い綿(コトン)のような毛質をもつ」と表現される犬種です。

体重の基準は牡が4〜6kg、牝が3.5〜5kgと定められており、マルチーズの3〜4kgと比べると全体的に基準体重が重めとなっています。

シー・ズー

シー・ズーは、毛色の基準がマルチーズと大きく異なります。JKC標準において「あらゆる毛色が許容される」とされており、白一色に限定されません。

体重の基準は4.5kg〜8kgとなっており、今回比較した犬種のなかで体重数値が確認できる範囲としては最も重めの設定です。

トイ・プードル

トイ・プードルも、カットによってはマルチーズに似た印象になることがあります。ただし、被毛はJKC標準で「縮れた被毛は巻き毛もしくは縄状毛」とされ、マルチーズの「非常に長いホワイトの被毛」とは記述が異なります。

トイ・プードルの体高基準は24cm超〜28cm以下(理想体高は25cm)です。

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見た目で迷ったときの3つの確認ポイント

カットスタイルが揃っていると外見の判断に迷いやすくなります。見極めたいときは次の3点を確認してみましょう。

被毛の質を見る

手がかりのひとつは被毛の質です。ただし短くカットされていると違いが分かりにくくなります。JKC標準では、マルチーズは「非常に長いホワイトの被毛」、ビション・フリーゼは「大変ゆるいホワイトのコークスクリュー状の巻き毛」、トイ・プードルは「巻き毛もしくは縄状毛」、コトン・ド・テュレアールは「白い綿のような毛質」とそれぞれ記載されています。

カットで印象が変わる点に注意

トリミングサロンでのオーダー次第で、犬の輪郭や被毛の見え方は大きく変化します。

カットスタイルによって印象が大きく変わるため、外見だけで犬種を判断しきるのは困難です。

親犬・迎え先の情報を確認

ペットショップやブリーダーから迎える検討段階であれば、見た目だけで推測せず迎え先へ正確な情報を確認しましょう。

・親犬の犬種および登録証明書類の記載内容

・成犬時に予想される骨格や体重の目安

・現在与えている食事の銘柄や1日の給餌ペース

マルプー(マルチーズ×トイ・プードル)などのミックス犬は、毛質や体格に幅広い個体差が出ます。親犬の情報を聞くことが判断の手がかりになります。

迎える前に確認したい3つの負担

白い小型犬を迎える際は、見た目の愛らしさだけでなく日々の生活で継続して発生する管理面にも目を向けましょう。

日々の手入れとトリミング

長い被毛や巻き毛の小型犬は、日常的なブラッシングなど手入れに時間がかかることが多く、ケアを怠ると毛玉ができやすくなります。

必要な手入れの頻度やトリミングの内容は犬種やカットスタイルによって異なるため、迎え先やトリマーに確認しておきましょう。毎日のケアに十分な時間を確保できるかも事前に検討しておくことが大切です。

体格と暮らしの相性

今回比較した犬種でも、標準体重はマルチーズの3〜4kgからシー・ズーの4.5〜8kgまで幅があります。

体重が2〜3kg違うだけでも、抱き上げた際の重みや散歩時の引く力、室内に用意するケージやサークルの必要サイズは変わってきます。家族の体力や住環境に適した体格かどうかを検討してください。

食事と家計の見通し

小型犬の健康を保つためには、体格と年齢に合った総合栄養食を安定して与え続ける必要があります。

ドッグフードは毎日消費する消耗品です。成犬時の体重を想定し、適切な給与量を無理なく継続して購入できるか、家計のバランスを見通しておきましょう。

編集部の一言

見た目の可愛らしさは大きな魅力ですが、白い被毛をきれいに保つには日々の丁寧なケアが欠かせません。手入れの時間と食事の準備を生活のなかで無理なく続けられるかという視点を持って、家族として迎える準備を進めてみてください。

迎える前後の食事準備|3つの確認事項

シンプルなフードボウルに入れられた小型犬用のドライドッグフード

お迎えが決まったら、生活リズムのなかでも特に重要となる食事の準備を整えていきましょう。

現在のフードを確認して引き継ぐ

新しい環境へ移動することは、子犬にとっても大きな環境変化です。迎え先で現在与えられているフードの銘柄、1回あたりの給与量、給餌回数を必ず事前にヒアリングしてください。

お迎え直後は環境の変化でストレスがかかりやすいため、まずはこれまでと同じ食事内容をそのまま引き継ぐことが基本となります。

切り替えは様子を見ながら少しずつ

別のフードへ切り替える場合は、一度に全量を変えるのではなく、現在食べているフードに新しいフードを少しずつ混ぜて与えます。

便の様子や食欲を観察しながら、段階的に新しいフードの比率を増やしていきます。途中で体調に不安を感じた場合は、無理に進めず動物病院へ相談してください。

小型犬向けの総合栄養食を候補にする

日々の主食には、必要な栄養素がバランスよく含まれている「総合栄養食」の表示があるフードを選びます。

小型犬向けの候補のひとつとして、全年齢対象の総合栄養食である「このこのごはん(小型犬向け)」があります。原材料にささみ、鹿肉、まぐろ、さつまいもなどが使用されており、子犬からシニア犬まで日々の主食として活用できます。なお、仕様は公式ショップの記載(2026年10月確認時点)に基づくため、迎える犬の体格や年齢に合うか、最新の内容は公式サイトとパッケージで確認してください。

給与量は製品パッケージに愛犬の体重に応じた1日あたりの総量が記載されています。迎える子の現在の体重に合わせて計量し、日々のコンディションを観察しながら調整していきましょう。

愛犬の食事で悩んでいませんか?

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よくある質問

マルチーズみたいな犬にはどんな種類がいますか?
代表的な犬種として、巻き毛を持つビション・フリーゼやトイ・プードル、綿のような毛質のコトン・ド・テュレアール、毛色が白に限られないシー・ズーなどが挙げられます。
マルチーズとビション・フリーゼは見た目でどう違いますか?
マルチーズは非常に長いホワイトの被毛が標準であるのに対し、ビション・フリーゼはゆるいコークスクリュー状の巻き毛を持っています。またJKC標準の体高もビション・フリーゼのほうがやや高めです。
白くない子もマルチーズに似ていることがありますか?
マルチーズの標準毛色はホワイトですが、シー・ズーはあらゆる毛色が認められています。毛色が白以外でも全体のフォルムが似て見える場合があります。
マルチーズに似た犬は日々の手入れが大変ですか?
長い被毛や巻き毛の犬はブラッシングなど日々の手入れに時間がかかることが多く、毛玉にも注意が必要です。必要な頻度や手入れ内容は犬種やカットで異なるため、トリマーや迎え先にあらかじめ確認しておきましょう。
子犬の見た目から成犬時の大きさは分かりますか?
子犬の時期の見た目だけで成犬時の体格を断定することはできません。犬種標準の数値を参考にしつつ、両親の骨格や月齢に応じた成長推移をブリーダーなどの迎え先に確認してください。
マルプーはマルチーズに似た姿になりますか?
マルチーズとトイ・プードルのミックス犬であるマルプーは、個体差が大きいため、親犬の情報と実際の被毛を迎え先で確認してください。
迎えた直後のフードはどう選べばよいですか?
まず迎え先で食べていたフードをそのまま引き継ぎます。切り替える場合は、小型犬向けの総合栄養食を体格や年齢に合わせて選び、少しずつ混ぜながら移行してください。

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まとめ|体格と毛質を正しく見極めて迎えよう

この記事のまとめ

・マルチーズは非常に長い白の被毛が基準であり、似た犬種とは毛の巻き方や綿状の毛質、標準体格の違いで比較する

・見た目で判断がつきにくい場合は、親犬の犬種情報、被毛の質、成犬時の予想体重、現在の食事内容を迎え先へ確認する

・迎える前には毎日の手入れ負担を考慮し、フードは現在の銘柄を引き継ぎつつ小型犬向けの総合栄養食を体格・年齢に合わせて準備する

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