【2026年】アーテミス アガリクスの選び方|成分・給与量・継続費用の確認点

正式な商品名は「アガリクスI/S」で、小粒と中粒は輸入元の公式表示で「全犬種・全年齢・総合栄養食」とされています。
ただし、月齢の下限や体重2.3kg未満の給与量など、Webページ上に記載のない項目もあります。購入前に確認すべき製品区分、原材料と成分、給与量と費用、購入前の確認先を整理して判断を進めましょう。
アガリクスI/Sの製品区分を押さえる4つの基本情報
アガリクスI/Sの正式な商品名、シリーズ4製品の対象年齢、総合栄養食の表示基準を整理します。
正式名称とシリーズ4製品
「アーテミス アガリクス」と呼ばれている製品の正式名称は「アガリクスI/S」です。自社を唯一のアーテミス社認定総輸入代理店と表示している株式会社ケイエムテイのブランド一覧ページ(2026年10月7日確認時点)によると、シリーズには4つの製品が存在します。
・アガリクスI/S 小粒(全犬種・全年齢対象)
・アガリクスI/S 中粒(全犬種・全年齢対象)
・アガリクスI/S ヘルシーウェイト小粒(成犬・老犬対象)
・アガリクスI/S グレインフリー小粒(全犬種・全年齢対象)
粒の大きさだけでなく、成犬・老犬に限定された製品もあります。愛犬の年齢や体質に合わせて選ぶ際は、どの製品を指しているのかをパッケージで確認しましょう。
対象年齢と「全年齢」表示
アガリクスI/Sの小粒および中粒は、商品ページ上に「対象 全犬種 全年齢」と明記されています。ただし、哺乳期の扱いや何ヶ月から与えてよいかといった月齢の下限は、Webページ上には記載がありません。
公正競争規約において「全成長段階(オールステージ用)」は、一般的に哺乳期を除く成長段階を満たすものを指します。アガリクスI/Sの「全年齢」という記載がこの基準に該当するかどうかは、手元のパッケージ表示や輸入元への確認が必要です。
総合栄養食の表示の意味
アガリクスI/Sの小粒と中粒は、輸入元の情報で「総合栄養食」と表示されています。総合栄養食とは、犬が必要とする栄養基準を満たし、毎日の主食として与えるための区分です。トッピングやおやつなどの「間食」「その他の目的食」とは異なり、主食の区分として位置づけられています。
補足・参考
公正競争規約に基づき、日本国内で流通するペットフードには「総合栄養食」「間食」「療法食」「その他の目的食」のいずれかが表示されます。総合栄養食には適応する成長段階が表記されるため、対象年齢はパッケージで確認できます。
輸入元と原産国の見方
日本におけるアーテミス製品の輸入元は、自社を唯一の認定総輸入代理店としている株式会社ケイエムテイ(大阪府泉大津市東港町15-11)です。製品ページには「アメリカ生まれ」というブランド紹介がありますが、最終加工国としての原産国や製造工場の所在地はWeb上だけでは確認できません。原産国を正確に確認したい場合は、商品パッケージ裏面の法定表示を確かめるのが確実です。
原材料と成分表示を読む3つのポイント
主原料の並び、アガリクスの記載位置、成分表と代謝エネルギーの読み方を確認します。
原材料の並びと主原料
アガリクスI/S 小粒の原材料表示は、フレッシュチキン、ドライチキン、フレッシュターキーの順で始まります。日本の表示ルールでは、添加物以外の原材料は使用割合の多い順に記載されます。ただし輸入元ページの欄がこの順かは確認できておらず、配合割合の記載もないため、パッケージの表示で確かめます。
肉類のほかにも、大麦、玄米、オーツ麦、卵、サーモンなどが含まれています。過去に特定の肉類や穀物でアレルギーを起こした経験がある犬の場合は、先頭の主原料だけでなく原材料欄の全体を必ず確認し、かかりつけの獣医師に相談してください。
アガリクスの記載位置
製品名にも入っている「アガリクス」は、原材料表示の後半、乳酸菌類(EF2001)の後ろ、ビタミン・ミネラル類の手前に記載されています。配合割合や、粉末・エキスといった具体的な形状までは記載されていません。
含有量と形状は記載がないため、量は推測できません。知りたい場合は輸入元に確認します。
成分表と代謝エネルギーの見方
小粒の保証成分値と代謝エネルギーは、輸入元公式ページに以下のように表示されています(2026年10月7日確認時点)。
| 項目 | 保証値・表示値 | 読み方 |
|---|---|---|
| 粗タンパク質 | 24.0%以上 | 以上=最低保証値 |
| 粗脂肪 | 14.0%以上 | 以上=最低保証値 |
| 粗繊維 | 4.0%以下 | 以下=上限値 |
| 粗灰分 | 6.0%以下 | 以下=上限値 |
| 水分 | 10.0%以下 | 以下=上限値 |
| 代謝エネルギー | 約3,589kcal/kg | 約付きの表示値。100gあたり約359kcalは計算値 |
表示値は実測値ではありません。ここまでの原材料と成分は小粒の表示です。中粒は商品ページかパッケージで確認してください。
給与量と継続費用を見積もる3つの確認点

1日の給与量の目安、体重区分ごとの注意点、使用期間の計算手順を確かめます。
給与量の目安表の読み方
アガリクスI/S 小粒の公式ページには、1日あたりの給与量の目安として「体重2.3kg〜4.5kgで67g〜90g」と示されています。この目安は、健康な状態で適度な運動をしている犬の目安です。体重が4.5kgを超える場合は輸入元の給与量表で確認してください。
注意
持病がある犬、投薬中の犬、運動量が少ない犬、肥満傾向の犬には、目安量をそのまま当てはめないでください。体型の変化や便の状態を観察しながら調整し、必要に応じて動物病院で適正量を確認しましょう。
パピー・超小型犬・妊娠中の扱い
幼犬については「成犬の倍の量を1日3回に分けて与える」という注記がありますが、月齢別の詳細な給与量や切り替え時期は記載されていません。また、体重2.3kg未満の超小型犬に関する数値も明記されていないため、子犬や極小犬に与える場合は販売元に相談するか、獣医師に適切なエネルギー量を計算してもらうのが安心です。
妊娠中の犬については「6週間目までは同量、7〜9週間目頃に25%増量」との注記があります。なお、授乳期の給与量は記載がないため、妊娠・授乳期の管理は獣医師の指導のもとで行うことを推奨します。
容量と使用期間の計算
小粒のパッケージ容量は1kg、3kg、6.8kgの3種類が展開されています(中粒には大袋の13.6kgもあります)。愛犬が1袋を何日で食べきるかは、以下の計算式で見積もることができます。
・30日間の必要量(kg)= 1日の給与量(g)× 30日 ÷ 1,000
例えば、1日あたり67g〜90gを食べる犬の場合、30日間で約2.0kg〜2.7kgを消費します。3kg入りの袋を購入した場合、およそ33日〜45日で使い切る計算です。いずれも計算値で、体型や運動量による調整で変わります。1kgあたりの価格は購入先で容量ごとに確認し、開封後の鮮度を保てる期間内に使い切れる容量を選びましょう。
編集部の一言
継続費用の目安は「1ヶ月の必要kg数 × 1kgあたりの実売価格 + 送料」で計算できます。輸入元ページの表示価格(2026年10月7日確認時点)は実売価格とは限らないため、利用するショップの実売価格、送料、定期購入や返品の条件を必ず確認して、無理のない予算計画を立てましょう。
アガリクスI/Sが合わないときに比べたい3つの軸
アガリクスI/Sの仕様を確認した結果、愛犬の年齢や体質、または予算と合わないと感じた場合は、以下の3つの比較軸を使って別のフードを検討してみましょう。
軸1 対象ライフステージと総合栄養食の表示
パッケージに「総合栄養食」と記載されているか、そして愛犬の現在の成長段階(子犬用、成犬用、シニア用、または全成長段階用)に適応しているかを確認します。比較候補のフードが愛犬の成長段階に合っているかを確かめて選びましょう。
軸2 主原料とアレルギー既往の照合
アガリクスI/S 小粒の原材料欄には、チキンやターキーのほか大麦・玄米・オーツ麦などが記載されています。鶏肉や特定の穀類にアレルギーの不安がある犬の場合は、かかりつけの獣医師と相談して避ける原材料を決め、比較候補のフードの原材料欄全体と照合して確認しましょう。
軸3 給与量・容量・継続費用を同じ計算式で比べる
フードによって100gあたりのカロリーが異なるため、1日に必要な給与量も変わります。「1日の給与量(g)× 30日 ÷ 1,000」で1ヶ月に必要な重量を割り出し、実売価格と掛け合わせて月額のコストを同じ計算式で並べて比較してください。パッケージの単価だけでなく、1ヶ月単位の消費量で比べることが失敗を防ぐコツです。
購入前にパッケージと販売店で確認する4つの項目
パッケージ表示、販売店の条件、輸入元への問い合わせ、獣医師への相談の4項目を確認して購入を判断しましょう。
パッケージの実物表示
注文前は、店頭なら実物のパッケージ表示を確かめ、通販なら不明な点を輸入元に問い合わせて確認します。商品が届いた後は、パッケージの対象成長段階・原産国・原材料欄・基準表示の有無を輸入元ページの記載と照合し、食い違う場合は手元のパッケージ表示を正として判断します(返品の可否は購入先の規約により異なります)。
販売店の取引条件
継続して購入する場合、ショップごとの実売価格、送料の発生ライン、定期コースの解約条件、万が一破損があった場合の返品規約などを事前に確かめておくことが大切です。
輸入元への問い合わせ確認
体重2.3kg未満の給与量、幼犬の月齢別給与量、シニア犬の給与量、アガリクスの含有量と形状、粒の寸法と硬さなど、Web表示に記載されていない項目で疑問がある場合は、輸入元の株式会社ケイエムテイに直接確認できます。
かかりつけ獣医師への相談
アレルギーの既往がある犬や、慢性疾患の治療中、投薬中の愛犬に新しいフードを与える際は、自己判断で切り替えず、事前に原材料と成分表を動物病院に提示して相談しましょう。
よくある質問
- アガリクスI/Sは子犬からシニア犬まで食べられますか?
- 小粒と中粒は公式表示で「全犬種・全年齢」とされています。ただし、哺乳期の扱いや月齢の下限はWeb上に記載がありません。幼犬やシニア犬に与える際は、パッケージの成長段階表示を確認し、必要に応じて獣医師に相談してください。
- アガリクスはどれくらいの量が入っていますか?
- 原材料表示の後半(乳酸菌の後、ビタミンの前)に「アガリクス」と記載されていますが、具体的な含有量や形状(粉末かエキスか等)は記載がありません。量は推測せず、知りたい場合は輸入元に確認してください。
- 体重2.3kg未満の小型犬の給与量はどう計算しますか?
- 公式ページの目安表には「2.3kg〜4.5kgで67g〜90g」と記載されており、2.3kg未満の具体的な数値はありません。極小犬や超小型犬への給与量は、輸入元に問い合わせるか、動物病院で個体に応じた適正カロリーを算出してもらうのが安全です。
- 鶏肉にアレルギーがある犬でも食べられますか?
- 小粒の原材料欄にはフレッシュチキンやドライチキンが含まれています。鶏肉に対してアレルギーの診断を受けている、または疑いがある愛犬には適さない可能性があるため、原材料欄全体を確認のうえ獣医師にご相談ください。
- 1ヶ月にかかる継続費用の目安はどう計算すればよいですか?
- 「1日の給与量(g)× 30日 ÷ 1,000」で1ヶ月の必要重量(kg)を算出し、購入予定ショップの1kgあたり実売価格を掛け、送料を足して見積もります。パッケージの単価だけでなく、日々の消費ペースを基準に計算するのが確実です。
- AAFCOの栄養基準を満たしているか確認できますか?
- 輸入元のWebページ上には「総合栄養食」との記載はありますが、AAFCO基準に関する文言は明記されていません。基準への適合状況を確かめたい場合は、製品パッケージの裏面表示や輸入元への問い合わせで確認してください。
まとめ|愛犬の体格と表示条件を確認して選ぼう
この記事のまとめ
・アガリクスI/Sは正式な商品名と4つのシリーズ区分(小粒・中粒・ヘルシーウェイト・グレインフリー)を確認して選ぶ
・小粒の原材料欄はチキン・ターキーから始まり、アガリクスの含有量は記載なしのため、表示値と記載なしの項目を分けて整理する
・1日の給与量から1ヶ月の必要重量を計算し、実売価格と送料を合わせた継続費用で判断する
アガリクスI/Sの小粒・中粒は、輸入元ページで全犬種・全年齢・総合栄養食と表示されています。ただし、愛犬のアレルギー歴や体重区分、購入ショップの取引条件によっては、別の総合栄養食と比較検討したほうが安心なケースもあります。まずはパッケージの記載内容と給与量の計算式をもとに、愛犬の年齢・体重・予算に合うかどうかを確かめてみてください。



