【2026年】マルチーズの子犬を迎えたら|月齢別の成長・食事・お世話の基本ガイド
目次
マルチーズの子犬を迎えた直後は、成長のペースや日々の食事回数、お世話の進め方に迷う場面が多いものです。
マルチーズを小型犬として見た場合、食事回数は生後4ヵ月まで1日3回、生後4ヵ月以降は1日2回がひとつの目安とされています。また、成犬に近い大きさになる時期は生後8〜10ヵ月頃が目安ですが、成長スピードには個体差があります。
月齢ごとの体重推移や1日の給与量は数字だけで決めつけず、フードのパッケージ表示と愛犬の体型、獣医師への相談をもとに判断していきましょう。この記事では、月齢ごとの成長とお世話の流れ、食事の回数やフード選びの確認ポイントを整理して解説します。
マルチーズの子犬の成長を月齢で見る4つの目安

小型犬の子犬期は、体つきや生活リズムが短い期間で変化していきます。月齢ごとにどのような変化が起きやすいのか、4つの目安に分けて確認しましょう。
お迎え直後〜生後4ヵ月頃
お迎え直後から生後4ヵ月頃までは、1日の食事回数は3回が目安とされています。離乳が完了しているかどうかは、迎える前のブリーダーやペットショップ、動物病院で状態を確認しておくと安心です。
生後4〜6ヵ月頃
生後4ヵ月を過ぎる頃からは、食事の回数は1日2回が目安とされています。また、この時期は歯の生え替わりが始まる段階でもあります。犬の永久歯は生後4〜5ヵ月頃から生え始め、生後7ヵ月頃までに揃うとされています。口の中を気にしたり、硬いものを噛みたがったりする様子が見られる時期です。
生後6〜9ヵ月頃
犬種全般の傾向として、体高や筋肉の成長の多くは生後6〜9ヵ月の間に進みますが、成長の度合いには個体差があります。体つきの変化に合わせて、背中やあばら骨の触れ具合を確かめながら適正な体型を保つ意識が大切です。
生後8〜10ヵ月頃〜
生後8〜10ヵ月頃になると、体格が成犬に近い大きさへと近づいていきます。ジャパンケネルクラブ(JKC)の犬種標準において、マルチーズの成犬時の体重は3〜4kgと規定されています。ただし、骨格や成長スピードには個体差があるため、単一の月齢で成長完了と決めつけず、主治医に体型を確認してもらいながら見守りましょう。
| 時期の目安 | 食事回数の目安 | 成長・体の変化の目安 |
|---|---|---|
| お迎え直後〜生後4ヵ月頃 | 1日3回 | 生活環境に慣れる時期 |
| 生後4〜6ヵ月頃 | 1日2回へ移行 | 生後4〜5ヵ月頃から永久歯が生え始める |
| 生後6〜9ヵ月頃 | 1日2回 | 体高や筋肉の成長が大きく進む |
| 生後8〜10ヵ月頃〜 | 1日2回(成犬時は1〜2回) | 成犬に近い大きさになる目安(成犬標準体重は3〜4kg) |
補足・参考
・食事回数と成長時期は、ロイヤルカナン公式の超小型犬・小型犬向けの目安に基づきます。
・永久歯の生え替わり時期は、Merck獣医マニュアルに記載されている犬全般の目安です。
・成犬時の体重(3〜4kg)は、ジャパンケネルクラブ(JKC)の犬種標準に基づきます。
・資料により成長区分の月齢定義には幅があり、犬種や個体によって差があります。
子犬期の食事で押さえたい3つの基本
子犬のすこやかな体を育むためには、日々の食事管理の基本を理解しておくことが欠かせません。確認しておきたい3つの要素を整理しました。
回数の目安
小型犬の食事回数は、生後4ヵ月までは1日3回、生後4ヵ月以降は1日2回が一般的な目安です。成犬期を迎えた後は、ライフスタイルや消化の様子に応じて1日1〜2回で調整していきます。愛犬の様子を見ながら間隔を整えてあげてください。
量の考え方
パッケージに記載されている給与量はあくまで設計上の基準値です。個体の活動量や体格によって必要なエネルギー量は異なります。給与量表示を目安にしながら、体型や食べ残し、便の様子を見て微調整していく方法が基本です。便がゆるい場合やお腹にガスが溜まる場合は、自己判断でフードや分量を変更せず、獣医師に相談してください。
成長期に合うフードの確認
子犬期には「総合栄養食」と記載され、子犬用または全ライフステージ用として作られたフードを選びます。総合栄養食は、その成長段階で必要な栄養素をバランスよく摂取できるよう設計されています。成犬期に入ったら、愛犬の体格や運動量に合わせた成犬用フードへ時間をかけて切り替えていきましょう。
編集部の一言
毎日のごはんの量、完食したかどうか、便の硬さや回数を簡単にメモしておくと、動物病院を受診した際に獣医師へ正確な状況を伝えやすくなります。
お迎え後のお世話で気をつけたい3つの基本
生活環境の整え方や毎日のケアも、子犬の心身の安定に直結します。迎えた直後から意識したい3つのポイントを押さえましょう。
休める環境づくり
お迎え直後の子犬は、環境の変化で疲れやすいことがあります。人の出入りが激しい動線を避け、静かに休息できる場所にサークルやケージを設置しましょう。安心できる寝床を確保することが、新しい住まいに慣れるための第一歩です。
トイレと留守番を無理なく慣らす
トイレのトレーニングや留守番は、焦らず短い時間から段階を踏んで慣らしていきます。寝起きや食後、激しく遊んだ後など、排泄しやすいタイミングでトレイへ誘導する工夫を重ねます。留守番も短い時間から始め、段階的に時間を伸ばしていくとストレスの軽減につながります。
体重の記録と健康チェック
家庭用のスケールなどを使い、定期的に体重を測って記録しましょう。測定する間隔は、動物病院を受診した際にかかりつけの獣医師に確認しておくと安心です。体重測定を習慣づけることで、成長のペースを客観的に把握できます。また、生後4〜5ヵ月頃からは乳歯から永久歯への生え替わりが始まるため、口周りを触られることに慣らしつつ、口内の様子を定期的に確認してください。
注意
体重がなかなか増えない場合や、お腹にガスが溜まる場合、便がゆるい場合は、自己判断で様子を見続けずに動物病院で獣医師に相談してください。
子犬のフード選びで確認したい3つのポイント
市場には多くのドッグフードが並んでいますが、子犬のマルチーズに適したものを見極めるには3つの基準があります。
総合栄養食で成長期に合う表示があるか
パッケージの記載を確認し、主食として機能する「総合栄養食」であること、そして「子犬用(パピー用)」または「全ライフステージ用」と指定されているかを確かめます。成犬専用のフードは子犬期に必要な栄養比率と異なる場合があるため、表示の確認が大切です。
小型犬が食べやすい粒の大きさか
口が小さいマルチーズの子犬には、食べやすい粒の大きさかを確認します。粒の形状や具体的な寸法はメーカーによって異なるため、公式サイトの商品情報で確認し、実際の食いつきや喉への詰まりがないかを観察しましょう。
給与量表示と調整のしやすさ
月齢や体重に応じた給与量の目安が表示されているかを確認します。表示があると日々の管理がしやすくなります。
検討候補に挙がるフード3商品の公式確認ポイント
ドッグフードを選ぶ際は、子犬(成長期)を対象とした総合栄養食の表示があるか、粒のサイズや給与量表、購入条件を公式サイトで確認したうえで検討しましょう。子犬(成長期)向けの表示が見当たらない場合は、成犬期以降の候補として考えます。
このこのごはん(小型犬向け)
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モグワンドッグフード
モグワンドッグフード 公式サイトで対象表示・給与量を確認する
獣医師に相談したい3つの場面
日々の観察のなかで、飼い主さん自身の判断だけで対処せず、早めに動物病院を受診すべきシチュエーションを把握しておきましょう。
体重がなかなか増えないとき
子犬の体重がなかなか増えないと感じたときは、自己判断で食事量を急激に変えず、獣医師に相談してください。これまでの体重測定の記録や、与えている食事の量・回数を受診時に伝えると診察がスムーズです。
お腹にガスが溜まる、便がゆるいとき
子犬のお腹にガスが溜まっている様子が見られる場合や、便がゆるい場合は、動物病院で獣医師に相談しましょう。フードの種類や給与量の変更が必要になる場合があるため、与えているフードの銘柄や食事量、便の状態を獣医師に伝えて指示を仰ぎます。
成犬用フードへの切替時期や給与量に迷うとき
愛犬の骨格の成熟度合いには個体差があります。「そろそろ成犬用フードに移行すべきか」「現在の給与量が体型に対して多すぎないか」と迷った際は、定期健診やワクチン接種のタイミングで獣医師に相談して判断を仰ぎましょう。
よくある質問
- マルチーズの子犬は何ヵ月で成犬と同じ大きさになりますか?
- 一般的には生後8〜10ヵ月頃に成犬に近い大きさになることが目安とされています。JKCの犬種標準における成犬時の体重は3〜4kgですが、成長のペースには個体差があります。
- マルチーズの子犬のごはんは1日何回ですか?
- 小型犬の場合、生後4ヵ月までは1日3回、生後4ヵ月以降は1日2回が給与回数の目安とされています。
- 子犬のごはんの量は何gが目安ですか?
- フードのカロリーや栄養設計によって異なるため、一律のグラム数はありません。製品のパッケージに書かれた給与量表を基準にし、便の硬さや体重の増減を見ながら調整してください。
- 成犬用フードへはいつ切り替えればいいですか?
- 成犬期に入ったタイミングで徐々に移行を進めます。成長スピードには個体差があるため、製品の指定月齢を確認しつつ、かかりつけの獣医師に相談して決めるのが確実です。
- 体重がなかなか増えないときはどうすればいいですか?
- 体重がなかなか増えないと感じた場合は、自己判断でフードの量を急激に増やさず、体重の記録を持参して獣医師に相談してください。
- フードを変えたらお腹がゆるいときはどうしたらいいですか?
- フードの変更や給与量の見直しが必要になる場合があるため、自己判断で対処せず、与えているフードの銘柄や便の様子を伝えて獣医師に相談してください。
まとめ|マルチーズの子犬の健やかな成長に向けて
この記事のまとめ
・小型犬の食事回数は生後4ヵ月まで1日3回、生後4ヵ月以降は1日2回が目安
・給与量は製品の目安表を基準に、体型や便の様子を見て微調整する
・体重の増減や便の異常、フードの切り替え時期に迷ったら獣医師に相談する
マルチーズの子犬期は、成犬になるまでの基盤を作る大切な期間です。月齢ごとの大まかな変化を頭に入れつつも、数字を固定的にとらえすぎず、愛犬の日々の表情や体調を丁寧に観察してお世話を続けていきましょう。
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