【2026年】ダックスフンドとミニチュアダックスフンドの違い|体格と迎える準備

2026年10月6日更新 | いぬまめ編集部

ダックスフンドとミニチュアダックスフンドは別々の犬種ではなく、同じダックスフンドという犬種の中で胸囲によってサイズ区分が分かれています。ジャパンケネルクラブ(JKC)の犬種標準では、生後15カ月を迎えた時点での胸囲を基準としてスタンダードとミニチュアを分類しています。

この記事では、名称とサイズ区分の関係や胸囲による具体的な基準値、迎える個体の体格を確認する方法を整理します。さらに、新しい暮らしに向けた準備や食事の引き継ぎ、体格に応じた給与量の確認手順まで落ち着いて判断できるように解説します。

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ダックスフンドとミニチュアの違いを理解する3つのポイント

大きさが明確に異なる2頭のダックスフンドが並んでいる様子

同じ犬種の中にあるサイズ区分

ダックスフンドはひとつの独立した犬種名であり、スタンダードとミニチュアは別々の種類ではなく、同じ犬種内のサイズ区分です。ジャパンケネルクラブ(JKC)の犬種標準でも、同一の犬種ページ内で各区分の基準が明確に規定されています。

「スタンダードダックスフンド」と「ミニチュアダックスフンド」を別の生き物として比較するのではなく、同じダックスフンドという枠組みの中で体格の大きさに応じた区分が設けられていると理解すると整理しやすくなります。

胸囲の測定値で判断する基準

2つの区分を分ける基準は、外見の雰囲気や体重の重さではなく、生後15カ月で測定する胸囲です。見た目だけで判断するのではなく、犬種標準に定められた寸法に基づいて正式な区分が判断されます。

子犬の時期に体が小さく見えても、成犬時の測定基準を満たしているかどうかでサイズ区分が決まるため、客観的な数値の基準を知っておくことが大切です。

募集や販売における表記の確認

ブリーダーやペットショップの案内では、「ダックスフンド」とだけ表記されていたり、「ミニチュアダックスフンド」と書かれていたりと、記載方法が分かれているケースがあります。迎える前に、どちらのサイズ区分を想定して募集されているかを確認しておくと安心です。

迎える犬の体格をあらかじめ把握しておくことで、生活スペースや必要な備品の選定も具体的に進めやすくなります。

胸囲で見るスタンダードとミニチュアの4つの基準

区分 牡(オス)の胸囲 牝(メス)の胸囲
スタンダード 37cm超〜47cm以下 35cm超〜45cm以下
ミニチュア 32cm超〜37cm以下 30cm超〜35cm以下

牡のサイズ基準

牡(オス)の場合、JKCの犬種標準では生後15カ月で測定した胸囲が32cm超〜37cm以下であればミニチュア、37cm超〜47cm以下であればスタンダードと規定されています。

牝のサイズ基準

牝(メス)の基準は、生後15カ月時点で胸囲が30cm超〜35cm以下であればミニチュア、35cm超〜45cm以下であればスタンダードに分類されます。

牡に比べて全体的な数値の範囲がやや小さめに設定されている点も特徴です。

スタンダードとミニチュアの境界ライン

ミニチュアの上限は牡37cm・牝35cmで、これを超えるとスタンダードに該当します。ミニチュアには下限(牡32cm超・牝30cm超)もあり、これを下回る場合の扱いはJKCの犬種標準ページで確認してください。

体重ではなく胸囲が区分の境界線として扱われるため、区分を確かめたいときは生後15カ月時点の胸囲を基準にします。

測定時期と測り方の条件

区分を判断する胸囲は、生後15カ月時点で測ります。犬種標準では、胸囲の最高点から胸の最低点までを、巻き尺を多少きつめにして測ると定められています。

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迎える犬の体格を確認する3つのポイント

子犬を迎える時点での区分の考え方

胸囲による正式な区分決定は生後15カ月時点で行われるため、生後数カ月の子犬を迎える段階では、将来の成犬時の区分を確定的に言い切れない場合があります。

成長過程によって胸囲の発達には個体差があるため、迎える時点での表記のみに囚われず、その時点の健やかな発育を継続して見守る姿勢が大切です。

個体の適正体重に関する確認

JKCなどの犬種標準には、体重に関する基準値は記載されていません。そのため、「ミニチュアは何キロでなければならない」といった画一的な数値の目安を当てはめることは適していません。

迎える個体の適正な体重や体型バランスについては、定期的な健康診断の際に動物病院やブリーダーに相談しながら確認することをおすすめします。

販売元やブリーダーへの質問事項

新しい家族を迎えるにあたっては、ブリーダーや販売元に対して以下の点を事前に聞いておくと安心です。

・募集上のサイズ区分はどちらを想定しているか

・現在の体重と日々の成長の様子

・現在食べているドッグフードの種類と給与状況

編集部の一言

犬種区分の名称だけで判断せず、迎える個体の体格や体重を定期的に記録しながら、獣医師やブリーダーとともに成長の歩みを確認していくことが大切です。

迎える前に整えたい4つの準備

現在の食事内容の引き継ぎ

迎える前に、これまで食べていたフードの銘柄、1回あたりの量、1日の食事回数を確認して記録しておきます。

まずは現在と同じ銘柄のフードを用意し、これまでの給与状況をそのまま引き継げるように準備を整えておきましょう。

体格と成長記録の準備

引き継ぎの際には、これまでの体重推移や直近の胸囲など、体格に関する記録を確認して手元に残しておきます。

迎えた後も自宅で定期的に体重を量り、日々の変化をメモしておくことで、食事量の調整や健康管理に役立てることができます。

かかりつけの動物病院の選定

自宅の近くで安心して通える動物病院を、犬を迎える前に探しておきましょう。

迎えた直後の健康診断はもちろん、日々の体重測定や骨格の発育状態について気軽に相談できる獣医師を見つけておくと心強い味方になります。

体格に合わせた生活用品の用意

ケージやサークル、ベッド、食器などの日用品は、区分名だけで決めず、迎える時点の個体の大きさに合わせて選びます。

無理に大きなものやすぐに窮屈になるものを避け、現在の体格に無理のないサイズ感を意識して配置してあげましょう。

注意

日々の生活の中で成長のペースや体型の変化に不安や疑問を感じた場合は、自己判断で食事量を大きく変えたりせず、かかりつけの動物病院へ相談してください。

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食事の引き継ぎと給与量を確認する3つのポイント

急な切り替えを避けた給与

新しい環境に来たばかりの時期は、まず現在食べ慣れているフードをそのまま与えることが基本です。

もし別のフードに変更したい場合でも、迎えてすぐの切り替えは避け、新しい環境に落ち着いて便の状態が安定していることを確認してから、徐々に様子を見ながら進めていきます。

体重基準とフードごとの給与量確認

フードを与える量は、各フードの公式情報やパッケージに示された体重ごとの給与量表を確認して計量します。

記載された給与量を目安としながら、愛犬の体質や運動量、便の状態などを観察して適宜加減することが大切です。

名称ではなく個体の状態で判断する給与設計

「スタンダードだから多め」「ミニチュアだから少なめ」と区分名だけで食事量を判断するのは避けましょう。

迎えた個体の現在の体重、月齢、運動量、そして日々の便の硬さなどを総合的に観察しながら、その子に合った給与量を調整していくことが求められます。

小型犬用フードを検討する方へ

ミニチュアを迎えて小型犬用フードを検討する場合は、次の3つの条件を確認してください。

ミニチュアを迎える場合に確認したい小型犬用フードの3つの条件

小型犬特化の総合栄養食であるか

ミニチュアダックスフンドを迎えてフードを選ぶ場合、小型犬の体格に配慮された総合栄養食であるかを確認します。

「このこのごはん」は、小型犬に特化して開発された総合栄養食ドッグフードであり、子犬からシニア犬まで全年齢に与えることができます。なお、スタンダードサイズの場合は成犬時の体格が大きくなるため、小型犬専用フードを一律に選ぶのではなく、体重や骨格に合わせて動物病院などに適した食事を相談してください。

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体重別の給与量と小分け回数の確認

フードを選ぶ際は、公式ページの給与量表で迎える個体の体重に当たる1日あたりの総給与量を確認します。

「このこのごはん」では体重に応じた1日当たりの総給与量が記載されており、体質や体重、運動量、便の状態などを観察しながら適宜量を加減し、1日2〜4回に分けて与えることが推奨されています。

原材料や継続性の事前チェック

フードを長く与え続けるためには、どのような原材料が使用されているか、愛犬の好みに合いそうかをしっかり確かめておく必要があります。

最新の原材料情報や給与量基準、購入に関する案内については、製造・販売元の公式サイトで事前に確認したうえで選択しましょう。

補足・参考

フードの切り替えや給与量の微調整を行う際は、愛犬の毎日の便の硬さや体重の増減を記録しておくと、動物病院での相談時にもスムーズに状況を共有できます。

よくある質問

ダックスフンドとミニチュアダックスフンドは別の犬種ですか?
別の犬種ではありません。ダックスフンドという同一の犬種の中で、胸囲のサイズによってスタンダードとミニチュアといったサイズ区分があります。
子犬のうちにスタンダードかミニチュアか分かりますか?
公式なサイズ区分は生後15カ月時点の胸囲で決定されるため、子犬の段階では確実に区分を言い切れない場合があります。迎える際は、販売元やブリーダーに想定している区分と現在の体重・成長の様子を確認しましょう。
胸囲はどうやって測るのですか?
犬種標準では、生後15カ月の時点で胸囲の最高点から胸の最低点までを、巻き尺を多少きつめにして測ると定められています。
ミニチュアダックスフンドの標準体重は何kgですか?
JKCの犬種標準には体重の具体的な基準値は記載されていません。個体ごとの適正な体重や体型については、動物病院やブリーダーに相談して判断してください。
迎えた初日から今までのフードを変えてもいいですか?
迎えてすぐの変更はおすすめできません。環境の変化に慣れるまではこれまで食べていたフードをそのまま与え、新しいフードへの切り替えは便の状態を見ながら徐々に行うのが安心です。
小型犬用のフードはスタンダードダックスフンドにも使えますか?
名称だけで判断せず、現在の体重や骨格、年齢に合わせて判断する必要があります。「このこのごはん」は小型犬に特化した総合栄養食のため、スタンダードの体格に合うかどうかは獣医師等にご相談ください。

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まとめ|体格と現在の食事を確認して準備を進めよう

この記事のまとめ

・ダックスフンドは犬種名であり、スタンダードとミニチュアはその中にあるサイズ区分である

・区分は生後15カ月で測る胸囲によって決まり、犬種標準に体重の数値基準は記載されていない

・迎える個体の体格と現在の食事内容を確認したうえで、給与量や小型犬用フードの導入を検討する

ダックスフンドを迎える際は、スタンダードやミニチュアという区分名だけに頼らず、迎える犬自身の現在の体格や体重、日々の健康状態を丁寧に把握することが第一歩となります。気になる点や体重管理の疑問があれば、まずはブリーダーやかかりつけの動物病院へ相談しながら、落ち着いて準備を整えていきましょう。

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