ブルドッグとフレンチブルドッグの違い|体格・暮らし・食事の選び方【2026年】

2026年9月30日更新 | いぬまめ編集部

ブルドッグとフレンチブルドッグのどちらを迎えるべきか、あるいはどのような違いがあるのか悩んでいませんか。両者は名前や外見の雰囲気が似ていますが、原産国や体格、耳の形といった身体的な特徴だけでなく、日常の暮らし方や食事量の考え方にも明確な違いがあります。

この記事では、公的な犬種標準データをもとに2犬種の違いを整理し、迎える前の確認事項や体重・年齢に応じたフードの選び方まで落ち着いて判断できるよう解説します。

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見た目で分かる2つの違いと特徴:原産国・体格・耳

ブルドッグとフレンチブルドッグの体格と耳の形状の違い:大きくてずっしりとしたブルドッグと、コンパクトで立ち耳のフレンチブルドッグの並比較

ブルドッグとフレンチブルドッグを見分ける際は、まずルーツとなる国や骨格の基準、耳の特徴を確認することが基本となります。

原産国

一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)の犬種紹介によると、ブルドッグの原産国はイギリスとされています。一方、フレンチブルドッグの原産国はフランスと明記されています。どちらも歴史的な背景を持つ犬種ですが、確立された国や地域が異なります。

体格

見た目の印象以上に差が現れるのが体重の基準値です。JKCの規定では、ブルドッグの標準体重は牡25kg、牝23kgと定められています。

これに対し、フレンチブルドッグの体高は牡27〜35cm、牝24〜32cm(上下1cm以内の逸脱は許容)、体重は牡9〜14kg、牝8〜13kg(典型的な個体の場合は500g超過まで許容)と規定されています。基準値で見るとブルドッグのほうが体重が重く、抱き上げた際の重厚感や骨格のボリュームにも違いがあります。なお、これらは犬種標準の基準値であり、個体ごとの体格差がある点にご留意ください。

耳の形

頭部の外見において、耳の立ち方は大きな特徴の一つです。JKCの犬種紹介において、フレンチブルドッグの耳は直立している形状と規定されています。

項目 ブルドッグ フレンチブルドッグ
原産国 イギリス フランス
標準体重 牡:25kg / 牝:23kg 牡:9〜14kg / 牝:8〜13kg
標準体高 公式紹介に数値記載なし 牡:27〜35cm / 牝:24〜32cm
耳の特徴 公式紹介に詳細記載なし 直立している

補足・参考

犬種のサイズや規定に関する数値は、ジャパンケネルクラブ(JKC)の公式犬種紹介(2026年9月確認時点)に基づいています。家庭で迎える犬には個体差があるため、基準値は体格を見極める一つの目安としてご活用ください。

暮らしで比べる4つのポイント:体の大きさ・住まい・運動・お手入れ

短頭種の顔のしわを布で優しく拭き取り、清潔を保つ日常的なケア手順

犬種ごとの違いを把握したうえで、実際の生活環境やご家庭のライフスタイルに合っているかを4つの視点から確認していきましょう。

体の大きさと日常の負担

20kgを超えるブルドッグと、10kg前後のフレンチブルドッグでは、日々の生活における扱いやすさが異なります。動物病院への通院時や車への乗せ降ろし、万が一の体調不良時に抱き上げて移動する場面を想定すると、体重の差は飼育者の身体的負担に直結します。ケージやベッドを設置する生活スペースの広さも含め、無理なく管理できるかを考える必要があります。

住まいと季節ごとの環境管理

鼻腔が短い短頭種と呼ばれるグループに共通する特徴として、体温調節が苦手な傾向が挙げられます。特に日本の夏場においては、室内の温度や湿度の細やかな管理が欠かせません。エアコンによる24時間体制の室温維持や、日中の散歩を避けて涼しい時間帯を選ぶ工夫など、住環境を整える配慮が求められます。

日々の運動時間の確保

がっしりとした筋肉質な体を健やかに維持するためには、適切な日常の運動が大切です。過度な激しい運動は呼吸器や関節に負担をかける場合があるため配慮が必要ですが、毎日の散歩や室内でのコミュニケーション遊びの時間を家族でしっかり確保できるかを事前に確認しておきましょう。

しわや被毛のお手入れ

顔のしわの間に汚れや皮脂が溜まりやすいため、こまめに拭き取って清潔を保つケアが日常的に発生します。また、短毛種であっても換毛期には毛が抜けるため、定期的なブラッシングや皮膚のチェックが必要です。毎日のお手入れを落ち着いて行える時間を日課として組み込めるかがポイントになります。

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迎える前に確認したい3つの条件

見た目の愛らしさだけで決めるのではなく、家族全員が最後まで責任をもって寄り添えるか、購入を急がずに次の条件を確かめてください。

家族の生活リズムと留守番時間

温度管理が必要な犬種であるため、長時間の留守番が多いご家庭では見守りカメラやエアコンの遠隔操作などの備えが必要になります。また、散歩や日々の皮膚ケア、食事の管理を分担できる家族体制が整っているかを見つめ直すことが大切です。

迎え先での親犬や健康状態の確認

新しく子犬を迎える際は、ブリーダーや信頼できる施設で、親犬の体格や過去の成育環境、現在受けている健康診断の状況について十分な説明を受けるようにしてください。性格や体格の個体差について、専門的な知識を持つ担当者と対話しながら判断することが安心につながります。

かかりつけ獣医師と継続費用の見通し

迎える前に、近隣で短頭種の診療に慣れた動物病院を見つけておくことをおすすめします。また、ドッグフード代や日常の消耗品、定期的な健康診断、医療費など、生涯にわたって必要な継続費用を事前に見積もり、経済的にも無理のない計画を立てることが重要です。

編集部の一言

大型に近い重みのあるブルドッグと、抱き上げやすいサイズのフレンチブルドッグでは、日々の暮らしで飼育者にかかる力や住環境への要求が大きく異なります。ご自身の体力や居住環境を客観的に見つめることが、後悔のない選択につながります。

食事で確認したい4つのポイント:体重・年齢・原材料・切り替え

愛犬の主食を選ぶ際は、犬種名にとらわれず、現在の体重や年齢、体質、運動量に合わせて適切な設計のフードを見極める姿勢が欠かせません。

体重に応じた適正な給与量

ブルドッグとフレンチブルドッグでは標準的な体重が大きく異なるため、1日に必要となる食事量も全く異なります。パッケージに記載された給与量目安表を確認し、現在の体重や体型に合わせて調整してください。体型の状態や適正体重の判断に迷う場合は、自己判断せず獣医師に相談することをおすすめします。

年齢とライフステージへの適合

成長期の子犬、成犬、シニア犬など、年齢によって必要とされる栄養バランスは変化します。毎日の主食として与える場合は、ペットフード公正取引協議会が定める基準を満たした「総合栄養食」であるかを確認し、パッケージに記載された対象年齢(オールステージまたは各年代向け)を確かめましょう。

原材料の表示確認

使用されている主原料が良質なタンパク源(肉や魚など)であるか、不要な添加物が控えめであるかなど、原材料表示の先頭から順にチェックする習慣をつけましょう。アレルギーや消化への配慮が必要な場合は、どのような素材が使われているかを丁寧に見極めることが大切です。

新しい食事への丁寧な切り替え

食事を急に変更すると、お腹の調子を崩す原因になることがあります。現在与えているフードに新しいフードを少しずつ混ぜ、日数をかけて徐々に割合を増やしていくのが基本的な手順です。公式に推奨されている移行期間の表示を確認し、愛犬の便の状態などを観察しながら進めてください。

愛犬の食事で悩んでいませんか?

いぬまめ編集部は獣医師監修の文献・公式データに基づき、本当に役立つ情報だけを厳選してお届けします。

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フードを検討するときの2つの候補:モグワンとカナガン

日々の主食として検討しやすいドライフードの中から、全犬種・全年齢に対応し、基本仕様が明確に公開されている2つの製品をご紹介します。優劣を決めるのではなく、愛犬の体質や粒の大きさに照らし合わせて検討してください。

モグワンドッグフード

モグワンドッグフードは、毎日の主食として与えられる総合栄養食です。離乳期を終えた生後2ヶ月以降の子犬からシニア犬まで、全犬種・全年齢に対応しています。

粒は真ん中に穴が空いたリング型で、直径約10mm、厚さ約4.5mmに設計されています(ロットにより形状やサイズに差が生じる場合があります)。子犬から成犬まで噛み砕きやすい形状となっており、日々の食事管理に取り入れやすい仕様です。給与量や原材料の詳細は公式サイトをご確認ください。

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カナガンドッグフード チキン・サーモン

カナガンドッグフードのラインナップのうち、カナガンドッグフード サーモンは全犬種・全年齢を対象としたドライフードです。原材料には生サーモン30.5%をはじめ、サツマイモ、乾燥ニシン・乾燥白身魚14.2%、エンドウ豆などが使用されています。

粒の形状は直径約10mm、厚さ約4.5mmのリング型です(生産ロットにより差異が生じる場合があります)。なお、カナガンドッグフード チキンについては原材料や給与量の最新情報を公式サイトにてご確認のうえ、愛犬の好みに合わせてご検討ください。

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商品名 対象 粒の形状とサイズ(目安)
モグワンドッグフード 全犬種・全年齢(生後2ヶ月以降) リング型・直径約10mm / 厚さ約4.5mm
カナガンドッグフード サーモン 全犬種・全年齢 リング型・直径約10mm / 厚さ約4.5mm

注意

新しいフードへ移行する際は、体質に合うかを確認しながら少しずつ切り替えてください。移行期間の目安は製品パッケージや公式表示を確認し、消化器のデリケートな個体の場合は日数に余裕を持って進めましょう。

よくある質問

ブルドッグとフレンチブルドッグの一番の違いは何ですか?
原産国、体格(体重)の2点が主な違いです。耳についても、フレンチブルドッグは直立しているのが特徴として挙げられます。JKCの規定では、原産国はブルドッグがイギリス、フレンチブルドッグがフランスです。標準体重はブルドッグが牡25kg・牝23kgであるのに対し、フレンチブルドッグは牡9〜14kg・牝8〜13kgと倍近くの差があります。
耳を見ればどちらの犬種か見分けられますか?
フレンチブルドッグの耳は直立しているのが犬種標準上の特徴です。体の大きさや体重感とあわせて確認すると、見分けやすくなります。
マンションなどの集合住宅でも飼育できますか?
犬種名だけで一律に判断することはできません。集合住宅の管理規約(体重制限や頭数制限)を確認するとともに、エアコンによる室温管理の徹底、十分な居住スペースの確保、日々の運動時間を家族で確保できるかを考慮して慎重に判断してください。
ブルドッグとフレンチブルドッグで同じ量のフードを与えてよいですか?
同じ量を与えることは適していません。両者は標準体重が大きく異なるため、1日に必要な食事量も変わります。必ず与えるフードのパッケージに記載されている「体重別給与量目安」を確認し、現在の体重に合わせて計量してください。
フードを切り替えるときはどのように進めたらよいですか?
現在食べている食事に新しいフードを少量ずつ混ぜ、日数をかけて割合を増やしていきます。推奨される移行日数は各製品の公式表示に従い、便の状態や体調に変化がないかを観察しながらゆっくり進めてください。
モグワンとカナガンはどちらを選ぶべきですか?
2つの製品に優劣はありません。使用されている主原料(チキンやサーモンなど)や愛犬の好み、体質に合わせて選ぶことが大切です。製品ごとの最新原材料や成分表示を公式サイトで確認し、愛犬の状態に照らし合わせて検討してください。

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まとめ|体格差と生活環境を見極めて最適な選択を

ブルドッグとフレンチブルドッグは、親しみやすい愛らしい表情に共通点があるものの、実際の体格や暮らしの管理には明確な違いが存在します。

この記事のまとめ

・原産国や体格に明確な違いがあり、フレンチブルドッグは耳が直立しているのが特徴です(ブルドッグは体重20kg台、フレンチブルドッグは10kg前後が基準値)

・暮らしの条件と日々のケア時間を整理する(暑さ対策の住環境、体重に応じた飼育者の身体的負担、しわのケアなど)

・フードは犬種名ではなく体重や年齢に合わせて選ぶ(適正給与量を守り、公式表示に従って少しずつ切り替える)

迎える前にはご自身の住まいや生活リズムを振り返り、無理なく継続して愛情を注げる環境が整っているかをじっくり確認してください。迎えた後の食事選びにおいても、愛犬の現在の体重や体調を基準に、日々の健康維持をサポートしていきましょう。

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