犬の爪の切り方を初心者向けに解説|必要な道具と3ステップの手順
目次
犬の爪は、先端を深く切らず少しずつ切るのが基本です。自宅で切るなら、爪切りと脱脂綿、止血パウダーを手元に置いてから始めます。
この記事では、3ステップの手順、白い爪と黒い爪の違い、出血したときの対応を順に説明します。自宅で難しいときの相談先まで読むと、自分で切るか、頼むかを判断できます。
爪切りの前に知っておきたい2つの基礎知識

爪の中にはクイックがある
犬の爪の中には、血管や神経が通っています。この部分をクイックと呼びます。
爪切りで気をつけたいのは、クイックに刃が届かないようにすることです。
切るのは先端、深く切らない
爪は深く切らないよう注意しながら、先端を切ります。初めてのうちは、短くしすぎないくらいで止めるほうが安心です。
注意
深く切るとクイックを傷つけるおそれがあります。迷ったときは切る量を減らしてください。
補足・参考
この記事の爪の構造と切り方の説明は、ワシントン州立大学獣医学部病院のサイトと、アニコム損保の解説ページと、アニコム損保の爪切り解説ページを参考にしています。
初心者が用意したい爪切りの道具3つ
道具は次の3つです。出血したときに慌てないよう、切る前にそろえておきます。
| 道具 | 役割 |
|---|---|
| 犬用の爪切り | 爪の先端を切る |
| 脱脂綿など | 出血したときに押さえる |
| 市販の止血パウダー | 止まりにくいときに使う |
爪切り本体は手に合う犬用を選ぶ
爪切りは、持ちやすく扱いやすい犬用を選びます。形や使いやすさは製品ごとに違うため、各メーカーの公式の説明で確認してください。
出血に備えて止血用品も手元に置く
脱脂綿などで押さえる方法と、市販の止血パウダーを使う方法があります。切る前に手の届く場所へ置いておくと、落ち着いて対応できます。
犬の爪の切り方を3ステップで解説
ステップ1:爪の状態とクイックの位置を確認する
まず爪の色を見ます。白い爪は血管が見えやすく、黒い爪は見えにくいという違いがあります。切る前にクイックが見えるかどうかを確かめることが最初の作業です。
ステップ2:先端を少しずつ切る
爪の先端を切ります。深く切らず、迷うときは小さく数回に分けて切ります。
ステップ3:切り終えたら爪の状態と出血の有無を確認する
切った爪の状態を見て、出血がないかを確かめます。出血があれば、後述の対応に進んでください。
爪の色別・切り方の目安2パターン

爪の色によって、クイックの見え方が変わります。切り方の目安も次のように違います。
| 爪の色 | 見え方 | 切り方の目安 |
|---|---|---|
| 白い爪 | 血管が見える | 見える血管から2〜3mm離す |
| 黒い爪 | クイックが見えにくい | 小さく数回に分けて切る |
白い爪:見える血管から2〜3mm離す
血管の先から2〜3mm程度離れたところが目安です。血管の長さには個体差があり、すべての犬に当てはまる基準ではありません。
黒い爪:クイックが見えにくいので小さく数回に分けて切る
黒い爪は、クイックの位置が外から分かりにくくなります。一度に切らず、小さく数回に分けて切ります。
出血したときの3段階の対応
注意
出血しても慌てず、次の順に対応します。不安が大きいときは、無理をせず動物病院に連絡してください。
まず脱脂綿などで押さえる
爪切りで出血したら、脱脂綿などで押さえて止血します。
止まりにくいときは市販の止血パウダーを使う
なかなか止まらない場合は、市販の止血パウダーなどを使う方法があります。あらかじめ用意しておくと、すぐに手に取れます。
それでも止まらない場合は動物病院で診てもらう
止血パウダーを使っても止まらないときは、動物病院で診てもらいましょう。
編集部の一言
出血すると飼い主も動揺しがちです。深追いせず、受診を選ぶ判断も大切だと、いぬまめ編集部は考えています。
自宅で難しいときの相談先2つ
犬が暴れてしまう場合や、難しいと感じる場合は、無理に自宅で続けなくて構いません。一度、次の2か所に相談してみましょう。
トリマーに相談する
トリミングサロンで爪切りについて相談できます。対応の可否や料金は施設ごとに異なるため、事前に確認してください。
獣医師に相談する
動物病院でも、爪切りの相談ができます。出血が止まらなかったときも、あわせて相談できます。対応や料金は病院ごとに違うので、事前に問い合わせると安心です。
よくある質問
- 犬の爪切りは初心者でも自宅でできますか?
- 自宅で切る場合は、先端を深く切らず少しずつ切るのが基本です。難しいと感じたら、トリマーや獣医師に相談できます。
- 黒い爪はどうやって切ればいいですか?
- 黒い爪はクイックが見えにくいため、小さく数回に分けて切ります。一度に切らないことがポイントです。
- 白い爪はどこまで切っていいですか?
- 見える血管の先から2〜3mm離れたところが目安です。血管の長さには個体差があるので、迷うときは切る量を減らしてください。
- 爪切りで出血したらどうすればいいですか?
- まず脱脂綿などで押さえます。止まりにくければ市販の止血パウダーを使い、それでも止まらない場合は動物病院で診てもらいましょう。
- 犬が暴れて爪を切らせてくれないときはどうしますか?
- 無理に続けず、一度トリマーや獣医師に相談してみましょう。
- 爪切りの前に用意するものは何ですか?
- 犬用の爪切りと、出血時に押さえる脱脂綿などを用意します。止まりにくいときのために、市販の止血パウダーも手元に置いておくと安心です。
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まとめ|爪切りは先端を少しずつ、迷ったら相談を
この記事のまとめ
・クイックに注意して、爪の先端を少しずつ切る
・白い爪は見える血管から2〜3mm離し、黒い爪は小さく数回に分けて切る
・出血が止まらない場合や難しい場合は、動物病院やトリマーに相談する
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