猫の爪とぎおすすめ2026年版|素材・形状の選び方と人気商品ランキング

「せっかく買った爪とぎを全然使ってくれない」「壁や家具でばかり爪をとがれて困っている」——多頭飼いや室内飼いをしていると、爪とぎ選びは意外と悩ましいテーマです。同じように見える爪とぎでも、素材や形状によって猫の好みは大きく分かれます。この記事では、ねこまめ編集部が2026年版として、爪とぎの素材・形状の選び方から人気商品の傾向、設置の工夫までをまとめました。愛猫にぴったりの一台を見つけるための参考にしてください。
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猫が爪とぎをする3つの理由
爪とぎは、単なるイタズラや癖ではありません。猫にとって本能的で大切な行動です。まずは「なぜ爪をとぐのか」を理解しておくと、爪とぎ選びの軸がぶれにくくなります。
古い爪の外側をはがして整えるため
猫の爪は層状になっており、外側の古い層を剥がすことで内側の鋭い爪を保っています。爪とぎはこの爪のメンテナンス行動そのものです。爪とぎ器を使わないと、家具やカーペットが代わりのターゲットになってしまいます。
マーキング(縄張り主張)のため
猫の肉球には臭腺があり、爪をとぐことでニオイと爪跡を残し、自分の縄張りを示しています。多頭飼いの場合、この理由が特に強く出ることがあります。頭数分の爪とぎを用意するのが基本と言われるのはこのためです。
ストレス発散・気分の切り替えのため
飼い主が帰宅した瞬間や、遊びの後、寝起きなどに爪とぎをする猫は少なくありません。これは気分を切り替えたり、興奮を落ち着かせたりするための行動でもあります。爪とぎの設置場所を工夫すると、こうしたタイミングにもスムーズに対応できます。
補足・参考
爪とぎは本能行動のため、完全にやめさせることはできません。「してほしい場所でしてもらう」という発想で、猫が使いやすい爪とぎを用意するのが現実的な対策です。
爪とぎの素材で選ぶ4つのタイプ
爪とぎの素材は大きく4種類に分けられます。それぞれ手触りや耐久性、コストが異なるため、愛猫の好みと生活環境に合わせて選びましょう。
段ボール製|コスパ重視の定番
もっとも一般的なのが段ボール製です。爪が引っかかりやすく、多くの猫が好む素材と言われています。価格が安く気軽に交換できる反面、削りカスが出やすく、耐久性は他素材に劣ります。
麻(サイザル)製|耐久性重視
麻ロープや麻布を巻いたタイプは、丈夫で長持ちするのが特徴です。キャットタワーの支柱にもよく使われます。削りカスが出にくく掃除が楽ですが、価格はやや高めです。
木製|インテリア性と耐久性
天然木を使った爪とぎは、耐久性が高くインテリアにもなじみます。野生に近い感覚で爪をとげる素材ですが、好みが分かれやすく、重量があるものも多いです。
カーペット・布製|柔らかい感触
カーペット地の爪とぎは、柔らかい感触を好む猫に向いています。ただし、普段のカーペットや絨毯と区別がつきにくく、家具でもとぐ癖がつく懸念があるため、素材選びには注意が必要です。
| 素材 | 耐久性 | 削りカス | 価格帯の目安 | 向いている猫 |
|---|---|---|---|---|
| 段ボール | 低〜中 | 多い | 500〜1,500円 | 引っかかる感触が好き |
| 麻(サイザル) | 高 | 少ない | 1,500〜4,000円 | しっかりとぎたい |
| 木製 | 高 | 少ない | 2,000〜6,000円 | 硬い感触が好き |
| カーペット | 中 | 中 | 1,000〜3,000円 | 柔らかい感触が好き |
編集部の一言
初めての爪とぎ選びに迷ったら、まずは段ボール製と麻製を1つずつ用意して反応を見るのがおすすめです。好みが分かれば、次からは選びやすくなります。
爪とぎの形状で選ぶ5つのタイプ
素材と同じくらい大切なのが「形状」です。猫がどの体勢で爪をとぐのが好きかによって、選ぶべきタイプが変わってきます。
平置きタイプ|床置きで手軽
床に平らに置くタイプは、価格が手頃で場所を選びません。前足を伸ばしてとぐ猫に向いています。軽いものは動いてしまうため、滑り止めや重さのあるものを選ぶと安定します。
縦置き(ポール)タイプ|伸び上がってとぐ
柱状に立てるタイプは、猫が背伸びをしながら爪をとげます。全身を伸ばす動作は運動にもなり、家具でとぐ癖のある猫の代替にもなりやすい形状です。安定感のある土台を選ぶことが重要です。
傾斜(スロープ)タイプ|自然な体勢
斜めに立てかけるタイプは、平置きと縦置きの中間的な体勢でとげます。無理のない角度で、幅広い猫に受け入れられやすい形状です。
ベッド一体型|くつろぎと兼用
爪とぎとベッドが一体になったタイプは、休憩スペースとして使いながら爪もとげます。省スペースで人気ですが、爪とぎ部分の交換ができないものもあるため確認が必要です。
壁貼り付けタイプ|壁とぎ対策に
壁に貼り付けるタイプは、壁で爪をとぐ癖のある猫の代替として役立ちます。とがれて困る場所に設置することで、家具や壁紙を守りやすくなります。
| 形状 | 設置スペース | 運動効果 | おすすめの用途 |
|---|---|---|---|
| 平置き | 小 | 低 | 手軽に複数設置したい |
| 縦置き(ポール) | 中 | 高 | 家具とぎ対策・運動 |
| 傾斜(スロープ) | 小〜中 | 中 | 幅広い猫に対応 |
| ベッド一体型 | 中 | 低 | くつろぎスペース兼用 |
| 壁貼り付け | 極小 | 中 | 壁とぎ対策 |
失敗しない爪とぎ選び5つのポイント

素材と形状を決めたら、あとは具体的な選び方のチェックポイントを押さえておきましょう。ここを外すと「買ったのに使わない」という失敗につながりがちです。
愛猫のとぎ方の癖を観察する
まずは今の愛猫がどこで、どんな体勢で爪をといでいるかを観察しましょう。壁でとぐなら縦置きや壁貼り付け、床のマットでとぐなら平置き、というように現状の癖に合わせるのが成功の近道です。
安定性・重さを確認する
爪とぎ中にグラグラ動いたり倒れたりすると、猫は使わなくなってしまいます。特に縦置きタイプは土台の重さと安定感が重要です。平置きでも軽すぎるものは滑り止めを併用しましょう。
サイズは体長より大きめを選ぶ
猫が前足を思い切り伸ばしても余裕があるサイズが理想です。大型種のメインクーンやノルウェージャンフォレストキャットなどは、特に大きめを選ぶと快適に使えます。
掃除・交換のしやすさをチェック
段ボール製は削りカスが出るため、受け皿付きのものやカバー付きのものだと掃除が楽になります。交換用の替えが単体で販売されているかも、ランニングコストを左右する重要なポイントです。
設置場所と数を確保する
多頭飼いの場合は頭数分+1個が目安と言われます。猫がよく通る動線上や、休憩スペースの近くに複数設置すると使ってもらいやすくなります。
注意
段ボール製の削りカスを大量に食べてしまう猫もまれにいます。飲み込む様子が見られる場合は、麻や木製など削りカスの出にくい素材に切り替え、様子を観察してください。気になる場合は動物病院に相談しましょう。
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タイプ別おすすめ爪とぎ5選(2026年版)
ここでは、目的や好みに合わせて選びやすいよう、代表的な爪とぎのタイプ別に特徴を整理しました。具体的な商品選びの参考にしてください。
コスパ重視なら|段ボール平置きタイプ
もっとも手に入れやすく、猫の受け入れ率も高いのが段ボールの平置きタイプです。複数まとめ買いして、部屋のあちこちに置くという使い方に向いています。両面使えるリバーシブルタイプなら長持ちします。
耐久性重視なら|麻ポールタイプ
長く使いたい方には麻を巻いたポールタイプが安定した選択肢です。全身を伸ばしてとげるため、家具とぎ対策にも役立ちます。土台がしっかりしたものを選びましょう。
省スペースなら|傾斜スロープタイプ
ワンルームや設置場所が限られる家庭には、壁に立てかけられる傾斜タイプが便利です。使わないときは壁際に寄せておけるものもあります。
くつろぎ兼用なら|ベッド一体型
爪とぎと休憩を1台で済ませたい方にはベッド一体型が向いています。丸型のカップ状になっているものは、中で丸くなってくつろぐ猫が多く、多頭飼いでも人気です。
壁とぎ対策なら|壁貼り付けタイプ
壁紙を守りたい方には、とがれて困る壁に直接貼るタイプが役立ちます。透明タイプの壁保護シートと併用すると、より安心です。
| タイプ | おすすめ度 | 価格帯 | こんな人に |
|---|---|---|---|
| 段ボール平置き | ★★★★★ | 500〜1,500円 | まず試したい・複数設置 |
| 麻ポール | ★★★★☆ | 2,000〜5,000円 | 長持ち重視・運動させたい |
| 傾斜スロープ | ★★★★☆ | 1,500〜3,000円 | 省スペース |
| ベッド一体型 | ★★★☆☆ | 2,000〜4,000円 | くつろぎ兼用 |
| 壁貼り付け | ★★★☆☆ | 1,000〜2,500円 | 壁とぎ対策 |
猫のタイプ別おすすめの選び方
猫の年齢や体格、性格によっても、向いている爪とぎは変わります。愛猫のタイプに合わせて選び方を調整しましょう。
子猫|軽くて低いものから
子猫にはまだ大きなポールは扱いづらいため、低めの平置きや小さめの傾斜タイプが向いています。早いうちから爪とぎの習慣をつけると、家具とぎの癖がつきにくくなります。
成猫|運動を兼ねたポールタイプ
活発な成猫には、全身を伸ばせるポールタイプがおすすめです。運動不足になりがちな室内飼いでは、爪とぎが軽い運動の機会にもなります。
シニア猫|負担の少ない平置き・傾斜
足腰が弱ってくるシニア猫には、無理に伸び上がらなくても使える平置きや傾斜タイプが向いています。低い位置で楽な姿勢でとげるよう配慮しましょう。
多頭飼い|頭数+1個を分散設置
多頭飼いでは爪とぎの取り合いを避けるため、頭数分+1個を目安に、複数箇所へ分散して設置します。素材や形状を変えて用意すると、それぞれの好みに対応しやすくなります。
| 猫のタイプ | おすすめ形状 | ポイント |
|---|---|---|
| 子猫 | 低い平置き・小型傾斜 | 早めに習慣づけ |
| 成猫 | ポール・傾斜 | 運動も兼ねる |
| シニア猫 | 平置き・傾斜 | 低く楽な姿勢で |
| 多頭飼い | 複数タイプを分散 | 頭数+1個が目安 |
爪とぎを使ってもらう3つの工夫

せっかく用意しても使ってくれない——そんなときに試したい、爪とぎに誘導するための工夫を紹介します。
マタタビやキャットニップを活用する
爪とぎに少量のマタタビ粉やキャットニップをふりかけると、興味を持って近づく猫が多くいます。付属している商品もあるため、導入時に活用してみましょう。
今とがれて困る場所の近くに置く
壁や家具でとぐ猫には、その場所のすぐ近くに爪とぎを置くのがおすすめです。とぎたい場所に選択肢を用意することで、自然と爪とぎ器へ誘導できます。
使い始めたら褒めて定着させる
爪とぎ器を使っているところを見かけたら、やさしく声をかけたり撫でたりして、良い体験として記憶させましょう。無理に前足を押し付けるのは逆効果になることがあるので避けます。
編集部の一言
爪とぎを新調しても、猫が古いほうを使い続けることはよくあります。ボロボロになっていても、自分のニオイがついた爪とぎを好むためです。新旧をしばらく併設して、徐々に移行させると失敗しにくくなります。
よくある質問
- 爪とぎがあれば爪切りは不要ですか?
- いいえ、爪とぎと爪切りは役割が異なります。爪とぎは古い爪の層を剥がす行動で、爪そのものが短くなるわけではありません。特に室内飼いや高齢の猫は爪が伸びやすいため、定期的な爪切りは別途必要です。
- 爪とぎは何個くらい用意すればいいですか?
- 1頭飼いなら2〜3個、多頭飼いなら頭数+1個が目安と言われます。猫がよく通る動線や休憩場所の近くなど、複数箇所に分散して置くと使ってもらいやすくなります。
- 用意した爪とぎを全然使ってくれません。どうすれば?
- まずは設置場所を見直しましょう。今とがれて困っている場所の近くに移してみましょう。マタタビやキャットニップを少量ふりかけたり、素材や形状を変えて試したりするのも有効です。それでも使わない場合は、猫の好みと素材が合っていない可能性があります。
- 段ボールの削りカスが気になります。対策はありますか?
- 受け皿付きやカバー付きの段ボール爪とぎを選ぶと、掃除の手間が減ります。カスが気になる場合は、削りカスの出にくい麻製や木製に切り替えるのも一つの方法です。大量に食べてしまう様子があれば素材を変更しましょう。
- 爪とぎはどのくらいで交換すればいいですか?
- 素材や使用頻度によりますが、段ボール製はとぎ面が平らになってきたら交換のサインです。麻や木製は数年単位で長持ちします。ただし、ボロボロでも猫が愛着を持って使っている場合は、新品と併設しながら少しずつ移行すると受け入れられやすいです。
- 壁や家具でとぐ癖を直したいのですが?
- とがれて困る場所のすぐ近くに、縦置きや壁貼り付けタイプの爪とぎを設置するのが基本です。あわせて壁保護シートを貼ると被害を抑えられます。爪とぎは本能行動なので「やめさせる」より「別の場所に誘導する」発想で対応しましょう。
この記事のまとめ
・爪とぎは爪のメンテナンス・マーキング・ストレス発散のための本能行動
・素材は段ボール・麻・木製・カーペットの4タイプ、形状は5タイプから愛猫の好みに合わせる
・安定性・サイズ・掃除のしやすさ・設置数がチェックポイント
・年齢や飼育環境に合わせてタイプを選び、多頭飼いは頭数+1個が目安
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まとめ|愛猫の好みに合った爪とぎで快適な暮らしを
爪とぎは、猫の健やかな暮らしを支える大切なアイテムです。素材や形状によって好みが分かれるため、まずは愛猫が今どこで、どんな体勢で爪をといでいるかを観察することから始めましょう。段ボールと麻を1つずつ試して反応を見る、動線上に複数設置する、といった工夫を重ねることで、「してほしい場所でといでもらう」という理想に近づけます。
子猫・成猫・シニア猫、そして多頭飼いなど、状況によって最適な選び方は変わります。この記事で紹介したタイプ別のポイントを参考に、愛猫にぴったりの爪とぎを見つけてください。ねこまめ編集部は、これからも猫との暮らしがより快適になる情報をお届けします。



