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シニア犬におすすめのドッグフード13選|「シニア用」の落とし穴と愛犬に合った選び方完全ガイド

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。商品の評価・順位は報酬額ではなく、成分・コスト・口コミを総合的に判断しています。

「うちの子ももうシニア。フード、そろそろ変えたほうがいいのかな?」

ペットショップに行くと「7歳からのシニア用」と書かれた商品がずらり。ネットで調べても、どのサイトも同じ商品を並べるだけ。結局どれを選べばいいのか、余計にわからなくなった——。そんな経験はありませんか。

実は「シニア用ドッグフード」には、多くの飼い主さんが知らない落とし穴があります。最新の栄養学では、これまでのシニア犬の常識がいくつも覆されています。

この記事では「何を選ぶか」よりも「どう選ぶか」に重点を置きました。5つの判断軸を知れば、愛犬に合ったフードを自分で選べるようになります。そのうえで、実際の候補として13商品を4つのカテゴリに分けてご紹介します。

筆者はマルプー(マルチーズ×トイプードル)のメス・もうすぐ3歳の飼い主です。まだシニアではありませんが、いずれ来るフードの切り替えに備え、論文や獣医師の見解まで遡って徹底的に調べました。その結果をすべてまとめたのがこの記事です。

まず知っておきたい「シニア用フード」の真実

シニア用フードを選ぶ前に、知っておくべき事実が3つあります。これを知らずに「シニア用」の表示だけで選ぶと、愛犬に合わないフードを与えてしまうかもしれません。

「シニア用」にAAFCOの公式基準は存在しない

ドッグフードの栄養基準を定めるAAFCO(米国飼料検査官協会)。その区分は「子犬用(Growth)」と「成犬用(Maintenance)」の2つだけです。「シニア用」という公式基準は存在しません。

つまりパッケージの「シニア用」「7歳以上」は、メーカーの自主的な表示にすぎないのです。

2025年にコロラド州立大学が発表した研究では、シニア用フード31製品と成犬用フード30製品の栄養組成を比較。その結果、両者に統計的な有意差は認められなかったと報告されています(出典:Colorado State University, Journal of Animal Science, 2025)

「シニア用と書いてあるから安心」ではなく、成分表示を自分の目で確認することが大切です。

「老犬=低タンパク」は過去の常識

「シニア犬にはタンパク質を控えめに」。かつてはそう言われていました。しかし最新の獣医栄養学では、この考え方は見直されています。

シニア犬が最も注意すべきリスクのひとつがサルコペニア(加齢に伴う筋肉量の減少)です。筋肉量が落ちると、歩行困難や寝たきりにつながる可能性があります。

筋肉を維持するために必要なのが、十分なタンパク質です。現在の獣医栄養学では、健康なシニア犬にはDM(乾物)ベースで28〜30%以上のタンパク質が推奨されています。

ただし、腎臓に問題がある場合はタンパク質の制限が必要なこともあります。持病のある子は、必ずかかりつけの獣医師に相談してください。

📊 シニア犬のタンパク質 ― 旧常識 vs 新常識

❌ 旧常識:シニア犬はタンパク質を減らすべき
✅ 新常識:健康なシニア犬はDM28〜30%以上が推奨
⚠️ 例外:腎臓に問題がある場合は獣医師に相談

グレインフリーのリスクを知っておく

「穀物不使用のほうが体にいい」というイメージが広がっていますが、注意が必要です。

FDA(米国食品医薬品局)はグレインフリーフードとDCM(拡張型心筋症)の関連を調査中です。報告された1,382件のうち91%がグレインフリー製品でした(出典:FDA, DCM Investigation Updates, 2024)。因果関係は未確定ですが、穀物アレルギーの診断を受けていなければ、穀物入りフードでも問題ありません

愛犬に合ったフードを選ぶ5つの判断軸

「シニア用」の表示ではなく、以下の5つの視点で愛犬に合ったフードを見つけましょう。

🐕 あなたの愛犬に合うフードタイプ診断

体重が増えた → 低カロリーフード(340kcal以下/100g)
体重が減った → 高カロリーフード(360kcal以上/100g)
食べにくそう → 小粒 or ウェット(8mm以下・ふやかし対応)
持病あり → 療法食(獣医師に相談)
元気で問題なし → 成犬用を継続でもOK

① 体重の変化で選ぶ

シニア期は代謝が落ちるため、同じ量を食べていても太りやすくなります。逆に食欲低下で痩せてしまう子もいます。まずは体重の変化を確認しましょう。

② 食いつき・噛む力で選ぶ

シニア犬は歯や顎の力が衰えていきます。粒のサイズや硬さも選ぶ際の大切なポイントです。

③ 持病がある場合は「療法食」が必要

腎臓病・心臓病・糖尿病などの持病がある場合、市販のシニア用フードでは対応できません。

療法食(獣医師の指導のもとで与える専用フード)が必要です。この記事で紹介する13商品は、いずれも「一般食」です。持病がある子は、まずかかりつけの獣医師にご相談ください。

④ 1日あたりのコストで比較する

フード選びでは、月額コストの把握が欠かせません。

価格帯 月額目安(小型犬5kg) 代表的なフード
リーズナブル 約3,000〜5,000円 ヒルズ、ロイヤルカナン
ミドル 約6,000〜8,000円 モグワン、カナガン、うまか
プレミアム 約9,000〜11,000円 オリジン、アカナ

コーネル大学の研究では、価格と栄養品質の間に明確な相関はなかったと報告されています(出典:Cornell University College of Veterinary Medicine)。「高いから良い」とは限りません。

⑤ メーカーの信頼性(WSAVAの5つの質問)

WSAVA(世界小動物獣医師会)は、フードメーカーに確認すべき5つのチェック項目を提示しています。

  1. フルタイムの獣医栄養学専門医が在籍しているか
  2. 自社の研究施設を持っているか
  3. AAFCOの給与試験を実施しているか
  4. 栄養成分の品質管理体制は整っているか
  5. 製品に関する研究論文を公開しているか

5項目すべてを満たすのはヒルズ、ロイヤルカナン、ピュリナなど大手メーカーです。中小メーカーの場合は、最低でも1・3を満たしているか確認しましょう。

シニア犬におすすめのドッグフード13選

ここからは、上記の判断軸をもとに厳選した13商品を4つのカテゴリに分けて紹介します。ランキング(順位付け)ではありません。愛犬の状態に合ったカテゴリから選んでください。

📦 4つのカテゴリから選ぶ

🏥 獣医師推奨
コスパと実績重視
💪 高タンパク
筋肉量維持
🇯🇵 国産プレミアム
原材料の透明性
🛒 通販人気
初めての切り替えに

【比較一覧表】全13商品

商品名 主原料 タンパク質 脂質 カロリー(/100g) 1日コスト(5kg) 特徴
ヒルズ サイエンス・ダイエット シニア小型犬用チキン21.3%13.2%363kcal約100〜140円獣医師推奨No.1
ロイヤルカナン ミニ アダルト8+家禽ミート26%14%378kcal約120〜160円犬種別ラインナップ豊富
ニュートロ ナチュラルチョイス エイジングケアチキン24%13%355kcal約130〜170円市販で入手しやすい
オリジン シニア鶏肉・七面鳥38%15%398kcal約300〜370円タンパク質38%で最高水準
アカナ シニアレシピ鶏肉・魚29%11%335kcal約250〜300円低GI設計
カナガン シニア犬用チキン31%11%340kcal約200〜250円グルコサミン・MSM配合
うまか(UMAKA)華味鶏21.4%9.5%350kcal約250〜290円九州産鶏肉100%
このこのごはん鶏ささみ21.3%8.2%343kcal約250〜280円小粒7-8mmで小型犬向き
ミシュワン シニア犬用チキン22%5.8%330kcal約290〜330円脂質5.8%で最も低脂質
モグワンチキン&サーモン27%10%363kcal約250〜291円全年齢対応で切り替えやすい
アランズ ナチュラルドッグフードラム肉19.25%11%342kcal約200〜240円原材料わずか9種類
ファインペッツ極鹿肉・鶏肉36%20%422kcal約140〜170円消化吸収率87%
アカナ アダルトスモールブリード鶏肉31%17%351kcal約220〜270円成犬用だがシニア初期にも適合

獣医師推奨ブランド|コスパと実績重視

WSAVAの基準を満たし、長年にわたる臨床実績がある大手メーカーのフードです。価格が抑えめで、初めてのシニアフードとして安心感があります。

ヒルズ サイエンス・ダイエット シニア小型犬用

獣医師推奨率No.1のブランドです。グルコサミン・コンドロイチンを配合し、関節の健康維持に配慮した設計。穀物を使用していますが、穀物アレルギーの診断がなければ問題ありません。WSAVAの5項目をすべて満たす数少ないメーカーです。

ロイヤルカナン ミニ アダルト8+

犬種別のラインナップが豊富で、愛犬に合った粒の形状を選べます。L.I.P.(超高消化性タンパク)を使用し、消化への配慮がされています。ヒルズと同様にWSAVAの5項目をクリアしています。

ニュートロ ナチュラルチョイス エイジングケア

ホームセンターやペットショップで手に入る自然派フードです。ふやかしやすい粒設計で、食欲が落ちたシニア犬にも与えやすい工夫がされています。大手メーカーのマース社が製造しています。

高タンパク・肉主原料|筋肉量を維持したい方向け

動物性原材料の配合割合が高く、タンパク質がしっかり摂れるフードです。サルコペニアの対策として、まだ元気なシニア犬におすすめです。

オリジン シニア

タンパク質38%は今回紹介する中で最高水準です。動物原材料80%を使用。グルコサミン1,400mg/kgを含み、関節の健康維持に配慮した処方です。価格は高めですが、品質にこだわりたい方に支持されています。

アカナ シニアレシピ

動物原材料65%を使用しながら、脂質は11%と控えめ。低GI(低血糖値上昇)設計で、体重管理が気になるシニア犬にも向いています。オリジンの姉妹ブランドで、コストはやや抑えめです。

カナガン シニア犬用

チキン51%に加え、グルコサミン・MSM・コンドロイチンを配合。関節の健康維持と筋肉量の維持の両方に配慮した設計です。高タンパクカテゴリの中ではコストが比較的抑えられています。

国産プレミアム|原材料の透明性重視

国産の原材料にこだわり、製造過程の透明性を打ち出しているブランドです。「何が入っているか」を重視する飼い主さんに選ばれています。

うまか(UMAKA)

博多の水炊き料亭「博多華味鳥」で使われる九州産華味鶏を100%使用。グルコサミン・コンドロイチンを配合し、シニア犬の関節の健康維持に配慮しています。ヒューマングレードの原材料で、製造も国内工場です。

このこのごはん

粒サイズ7〜8mmの小粒設計で、小型犬のシニアにも食べやすい形状です。乳酸菌を配合し、お腹の健康に配慮。鶏ささみ・鹿肉・まぐろと複数の動物性タンパク源を使用しています。

ミシュワン シニア犬用

脂質5.8%は今回紹介する中で最も低い数値です。薄型2mm粒で、噛む力が弱くなったシニア犬に向いています。関節の健康維持に配慮した緑イ貝を配合。関節サプリメントと併用する飼い主さんもいます。

通販人気・総合バランス|初めての切り替えに

通販サイトで高い人気を持つフードです。全年齢対応のものも含まれ、シニア期への移行がスムーズにできます。

モグワン

チキンとサーモンを56%使用した全年齢対応フードです。脂質10%と控えめで、成犬期からの切り替えがしやすい設計。「シニア用に切り替えるタイミングがわからない」という方にも使いやすい選択肢です。

アランズ ナチュラルドッグフード

原材料はわずか9種類。「何が入っているかすべて把握したい」という飼い主さんに向いています。ラム肉55%でチキンアレルギーの子にも対応可能。シンプルな成分設計が特徴です。

ファインペッツ極(KIWAMI)

消化吸収率87%を公表しており、少食のシニア犬に適しています。少ない量でも栄養を摂りやすい設計です。初回お試し1,100円で購入できるため、合うかどうかを試しやすいのも魅力です。

アカナ アダルトスモールブリード

こちらは小型犬の「成犬用」フードです。しかし前述のとおり、AAFCOには「シニア用」の基準がありません。動物原材料60%、タンパク質31%の高品質な成犬用フードは、シニア初期(7〜8歳)の選択肢として十分に成立します。成犬期から与えていた場合、あえて切り替える必要がないケースもあります。

フードの切り替え方

新しいフードに切り替える際は、7〜14日間かけて段階的に移行するのが基本です。急に変えるとお腹を壊す原因になります。

日数 旧フード 新フード
1〜3日目75%25%
4〜6日目50%50%
7〜9日目25%75%
10〜14日目0%100%

食いつきが悪いときの3つの工夫:

  1. ぬるま湯をかける:香りが立ち、食欲を刺激しやすくなります
  2. トッピングを加える:ゆでた鶏むね肉やささみを少量のせる
  3. 人肌程度に温める:電子レンジで10秒ほど温めると香りが増します

筆者のマルプーもフードを切り替えた際、最初の2日間はほとんど食べませんでした。ぬるま湯でふやかしたところ、3日目から完食するようになりました。焦らず見守ることも大切です。

よくある質問(FAQ)

Q1. シニア犬用フードに切り替えるタイミングは?

小型犬は7〜8歳、大型犬は5〜6歳が目安とされています。ただし年齢だけでなく、体重の変化・食欲・活動量を見て判断しましょう。元気であれば、成犬用フードを続けても問題ありません。

Q2. シニア犬にタンパク質を減らすべき?

腎臓に問題がなければ、減らす必要はありません。むしろ筋肉量の維持にはDMベースで28〜30%以上のタンパク質が推奨されています。腎臓の数値が気になる場合は、血液検査のうえ獣医師に相談してください。

Q3. グレインフリーとグレインインクルーシブ、どちらがいい?

穀物アレルギーの診断を受けていなければ、穀物入り(グレインインクルーシブ)で問題ありません。FDAがグレインフリーフードとDCMの関連を調査中であることも考慮すると、あえてグレインフリーを選ぶ理由は薄いと考えられます。

Q4. 手作りごはんとドッグフード、どちらがいい?

栄養バランスの面では、総合栄養食のドッグフードが安心です。手作りごはんは栄養の偏りが起きやすく、特にシニア犬では必要な栄養素の不足が心配されます。手作りを取り入れたい場合はトッピング程度にとどめ、ベースはドッグフードにするのがおすすめです。なお、犬に与えてはいけない食材もありますので、犬が食べてはいけないものも確認しておきましょう。

Q5. ドッグフードランキングは信用できる?

多くのランキングサイトは、アフィリエイト報酬額の高い商品を上位に配置しています。「○○ランキング1位!」という表記は参考程度にとどめましょう。大切なのは、愛犬の体重・体質・持病に合っているかどうかです。

まとめ

シニア犬のフード選びで大切なのは、「シニア用」の表示に頼るのではなく、愛犬の状態に合った判断軸を持つことです。

5つの判断軸をおさらいします:

  1. 体重の変化で選ぶ(太り気味 or 痩せ気味)
  2. 食いつき・噛む力で選ぶ(粒サイズ・ウェット/ドライ)
  3. 持病がある場合は療法食を獣医師に相談
  4. 1日あたりのコストで現実的に比較する
  5. メーカーの信頼性をWSAVAの基準で確認する

おすすめを決めるのは、ランキングサイトではありません。愛犬を毎日見ている飼い主さん自身です。この記事の判断軸を参考に、愛犬に合ったフードを見つけてください。

迷ったときは、かかりつけの獣医師に相談するのが最も確実です。次の健康診断のときに「うちの子に合うフードは?」と聞いてみてください。

筆者が選ぶ「迷ったらここから」の3商品:

※この記事は複数の獣医師監修の信頼できる情報源をもとに作成しています。愛犬の健康状態や持病によって最適なフードは異なります。フードの変更は、かかりつけの獣医師にご相談のうえ行ってください。

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